先日の話です。
アキクサインコのハルが、くしゃみを大連発。
私の正面に来て唾液か鼻水か分からない飛沫をまき散らしていた。
回数にして少し多い20回くらい?
もうね、きちゃないとしか言えねえ 笑
きちゃない!って可哀想って思う方もいるかな・・・
でもね、考えてみてください。
鼻がムズムズしても、人間の様に鼻をかむ訳にも、ほじる訳にもいかない。
鳥にはくしゃみ一択しかないのです。
人間の子供がくしゃみを連発しても、慌てる親はいないと思います。
体の仕組みは少し違うけど、ハルがくしゃみを連発したからと言って、私も慌てることはありません。
むしろ、微笑ましく・・・きちゃない。
それに、当家はシード食なのでカスが鼻に詰まることも多分ある。
頻度で言えば、1か月に数回はくしゃみを目撃します。
もちろん、すべてを見ている訳ではないので、実際のくしゃみ回数はもっと多いハズ。
まあ、人間と同じような感じかな。
一方の同じアキクサインコのチャチャはくしゃみ回数が明らかに少ない。
その代わり、首を伸ばしてあくびの様に口を開ける仕草をたまにします。
くしゃみ同様、何度も繰り返します。
何だろ?
違和感があって、その何かを飲み込むような感じかな。
だから、大丈夫、大丈夫・・・と簡単には思っていなかったりもします。
小鳥のくしゃみで気になるのは副鼻腔炎。
人間の場合、抗生物質ですぐ良くなるイメージですが、小鳥の場合、長引いたり、悪化するイメージもあります。
何度も言うように抗生物質は毒です。
その毒をもって、炎症の原因である悪い細菌を殺す。
その過程では良い細菌や常在菌も殺すので、免疫力が落ちます。
人間にとっての抗生物質はそれほど強い薬ではないけど、小鳥にとっては抗がん剤に等しいと考えています。
もともと、強くない小鳥が抗生物質でダメージを受けるケースもあるのでは・・・(私見です)
だから一番は副鼻腔炎にならないこと。
とは言っても、難しいのですが・・・
当家の場合、カゴ清掃は毎日、日光浴も当然、あとね、やはり長時間放鳥も必須。
長時間放鳥が鳥にもたらす効果は、鳥自身にストレスが極力かからない。
それなりに飛び回るので、筋力維持やアップが期待できる。
要は自由に機嫌良く。
そうすることで鳥たちの免疫力に期待できると勝手に思っています。
ここは、エビデンスもないから、思い込みの可能性も否定しませんが。
でね、くしゃみ大連発直後のハルの鼻↓
向かって左側が少し赤くなっていました。
その後、1~2時間様子を見ていたら、赤みは消失。
くしゃみもナシ。
翌日も元気いっぱい。
一過性のくしゃみという判断です。
随分前にも書きましたが、アキクサたちの外見で一番注意して観察するのは鼻です。
荒れていないか、腫れはないか、通っているか?
私にとって重要な健康のバロメーターなのです。
ちなみに、鼻が詰まると言うか、閉塞するので・・・
飼い主が楊枝や針状のもので、鼻を清掃(通す)記事を見かける事があります。
でも、私は一切しません。
そもそも当家のアキクサたちは鼻が閉塞することがないのです。
健康な鳥のくしゃみは鼻清掃を兼ねた重要な生理現象?でもあったりします。