糞切り網 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

アキクサインコのチャチャの発情対象は、私。

 

私の側で私を観察するのが日課です。

 

 

肩から消えたと思えば、PCの後ろから出現して私を見ている。

 

 

そして、たまに、ギギギ・・・と鳴きつつ、尾羽を上げるのです。

普通のアキクサのメスって、チチチ・・・って可愛い鳴き方をするはずだけど、チャチャってギギギ・・・なんだよね~

 

もちろん、受け入れる訳には行かないから、その都度、優しく追い払っています。

 

数年前は発情抑制(産卵抑制)に腐心していたけど、結局、年に数個の無精卵なので、止めました。

チャチャの頻度であれば、発情抑制のストレスの方が産卵リスクを上回ってしまうのです。

 

でも、鳥飼さんの中には過発情に悩んでいるという方も居ると思います。

年に数個の産卵なら良いのですが、月間で5個も6個も産み、それが続くというのは大問題です。

そこで、参考までに産卵抑制のお話を・・・

 

もうね、いろいろなことを試した結果、効果があったのが下記です。

 

まず、鳥の怖がる物をカゴに入れる。

アキクサインコは臆病なので、それなりの効果がありました。

でも、しばらくすると馴れてしまうのが難点。

馴れたら新しい怖い物を入れる、また馴れる、そうしたら入れるの繰り返しでした。

 

ちなみに、カゴへバードテントや鏡、発情の対象となりえる物を入れるのは絶対NG。

発情抑制どころか、発情促進になります。

 

で、一番効果があったのが隔離。

 

例えば、飼い主が発情対象なら、飼い主が見えないところへ行ってもらう。

他の部屋だとイマイチ効果が薄いので、日に数時間、バスルームやトイレにカゴごと行ってもらいました。

見たことのない狭い空間や水の音は大きなストレスになったハズです。

(冬は温度に気をつける必要があります)

 

あとは再三お話ししているように、寒暖差管理を行うといったところです。

 

鳥がかわいそう?

でも、過発情で無精卵を産み続けるということは、命をすり減らしているのです。

それは飼い主として止めなければなりません。

ここが難しいところで、通常のペットと呼ばれている動物は無精卵を産まない。

可愛がっても、健康リスクは殆どない。

でも、鳥は違うのです。

可愛いから触りまくって、寒いから高温管理(25度前後)をすると年がら年中無精卵を産んでしまう個体が出てくるのです。

正直な話、そういう危うさを理解できない鳥飼さんが多い。

悪気はないし、鳥を大切に思っているのは分かるのだけど。

強い言い方をすれば「無精卵を沢山産んじゃうんです」なんて言っている暇があれば、鳥と会わない期間を作れば良いのです。

バスルームやトイレでは可哀そうなので、別室で飼えば良いのです。

飼い主と鳥が極力顔を合わせない時間を作れば良いと思っています。

結局、飼い主のエゴで崩れたらヤダとか鳥に会いたい、カキカキしたいetcで発情を止められないのです。

鳥にとって本当に何がかわいそうなのか、真剣に考えてほしいと思ってしまいます。

 

すみません熱くなってしまいました。

 

どういう方法にせよ、発情抑制は寒暖差とセットになっていると思います(私見)

たとえ、注射で抑制したとしても、未発情を継続させる環境(季節温度)が必要です。

*小鳥にとって大きなリスクなので、注射はどういう理由であれNGです(当家)

 

飼い主それぞれの考え方があると思いますので、参考程度にしてください。

 

 

話は少し変わって・・・・

 

カゴに付属している糞切り網って全く意味を感じない。

 

昔は使っていましたよ。

土間とは言わないけど、カゴの定位置は玄関でした。

 

鳥カゴは汚い物というか、室内に入れる物ではなかったのです。

そうなると、清掃が行き届かないというか、頻度が落ちます。

敷き紙交換は2~3日に一度。

だから、なんとなく糞切り網は必要だった。

 

しかし、時代は変わり、鳥カゴを室内に入れるのが普通になった今、敷き紙交換は毎日が必須(当家の場合)

 

そうなると、糞切り網いらねんじゃね?と思うようになったのです。

 

だから、当家のカゴには最近まで糞切り網を設置していなかったのですが・・・

 

そうすると、チャチャがカゴの床で巣作り行動をしてしまうのです。

最近始まったことでは無いのだけど、この際、徹底的に発情抑制をしようと思い、糞切り網を初めて設置しました。

(今現在、チャチャの発情は止まっています)

 

でも、アキクサインコって歩くのが得意だから、糞切り網を付けると可哀そうじゃね?と思うかも知れませんが、全然、まったく。

 

だって、チャチャは巣作り行動以外、カゴの底に下りないのです。

ハルに至っては、カゴの底に下りたのを見たことが無い。

文鳥のシルバも見たことが無い。

 

多分、当家の鳥たちは放鳥時間が長いので、カゴに求めるものが少ないのだと思います。

 

つまり、糞切り網を付けて迷惑するのは巣作り行動が阻害されるチャチャだけなのです。

 

 

上記はハルのカゴに入り込んで寛いでいるチャチャ(手前右)

 

敷き紙はキッチンペーパーを使っています。

(上記は一番汚れた状態のカゴ底)

糞は放鳥時に室内でするのでカゴ内は綺麗ですが、それでも必ず毎日交換しています。

交換することで、1日毎の糞の状態を観察できるのです。

 

文鳥のシルバのカゴは小さいし、チャチャも興味が無いので、糞切り網は使っていません。

 

しかし・・・ハルのカゴなのに普通にチャチャは入っていくし、仕舞にはシルバまで 笑

 

 

ハルのカゴは皆の憩いの場となっています。

 

そうそう、糞切り網ね。

 

毎日清掃するしないは飼い主の判断だけど、糞切り網って必要ないと思っています。

と言いつつ、当家は発情抑制を強固にするため、最近使い始めましたが・・・・

 

 

 

おわり