ハル
「見て見て!痩せたでしょ!!!」
飼い主
「全然、痩せていません、本日の体重は48.9gです」
飼い主
「体を伸ばして、痩せてる感をだしてもダメ~~」
という会話が成り立ったかどうか分かりませんが、ダイエットは開始したばかり。
それに、混合ダイエットシードも届いていないので、今は現状維持でも良いのです。
エサ箱の中身は国産の混合シードですが、量を大幅に減らしているので、好きなものを選り好みし辛い。
つまり、以前に比べれば体重は落ちています。
というか、このやり方でも1か月で3~4gは落ちそうだけど・・・
まあ、バランスや健康を考えたら、しっかりやった方が良いな。
だから、やっぱり混合ダイエットシード待ち。
一方、前記事で触れたチャチャ(ハルと同じ全長)の本日の体重は44.1g
チャチャはね、冬場は47g前後まで上げて、夏は必ず落とすのです。
通常は7月上旬に43g前後まで落ちます。
最初は病気かと思ったけど・・・
恒温動物なので、冬場は脂肪を付け、夏場は脂肪を落とす。
言ってみれば、当たり前。
ただ、飼い鳥の場合、寒暖差が無かったり、エサが常にある為、そういう個体は少ない。
しかし、チャチャはやってしまうのです。
そこはね、凄いと思うと同時に健康な証拠なのです。
そうそう、ベルクマンの法則ね。
簡単に言えば、同じ種や近縁の種は大型の個体ほど寒冷地に生息するという話です。
例えば、クマを例に取れば、熱帯に生息するマレーグマは体長140cm程度。
アジア~日本の暖温帯に生息するツキノワグマは体長130cm~200cm
北海道のヒグマは150cm~280cm
北極のホッキョクグマは300cmにもなる個体がいます。
恒温動物の場合、体重が増加しても体表面積は完全に比例して広くなるわけではありません。
クマで言えば、全長が1.2倍になると体重は1.728倍、体表面積は1.44倍になります。
つまり、大きくなる(太る)ということは、体表面積が小さくなるということが言えるのです。
体表面積が小さくなれば、熱の放出量も抑えられます。
よって、寒さに強くなります。
だから、北に行くほど大型の種が多いのです。
もちろん、人間も同じで、ふくよかな方は寒さに強い傾向ですし、逆に暑さには弱い傾向です。
まあ、人間には文明がありますので、そこら辺は大きな問題では無いのかもしれませんが。
ベルクマンの法則に則って言えば!!
絶賛、太ってるアキクサインコのハル・・・
「暑くない?」
「辛くない?」
なんて聞いてみても、
ハル「問題ないです」
と興味を一切示さない。
だってね、体温40度以上あるからね~
少々、太っても関係ないよね~
というお話でした。
そうそう、久しぶりに動画を上げました。
チャチャとハルの鳴き声満載の動画です。
よろしければご覧ください。
チャチャとハルって鳴き方が全く違うのです。


