餌をあげて見せてるだけじゃない!動物園と水族館の重要な4つの役割! | アラフェネ動物記

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こんにちは、<アラフェネ>です。

 

今回は、<動物園・水族館の役割>の記事になります。

 

多くの珍しい野生動物を間近に見ることができ、野生動植物を絶滅から守り、研究を行う施設と

されている一つの施設として、地球環境における大きな社会的役割を担っています。

 

今回は、国際的に定められている動物園の4つの役割<種の保存、調査研究、環境教育、レクリエーション>について書いていきたいと思います。

 


 

  動物園・水族館とは?

本題に入る前に、動物園・水族館とはどういった施設なのか、改めてみていきたいと思います。

 

 

 

〇動物園・水族館

動物園・水族館とは、一般的に生きた陸上動物、水族館では水棲哺乳類(アシカ、アザラシ、ラッコなど)水棲鳥類(ペンギン、ウミガラス、カツオドリ)や魚類などの水生動物を飼育し、種の保護繁殖、調査研究、教育、一般公開などを行う<生体博物館>のことです。

半水生動物である、<アシカ・アザラシ・ラッコ、ペンギン>などは、動物園・水族館関係なく飼育展示されていることも多いです。

 

飼養展示形態は異なりますが、その他の施設として、<サファリパーク>、<移動動物園>、<鳥類や爬虫類園>、<触れ合い牧場>なども同じ扱いです。

 

 

(上からアムールトラ、アミメキリン、カバ、ミナミクロサイ、ニホンコウノトリ)

 

基本的に動物園・水族館で飼育される動物には、絶滅の危険性が高い動物種

大半を占めており、種を途絶えさせないように、保護繁殖を行ったり、

繁殖に関する研究や調査活動、生態の一般公開による環境教育活動など

多種多彩な役割を担っています。

 

 

 

 

到津の森公園〜市民と自然を結ぶ窓口〜

 

現在、<日本動物園水族館協会【JAZA】>が加盟している、動物園、水族館は動物園が91園、水族館が57園になり、非加盟が67園、73館の140施設

よって合計数は、158園、130館で、計288施設となっています。(2019年)

 

 

日本の水族館の数ですが、世界的にみても国土の大きさとは裏腹に、

世界第2位となっています。

これは、国土の大部分が海に面している関係上、水棲動物を飼育するうえで、様々な

利点があると考えられます。

 

 

元々、動物園は紀元前の上流階級から始まり、動物を見世物として楽しむ、貴族の娯楽的、政治的友好的、コレクション的な色が強く、現在の動物園ような種の保存に特化した施設ではありませんでした。

 

 

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現在は、1828年のロンドン動物園をはじめ、単に動物を見世物として扱う施設ではなく、絶滅動植物種をなどを保護、研究、教育を行うための施設として現在の動物園が確立されています。

 

 

〇役割

先ほども、前述したように、

現在の動物園・水族館は、絶滅の危険性が高い動植物種を保護する施設ということですが、国際的に明確に定められている4つのカテゴリとして、

 

①種の保存

②環境教育

③調査・研究

④レクリエーション

 

とされています。

 

今回はこの4つの役割について、少し深堀をしていきます。

 

 

 

  種の保存

 

 

最初に<種の保存>です。

名前の通りですが、種を途絶えさせないように生存・繁殖させることです。

 

 

 

 

 

 

動物園・水族館では、世界の野生動物の中で、特に絶滅が危ぶまれている種を中心に、

保護したり、繁殖行い、生息数を回復させる役割を担っています。

動物は、いわゆる地球の財産であり、次の世代につないでいく必要があります。

 

IUCN Red List - Wikipedia

 

 

LC:軽度懸念 Least Concern 十分な生息数

NT:準絶滅危惧 Near Threatened  環境条件によっては絶滅危惧

VU:絶滅危惧Ⅱ類 Vulnerable 絶滅の危険性が高い

EN:絶滅危惧ⅠB類 Endangered IA類ほどではないが近い将来絶滅

CR:絶滅危惧ⅠA類 Critically Endangered 近い将来絶滅する危険性

EW:野生絶滅 Extinct in the Wild 飼育下・栽培下のみ 域外で野生化した状態

EX:絶滅  Extinct  絶滅し、地球上では存在しない種

 

日本では、関連法律として<種の保存法、自然公園法、自然環境保全法>という法律が存在し、環境省の<レッドリスト>とよばれるものに登録がされ、絶滅が非常に危ぶまれている動植物種などを<特別天然記念物><国内希少野生動植物種>に指定する場合があります。

 

 

種の保存は、動物の亡骸を保存研究し、今後の現在の生存している動物の繁殖につなげるという意味合いも持っています。

死亡した動物などは、今後の研究材料や博物館への標本展示などがされることがあり、

ここで得た情報などは、次の世代の動物を飼育するうえでの重要な資料になることもあります。

 

 

  環境教育

続いて、<環境教育>です。

 

動物園・水族館は、野生動植物の生理・習性・生態などの関連情報を一般公開することで、自然科学教育の橋渡しを

行っています。

 

多くの施設が共通ですが、通路を歩いていると、展示エリアのいたるところに、動物などの細かい情報が多く書いてあるのがわかると思います。

これは来園者に単に動物を見てもらうだけではなく、野生動物の事について、種名、生息地、分類、生息状況、どんな動物なのかを学んでもらうための工夫がされています。

 

 

 

