当家の文鳥のシルバは1月3日生まれ、
昨日、6歳になりました。
でも、来年、7歳になることが出来るか分かりません。
家人には1年持たないかもしれないという話をしました。
誤解の無いように言えば、シルバは元気です。
病気ではありません。
しかし、昨年、5歳を越えて老化が一気に進みました。
顔回りの羽毛は薄くなり耳が丸見えです。
脚力はありますが、足の指に小さな問題が出てきました。
僅かではありますが、体重減少もあります(1年で2%)
体重減少を含めて、すべては加齢によるものだと思います。
普通の健康な文鳥だと、5歳、6歳はまだまだ元気なハズです。
ご存じの方が多いと思いますが、当家のシルバにはクチバシがありません。
5年4か月前、家人の閉めたドアに挟まれて、上のクチバシは完全脱落、下のクチバシは殆どが脱落したのです。
家人だけの責任ではありません。
十分予測できたのに、対策をしなかった私の責任でもあるのです。
クチバシは無いけどシルバは奇跡的に復活しました。
自ら餌を食べる術を見つけ、私たちは救われたと思っています。
でも、クチバシが無いということは多くの苦難をシルバに与えています。
尾脂腺の脂をほとんど塗ることが出来ないので、羽毛や翼は光沢を失っています。
(換羽時や通常時の羽繕いは家人が手伝っています、家人だとほぐしをしても怒らないのです)
エサをついばむということはストレス発散の役目もしていますが、クチバシがないシルバはただエサを丸呑みするだけです。
尾羽には常にストレスラインが出ているのです。
エサは粟玉、ペレット、エグザクト、青菜粉、ヨウ素酵母等々をミックスして食べてもらっていますし、飲水はネクトン入りなので、栄養分としては問題が無いハズです。
放鳥に関してもアキクサ達と同じく、長時間放鳥をしています。
ベタ馴れなので、多くの時間は大好きな家人に羽繕いをしてもらったり、家族の手の中や肩に居て、カキカキを頻繁にされています。
つまり、ストレスラインの原因はクチバシが無いことに尽きるのです。
小鳥の時間進行は人間と同じ目線で考えた時、10倍の速さで進みます。
小鳥にとっての1年は人間の10年と同じです。
最近の急速な老化を見ると、小鳥にとって長い長い1年は持たないのでは?と思ってしまうのです。
もちろん、シルバの何かを諦めている訳ではありません。
そもそも、元気ですし、今日も怒ってダンスをして、カキカキでうっとりして・・・
いつも通りですが・・・・
ただ外見から判断すると、多くの時間は残ってないのは事実です。
だから、寿命が尽きる時、家族が大きなショックを受けることを避けたい。
覚悟を決めてほしい、そう意味もあって1年持たないかも?と伝えたのです。
人間がよければそれでいいんかい!と言われそうですが・・・・
もう一つ大きな意味があって・・・
1日、1日を大切にしてほしい。
それは人間目線ではなく、シルバの記憶に人間と過ごした安らかな時間があったということを沢山残したいのです。
シルバは家人をパートナー認定しているので、大好きで特別な存在ですし、他の家族にもべったりです。
シルバが目を閉じる瞬間、少しでも楽しかったと思ってもらえるように。
だから、時間を今まで以上に大切にしてほしいという意味で、時間が少なくなっていることを伝えたのです。
で、鳥の健康管理専門の私はこれを買ってきました↓
以前紹介した、くっつく包帯。
ただ巻くだけで、接着します。
シルバの止まり木に緩衝材として巻きました。
シルバのカゴは温室状態です
アキクサ達の日中管理温度は18~24度
シルバの管理温度は22度以上
夜間は23度以上
アキクサ達は強いし健康なので、そんなもんです。
就寝前は敢えて12~15度程度で放鳥をしています。
10度程度の寒暖差にはびくともしません。
シルバは別もの。
今現在のシルバの寒暖差は2~3度程度です。
下記の2枚は本日撮影のシルバ↓
ピントが合わなかったけど、飛翔も問題なし↓
記事にしないので、死亡説も流れていた?かも知れませんが・・・
何度も言うけど、シルバは元気なのです 笑
いきなり暗い書き出しになりましたが・・・・
おわり