↑文鳥のシルバ君はアキクサインコのハルのクチバシに付いた毛が気になってしょうがない。
この後、毛を取ろうと何度もチャレンジしていました。
シルバにはクチバシが無いのでうまく行かず、仕舞にはハルが逃げ出しました。
これって不思議な光景です。
人間的には取ってあげているという解釈になりがちですが、仲間でもないし、言葉も通じないので多分違う。
ハルのクチバシがいつものクチバシではないので興味を持ったということだと思います。
シルバ「お前、何か付いてるぞ!それは何だ?」
仲間ではないけど、隣人のような関係性があるのです。
ハルは表面上、温厚でおっとりのアキクサインコのメス、シルバは単純激怒のオス文鳥。
仲良しではないけど、険悪な関係でもない。
だから、すぐ側に居ても大きな問題はない。
とは言っても、やはり、文鳥、特にオス文鳥は気性が荒くインコとの多頭飼いは難しい。
だから、文鳥の同種多頭飼いは多いけれど、インコとの多頭飼いは少ない。
多種多頭飼いで言えば、同じオーストラリア系のセキセイインコとオカメインコは良い関係を保っている例が多いかな?
同じくアキクサインコもオーストラリアだけど、個人的な見解を言えば、多種多頭飼いは向いていない。
紹介サイトでは大人しいので他種との同居も可能ですよ!?みたいな書かれ方をしているけど、人間と距離を置く種類なので、鳥同士であっても、ストレスを抱えるだろうし、表面上は兎も角、内面は気の強い個体も多い気がする。
やはりアキクサインコは多種多頭飼いに向いていないと思うのです。
当家?
何度もお話ししていますが、文鳥のシルバには文鳥のパートナーがいました。
しかし、亡くなり、シルバはクチバシが無くなった。
全ては私の責任。
クチバシの無いシルバに仲間を迎えることが出来ず今に至るのです。
話は核心へ・・・多種多頭飼いで大きな問題になるのはケンカ。
これまた勝手な見解を言えば、ただ単に仲が悪いという事例もあるのだろうけど、焼きもちもあると思うのです。
例えば、飼い主に可愛がられることへの焼きもち。
それと、圧倒的な体格差。
ぶっちゃけ、体格差があれば、それだけで小さい方は大きなリスクが存在する。
そのリスクとは、一瞬で小さいインコのクチバシが無くなってしまうことです。
そんなことは思わず、人間は多種多頭飼いを行うのです。
だから、ケンカでクチバシを失くすインコは多い。
人間の理屈は分かるのですよ。
多種多頭飼いだと雛は生まれない。
難しいですよね。
所詮はペット。
そんなことを思っていない?
でもね、やっぱり、人間の都合で管理しているのです。
当家もそうです。
ただ、出来る限りのリスクは回避しているつもりです。
改めて当家の話をすれば・・・
アキクサインコのチャチャとハルはメス同士。
1歳年上のチャチャもハルも雛から迎え育てました。
(雛の時点では性別不明でした)
↓当時、若鳥のチャチャは1歳年下の雛のハルを可愛がり、大切にしてくれました。
だからね、本気のケンカなんてあり得ない。
↑(本日撮影)
4年たった今もあの時と同じ言葉の通じる本当の仲間なのです。
当然、相手のクチバシを咬み切るようなことも絶対ない。
だから、単独では可哀そう。
多種多頭飼いを行いたいって思う方がいたら考えてほしいのです。
その多種多頭飼いにリスクは存在しないのですか?と。
もちろんね、同種であっても相性はありますよ。
でも、少なくとも多種に比べればリスクは低いのです。
先住の鳥や新しい鳥の幸せや安全を真剣に考えてほしいのです。
おわり