象の神様が降臨したのは1月21日、
あれから18日が経ちます。
簡単に振り返ると・・・
5歳前にして突如、壁紙剥がし職人になってしまったアキクサインコのチャチャ。
チャチャから壁紙を守る為、象の神様はやってきました。
象の神様を見た途端、チャチャは恐怖のあまり、糞をまき散らし逃げまくり。
鳴き叫びパニックから壁に何度かぶつかりました(軽い衝突ですし、すぐ確保したので無傷)
それほど、恐ろしい存在の象の神様でした。
しかし、最初から象の神様に恐怖を感じていない者もいました。
その名はチャチャと同じルビノーのハル↓
この方は根っからのチャレンジャー。
好奇心の塊りで、常に新しい何かを求め続けているのです。
チャチャがビビりまくったのでさすがに少し警戒していましたが・・・
2~3日前には、象の神様の鼻に咬みついていた 笑
飼い主的には嫌な兆候です。
ハルが身をもって安全をアピールしたということは・・・・
本日撮影↓
ハル
「怖くないよ、来てみ、チャチャ」
チャチャ
「だって、怖いよ」
ハル
「大丈夫、私が見張っているから」
チャチャ
「で、で、でも」
ハル
「ね、大丈夫でしょ」
チャチャ
「大丈夫?かな」
チャチャ
「動かないね、平気だね」
ハイ、陥落しました、象の神様。
どうしようかな、次の何かを探さないと。
インコが壁紙を剥がすという行為は個体や種類によって有無がありますが仕方ない。
問題は飼い主が許せるか許せないか?です。
私的には少し困るので、防衛策を講じますが、鳥には申し訳ないと思っています。
でも、これが過発情対策なら、やるしかないのです。
飼い鳥は豊富なエサがあり、快適な温度や安全な環境下にいると、無精卵を産む個体が出てきます。
発情自体は止められないのですが、過発情は止めるというか、期間を短縮しなければならない。
何故なら過発情は無精卵を産み続ける原因になるからです。
私の考え方としては、上記の様にエサ、温度、環境が整うことで、過発情が続く可能性があると思っています。
極論を言えば、エサを3日に一度しか与えない、保温なしで室温5度にカゴを晒す等を行えば間違いなく発情は止まります。
もちろん、飼い鳥なのでそんなことは可哀そうで出来ない。
私も出来ませんよ。
でも、逆に言えば過発情は環境が恵まれすぎているからなるのです。
飼い主が良かれと思って可愛がることが鳥の寿命を縮めているのです。
過発情で無精卵を際限なく産む。
前記事にも書きましたが、そんなことが起こるペットって鳥だけです。
今現在、当家が行っている過発情対策は冬の管理温度13~20度、夏の管理温度上限30度。
何度も何度もお話ししていますが、季節寒暖差管理のみです。
あとはエサは食べ放題、光周期は意識していません、チャチャの発情対象は私ですが、特に対策はなし。
年間の産卵数(無精卵)は秋~春で3~5個を推移しています。
無精卵自体はよろしくないのですが、産卵数としては正常です。
これは自慢ではなく、考え方を伝えたいと思って書いています。
鳥が大切だから・・・ストレスをかけられないという飼い主さん。
でもね、過発情(過産卵)はストレスをかけることで、防ぐことができるのです。
温度にしろ、脅威にしろ、ストレスになります。
いや、温度は違うな、温度は季節を感じることで鳥が自ら発情をコントロールできる大きなヒントです。
いずれにしても鳥のことが本当に大切なら、可哀そうなんて言ってられないのです。
だって、鳥が卵詰まりで苦しんで死んでいくって嫌でしょ。
ちなみに、オーストラリア系のセキセイインコやオカメインコ、アキクサインコ等々は四季のある地域の出身なので、季節寒暖差を使えますが、熱帯出身のインコだと話が変わってくるはずなので注意が必要です。