当家の鳥たちのエサは食べ放題。
いつ何時でも食べたいだけ食べることが出来ます。
数十年前、いや、もっと前から飼い鳥のエサは食べ放題が常識でした。
鳥は体の構造上、エサは少量多頻度で食べます。
例えば、普通のカゴに同梱されているエサ入れは常にエサを満たすことが前提の作りです。
個人に限らず、用具メーカーにとっても常識だったのです。
しかし、時代は変わり、エサの量を管理する飼い主さんも増えてきました。
やり方としては、体重の10%~12%程度を与える。
目的の大部分は肥満対策です。
肥満は発情を促進する要因ですので、意義のあることだと思います。
ただ、中には定量管理を理解できず、やみくもに行っている飼い主さんもいます。
愛鳥の体重が標準に満たない、もしくは痩せているのに定量のエサしか与えない。
これは鳥にとって良いことではありません。
肥満はよくないけど、痩せすぎはもっと良くない。
・免疫力が低下。
・換羽や軽い病等々で体重減少が起こると一気に状態が悪くなる 等々
私見ですが、健康の遊びというか余裕がないと感じています。
ペットと言われている愛玩動物の殆どは定量のエサを与えるのですが、鳥の場合、特殊なのです。
だから、肥満でない限り、鳥本来のエサの食べ方(少量多頻度)ができる環境を作るべきかと・・・思います。
当家の食べ放題の鳥たちの話をすれば・・・
まず、文鳥のシルバはもうすぐ6歳。
数年前の空腹時体重は24.5gでしたが、最近は23.5g前後。
急激な減少ではなく加齢による体重減少なので問題はなく健康です。
体格から言えば24.5gがベストだと思います。
アキクサインコのチャチャの本日の空腹時体重は43.7g
発情は停止しているのでこんなものです。
チャチャは発情の有無で大きく体重が動きます。
下は43g、上は47g 産卵直前は51g以上
発情期に発情を行うのは自然の事なので、チャチャ自身のタイミングで栄養を取れる現状の食べ放題は合っていると思います。
チャチャはいくら食べ放題でも、不必要な量は取らないところが安心感があります。
ただ、無精卵は勘弁してほしいのですが・・・・
問題はアキクサインコのハル
本日の空腹時体重を量ろうとすると・・・逃走
からの、なぜだか、戻ってきて、ず~~っと乗ってる 笑
46.4gね、少し太っているね。
生まれて1年目は41g台
2年目は42~43g台
3年目に突如、46gに増量後、1年以上安定なのだけど・・・
体長19cmはチャチャと一緒。
骨格的にもチャチャと一緒。
(当家の2羽はメスのアキクサの標準的な全長と骨格だと思う)
ベスト体重は43~44gだと推測するけど・・・
まあ、俊敏に動くし、飛翔の速さはピカ一だし、もともとは病弱だったので、このくらいの体重だと、ある意味安心して見ていられるからOK。
まだ、体重計に乗っている。
だから、当家の鳥たちは食べ放題。
鳥だからね~
少しずつ多頻度でエサをついばむという習性を尊重してあげたいのです。