闇を走る |   Flying in the sky Sasuke

  Flying in the sky Sasuke

   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

アキクサインコってね、走りますよ。

 

私が追い掛けるとーーー

 

(断っておくと、必要があるから軽く追い掛けるのです)

 

もうね、短い脚で走る。

 

バランスが悪くなると羽を少し広げて尚も走る。

 

挙句にテーブルの下に隠れる。

 

その気になれば必要十分な飛翔力があるのに。

 

午後放鳥は気配を消すこともしばしば。

 

 

↑もうね、ピクリとも動かない。

アキクサ地蔵なんて呼ぶ人間もいる。

 

PCに向かって集中していると、消えることもある。

 

探すと、仕舞忘れたシーリングファンの上に居たりする。

 

 

部屋の隅なので実際はもっと暗い↓

 

 

↓同じアキクサインコのチャチャは固まることは少ない。

 

 

もっぱら固まっているのはハルです。

 

まあ、個体差なのだろうけど、暗闇での適応能力は2羽とも同じです。

 

2~3年前のアキクサパニック時(夜中)

カゴ内で暴れるハルを捕獲して手で包みました。

治まるのを待っていたら、指の隙間から飛んで行った。

灯りは付けていなかったのですが、真っ暗な室内をゆっくり飛んでいるのです。

それもどこにもぶつからず。

 

あ~見えてるね~

ほんと真っ暗なのに。

 

でね、最近、試しにコタツの中に入れて見たのです。

昔のコタツは赤く光っていたのですが、最近のは全く光らない。

だから、コタツも真っ暗な世界。

 

すると、コタツの中を探検し始める。

怖がるでも、暴れるでもなく、ただ、歩き回る。

まあ、冬だし、アキクサ的には暖かいコタツで暮らしてもいいかな?って感じかな?

 

夜行性では無いですよ、でも、アキクサインコは暗闇に強いのです。

実際、自然種は日の出前や日没後に行動することもある。

 

一方、文鳥のシルバくんは暗闇が嫌い。

暗い世界では全く動かん。

就寝時に遮光カバーを掛けると、即座に固まる。

アキクサ達は遮光カバーを掛けても、止まり木を行ったり来たり、挙句に小さく呼び鳴きまでする。

 

アキクサインコってね、ほんと変わったインコ。

人間とは距離を置くけど、肩や伸ばした足には止まる。

 

だからね、濃いコミュニケーションを取りたい方は迎えない方がいい。

だって、アキクサインコのストレスになる。

そして、オスであっても人間の言葉をしゃべるのは苦手。

(セキセイインコのようなしゃべりは出来ない)

 

で、走り回ることも多いから、小さな子供さんやお年寄りがいる家庭で飼うことは勧めない。

これも数年前ですが、私が室内を歩いていると・・・

足を下ろす瞬間、アキクサが足の着地点に駆け込んできたのです。

結果、私の足の裏とアキクサの背中が接触しました。

でもね、そういう状況になることは想定済みで暮らしているので、足は踏み込まず、かすっただけです。

もちろん、アキクサは無傷。

 

アキクサインコや文鳥のシルバと暮らすようになって、歩くときはほぼ、すり足のような感じでゆっくり移動するので、万一、アキクサインコが駆け込んできても、回避できるのです。

 

情報としては殆ど出てこないけど、アキクサインコの踏みつけ事故は多いと思っています。

 

アキクサインコのルビノーは綺麗だし大人しいけど・・・でも言ってみれば、少し難しいインコです。

書籍では大人しいし、鳴き声も小さいし、夜間放鳥もOKみたいなことも書いていますが、それは人間サイドの勝手な言い分。

 

同種多頭飼いを行えば、大きな声で呼び鳴きもするし、活動的な時間もあります。

何度もお話ししているように、アキクサにとっても午前放鳥が一番喜びます。

夜間は動きが少なく、放鳥をしても動きません。

 

参考までに。。