寿命 |   Flying in the sky Sasuke

  Flying in the sky Sasuke

   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

当家の文鳥のシルバ君は7歳11か月弱

 

 

いつお迎えが来てもおかしくない。

 

簡単にサクッと書いているけど、もちろん望んでいない。

 

出来ればずっと生きていてほしい。

 

でも、老化は否めない。

 

元気は元気ですよ。

部屋で遊ぶけど・・・手の中で眠る時間もありますが。

 

甲状腺腫の初期症状が何度かあったけど、クチバシが無いけど、元気に暮らしてきた8年弱。

 

暗い?

 

でもね、寿命はやってくる、それも近い。

 

鳥の場合、突然死は多い。

出来ればそれを願う。

弱って弱って亡くなるより、ある日、突然、尽きた方が幸せだったと思ってしまうのです。

もちろん、1歳や2歳での突然死は可哀そうだと思うけど、8歳になる文鳥なら良いと思うのです。

誤解の無いように言えば、私の精神的ダメージの有無は関係ありません。

 

高齢の小鳥が苦しむ先にあるのは寿命が尽きる瞬間。

元気で暮らしてきた挙句に苦しむのは可哀そうでしょ。

ならば、苦しむ時間はない方が幸せなのだろうと思うのです。

それもあって、鳥専門病院とは大きく距離を空けているのです。

当家の3羽の小鳥は5歳~8歳弱の中年から高齢者の方々。

そんな鳥たちに無意味な延命治療はしない。

そもそも弱い小鳥なので、確定診断すらできないのなら、病院は寿命を縮める要因以外の何者でもないのです。

(私見ね)

 

で、近いとはいえ、その瞬間がいつに来るかは分からない。

だからこそ、通常通りの長時間放鳥を続け、見守っている。

私が出来ることはそれしかないから。

 

あとね、亡くなった鳥たちが当家で過ごした時間は何だったのか?と考えることがあります。

飼い鳥として当家に来て過ごした。

もし、野生種なら多くの仲間と過ごしたはず。

野生種ならリスクもあるだろうけど、自由に空を飛んだはず。

私は何を与えることが出来たか?

満足だったか?

 

簡単なようで答えは出ない。

だから、行きつく先は放鳥一択。

 

ここでスズメの話を・・・

 

 

前記事で書いたようにスズメの観察にハマっている私。

 

突然ですが、野生のスズメの寿命をご存じですか?

保護されたスズメの場合の寿命は8年前後。

同じスズメ目の文鳥も飼い鳥は8年前後です。

 

で、野生のスズメの寿命は1~2年です。

 

戦時中の日本ではないのですが、過酷な環境下では外敵の影響もあり、一説には1歳程度とも言われています。

 

スズメは日本家屋の鬼瓦部分に営巣します。

建物の近代化に伴い営巣場所の減少も相まって、生息数の減少も寿命の減少に関係しています、多分。

 

スズメの寿命がハムスターと一緒って。。。

(ハムスターを悪く言うつもりはないのですが、短命で有名なのがハムスターです)

 

そんなことを知るとなお更切ない。

 

自然で自由に暮らす鳥

人間に囲われる鳥

 

飼い鳥は長寿だけど・・・・幸せなのかな・・・

 

話はまとまらないけど、飼ったからには出来る限りの放鳥をしてほしいという話です、きっと、多分、そうなのか?

 

最後に野生のセキセイインコの映像(BBC)をどうぞ。

何千何万と飛ぶ様は圧巻です。

セキセイインコってね、アキクサインコやオカメインコと同じで尾羽も長いし、翼も大きい。

要は十分な飛翔力を持っているのです。

だからね、放鳥はね、なるべくしないと可哀そうなのです、しつこい?