フリーフライトバードショーパフォーマンス Wings [4/6] (神戸どうぶつ王国) 2021年3月29日 - YouTube

そのほかに、実際に担当をしている飼育員が時間を設けて動物についてのお話会などを開催したり、

動物などを用いたショーパーフォーマンスを通じて興味を持ってもらったりと、様々な取り組みがされているようです。

 

最近の動物園・水族館では、全世代が楽しく学べることとして、ショーやパフォーマンスなどを交えながら動物の

解説を行っているパターンが多い傾向にあります。

 

 

 

一般的な義務教育(小・中学校)では、野生動物に関するカリキュラムがほんのわずかしか、組まれていない場合が多く、

理科という教科の一部分でしか学ぶ機会がないので、大半の内容を自主的に学ぶしかありません。

また郊外学習として、学校側が施設と合同で学ぶ機会もあるかとは思われるんですが、交通費や時間がかかることや受験の事もあり、ほとんど学校が行われていないこと多いのが現状です。

 

 

YouTube ロゴ に対する画像結果X ロゴ に対する画像結果

現在は、新型コロナウィルスの自宅待機による来園者現象の影響を受け、SNS<Youtube,X,インスタグラム>を使った情報発信が飛躍的に行われるようになっており、動物の様子や解説、LIVE配信などを通じて交流するという取り組みがされています。

 

その為、動物園・水族館は野生動植物を学ぶ上ではこの上にない場所であることから、この積極的な情報発信が求められています。

 

 

 

  調査研究

つづいて、<調査研究>です。

 

 

野生動物を安定的に飼育・展示・繁殖し、生理・習性を発揮させるには、動物の研究や調査は必要不可欠な要素となっています。

 

 

基本的に野生動物は、その生息環境に合わせた、生理・習性を持っており、それを研究し、理解しないことには、

動物の飼育展示が困難とされています。

最近では、動物の生理習性を引き出すための展示<環境エンリッチメント>の重要性がますます高くなっていて、

施設で元気よく暮らしていく為はもちろんですが、現在野生動物を捕まえることが、現在非常に難しく

繁殖により数を増やしていく方法が一般的とされています。

 

 

 

基本的に野生動物は、各動物園・水族館同士で個体を交換し、ペアリングを行い繁殖を行う、いわゆる(※1)<ブリーディング・トレード【BL】>が行われています。

これは日本の動物園同士はもちろん、世界の動物園とも行われることがあります。

展示エリアの横に、動物の施設や家系図が掲示されていることがあるのが見えると思いますが、大半動物が施設での繁殖により、

誕生した個体だとわかると思います。

 

 

野生動物の繁殖は、繁殖に特化した改良を加えた家畜種とは違い、繁殖が極めて難しく、時間・季節・相性・栄養状態・ストレスなど多種多様な要件が複雑に絡み合うので、飼育歴が長い施設や担当飼育員でも困難といわれ、仲のいいオスメスを

合わせたからといえ、必ず元気な赤ちゃんを出産するとはかぎりません。

 

その為、少しでも繁殖率が高まるように、毎日、各研究機関と協力して日々調査研究が行われています。

 

 

 

  レクリエーション

 

最後に<レクリエーション>です。

 

これは、前述した<環境教育>つながるものがあるのですが、

実際に一般の多くの方が来園し、5感を通じ、動物たちを観察するという事です。

 

 

現在は、インターネットをはじめ、SNS(YouTube、X【旧Twitter】、Instagram、TikTok)など動画や画像などを

投稿することで、全世界中の人々に動物関連の情報を手軽にいち早く広めることが可能になっています。

新型コロナウィルスの影響による自宅待機によって、来園・来館できない方が多い影響で、それを更に加速しましたと

言われています。

 

 

しかし、動物の生の動きや鳴き声、匂い、ふれあい、イベント(パフォーマンス)などはやはり来園・来館してはじめて

得られるものが数多くあり、実際に足を運んでみると新たな発見が生まれることもあります。

 

 

 

 

 

 

実際、<動物園・水族館>の役割は野生動植物種を守るうえでは、非常に多岐な役割を担っており、

全てを書くことはできませんが、今回は一般的に知られている代表の4つを掘ってみました。

 

動物が珍しい、かっこいい、可愛い、どんな理由でもいいので、一人、友人、家族、恋人などで一度

動物園・水族館に訪れてみるといいと思います。

 

指定された日時にイベントが行われているのですが、動物の目の前で解説したり、パフォーマンスなどを

行っているので、楽しく学べるのでお勧めです。

 

 

以上が<動物園・水族館の役割>記事でした。

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貴重なお時間の中、ご購読頂き、ありがとうございました。

 

私がいつも視聴している動物園のチャンネルをリンク集に載せましたので、是非見てみてください。

 

 

 

 

 

※1<ブリーディング・トレード>

繁殖を目的とし、施設<動物園・水族館など>の間で動物種を交換し、ペアリングすること。

ある個体が、その施設での繁殖が難しいと判断した場合に片方の個体のみを移送、または両個体

を移送しペアリングさせることがある。

特に、種の絶滅が最も危ぶまれる種が頻繁に行われる傾向があるが、

必ずしも、繁殖に結びつくとは限らない。(ハシビロコウ、スナネコ、コツメカワウソ、ホッキョクグマなど)

日本国内のみならず、世界の施設間とのトレードも行われることもあるため、トレードの申請も

その国にあった言語で申請する必要がある。

 

 

 

 

  リンク

 

〇<日本動物園水族館協会【JAZA】>さんのHP↓

JAZAについて | 動物園と水族館

 

 

 

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