シャチホコポーズとは・・・
メスのインコが上半身を反らせ、尾羽を上げ交尾を受け入れる姿勢です。
当家のアキクサインコのハルとチャチャはメス同士。
普通に考えればシャチホコポーズはしないのだけど・・・してしまう。
チャチャは私を対象としてたまにギャギャギャと鳴いています。
(すまん、チャチャの求愛鳴きは下品と言うか、可愛くない)
鳴き声は可愛くないけど、本当はビビりで優しい姉さんです。
で、本格的に行うのはハルです。
ほぼ毎日、午前中に行います。
対象は同じメスのチャチャ。
今日もね、やっていました。
ハル
「チチチチ・・・」
(ハルの求愛鳴きは小さく可愛く鳴きます)
チャチャ
「ハルちゃん、違いますよ」
「ワタチは女子でちゅよ」
ハル
「チチチチ・・・」
チャチャ
「違うっていうの==」
シャチホコポーズを止めないハルに対してチャチャはガブガブ咬みつくのです。
もちろん、本気ではないだけど、鼻やクチバシをずっと甘噛みします。
大体、20~30秒続くと解散になります。
飼い主的にはちょっと切ないですが、儀式の様に行います。
以前からお話ししているように、ハルは知能が高い個体。
弱者の小鳥では考えられない行動を幾つも行います。
チャチャへのシャチホコポーズは間違ってはいるけど、その行動の一環だとも思っています。
そんなハルは部屋中の様々な場所で過ごすことが出来ます。
狭い部屋ではあるけど、ハルが止まれる場所は数十か所に及びます。
同じアキクサインコのチャチャや文鳥のシルバは5~6か所がいいところです。
小鳥(飼い鳥)にとって、未知の場所に止まるというのは大きなリスクになりますので、出来る限り安全な場所を厳選して過ごしたいのです。野生種の場合は、エサの関係や気象、外敵等々のリスクがあるので、むしろ多くの場所を移動するのが普通なのかもしれませんが。
一見矛盾した話ですが、エサや水が確保され快適な室内で残されたリスクは止まり場所だけなのです。
(私見ですけどね)
でね、先日の話・・・・
ハルが行方不明になりました。
まあね、新しい止まり場所を常に探しているので、たまにあることなのですが。
しかし~~~探した~~
TV、食器棚の上、エアコンの上、鳥タワー、キッチンの床、シーリングファンの上、カーテンレール1、2、3、掛け時計の上、ぬいぐるみの上、ファンヒーターの上、PCの上、オープンレンジの取っ手、暖簾の棒の上、キッチンカウンターの上、カゴの中、コタツの上、冷蔵庫の上、コーヒーメーカーの上、オーブントースターの上、カゴの仕切りの上、ソファの上。
全滅、どこにもいない 泣
少し焦って来たけど・・・
外に出ることは出来ない。
危ない物もない。
でも、気配がない。
少しマズい事態なのか?
ん~~残された手は未知の領域を探すしかない。
今まで一度も止まったことのない場所。
捜索を開始してすぐに発見しました。
保温中の炊飯器の上でフリーズしていた。
本人協力の再現画像↓
ハル
「ここは暖かいから気持ちよかったのだ」
よかった、これで炊飯器も捜索リストに追加できたので、次からは早く確認できるってなるか~~い!!!
どんだけ探検家じゃ!という話です。
まあ、ハルみたいな個体が野生では群れを引っ張るのかもしれませんね。
おわり



