ちょうど1週間前の話です。
1日のアクセスは5000を超えました。
鳥カテの総合ランキングは2位まで上昇。
その後も、10位以内に3度ランクインしました。
アクセスの多くはシルバの怪我の記事に向いています。
気になって調べると、X(旧ツイッター)で拡散されていたようです。
「あ~拡散ってこういうことなんだ」と思ってしまいました。
5000アクセスは多いとは言いません。
しかし翌日以降も、アクセスは落ちつつも続いたのです。
もし、悪意のある拡散であれば、もっと勢いがあったでしょうし、私自身、大きなダメージを受けたハズです。
まあ、悪意と言うかネガな拡散をされるということは、私にも問題があるのでしょうが・・・
というか、私は悪いことはしていませんよ、シルバの事故の記事が拡散されたということは、同じような怪我をした鳥が居たということです、きっと。
通常、当ブログは外部からのコメントを受けていません。
(過去に嫌なことがあったためです)
しかし、今回は外部からのコメントをオンにしました。
もし、緊急を要する方が居たらという思いでした。
結果として、少しだけお役に立てたかな?と今は思っています。
そして、今現在は以前同様、外部からのコメントはオフにしています。
(アメブロIDをお持ちの方のみONです)
今回、何かあった訳ではありませんよ。
むしろ、ONにして良かったと思っています。
が、承認制とは言え、外部からのコメントは容赦ない場合もあるので、定位置のアメブロIDを持っている方のみのコメント可にしたのです。
そこで改めて思いお伝えしたいことがあります。
小鳥のクチバシの脱落は多いのです。
人間の歯のようなものだと思っている方が多いけど、鳥のクチバシは歯に比べもろく柔らかいのです。
縦方向は薄くなってたり、尖っていたりします。
そのお陰で、種子の皮を簡単に剥くことが出来るのです。
しかし、強度自体は低いので、横から咬みつかれると簡単に折れます。
事故で何かに挟まれば、すぐに根元から脱落します。
当家のシルバは、上下のクチバシが脱落しました。
顔中血だらけで生きて行くことは出来ない。
当初はそう思っていました。
下記の写真は過去に一度だけ投稿したものです。
当時の精神状態でこのようなシルバを写真に収めることは出来なかった。
しかし、子供がiPadで撮影していたのです。
(事故から2週間後の撮影)
初めてご覧になる方は、信じられないでしょう。
グロテスクで恐ろしい?
私たち家族も大きな悲しみと絶望に包まれました。
素人が見ても安楽死以外の選択肢が無かったのです。
獣医師も手の施しようが無い為、安楽死を否定しなかった。
(当時、獣医師曰く、自分で食べることは不可能です)
でもね、安楽死はしなかった。
だってシルバは死ぬつもりが無かったのです。
明日も明後日もずっと生きる、それを疑わなかった。
そういう強い意思を感じたのです。
だから、家族全員で支えました。
奇跡的な経過をたどり、事故から、6年6か月。
本日撮影のシルバ君(7歳2か月)です↓
ちょっとマッタリしているので、アイリングは落ち着ていますが健康そのもの。
文鳥得意の傾げポーズでこちらを見ている図です。
別人!?じゃないよ。
上の2枚は同一のシルバですよ。
そんなシルバのクチバシは右側だけ土台が少し残っています。
それ以外、上クチバシ、下クチバシ左側は完全脱落で何もありません。
(下クチバシ左側は骨が露出しています)
シルバは右の土台を餌箱に入れ、隅に押し当てエサを食べています。
水も同様にして飲んでいます。
(シルバは事故から2か月をかけ自分で食べる方法を見つけたのです)
土台は伸びてくるのですが、当然、クチバシのような形にはなりません。
巻き込みや変形するのを防ぐため、適度に爪切りでカットしています。
事故を起こした飼い主が言うことでは無いのですが、シルバに比べればクチバシが折れるぐらいは軽傷です。
小鳥は怪我に強いのです。
愛鳥が諦めていないのに飼い主が諦めないでください。
とかなんとか書いていると・・・・カレンダーに降臨する者が・・・
飼い主
「お~~い、止まってるんか?」
ハル
「そうでちゅ、と、と、止まってるでちゅ」
飼い主
「そこ止まるとこやないぞ!」
ハル
「い、い、いいのでちゅ」
飼い主
「プルプル震えてるけどな・・・」
ハル
「心頭滅却すれば火もまた涼し、でちゅ」
飼い主
「でも、プルプルが止まらんけどな」
訳の分からないチャレンジをいつもするアキクサインコのハル。
気性が荒いけどハルには滅法弱いアキクサインコのチャチャ。
そして、おじいちゃんになったけど、元気いっぱいの文鳥のシルバ。
今日も、ゆったり時間が過ぎていきます。
おわり