少し前、ネットに載った話を・・・
横浜のショッピングモールの片隅でゴールデン・レトリーバーがリードに繋がれていました。
その傍らには「この犬、拾ってください」という張り紙があったのです。
それを見た方が保護団体に問い合わせをしましたが、10件断られ、11件目の施設で保護されることが決定しました。
ゴールデンに大きな問題は無かったのですが、体中はノミだらけ。
想像するに高齢者に飼われていて、飼い主の病気や死去等で飼えなくなった。
別居のバカ息子が捨てて行った。
出来れば、そうであってほしい。
捨てることは言語道断だけど、健在な飼い主の身勝手な都合で捨てられるより救いがある気がするのです。
保護されたゴールデンは当初、リードを付けての散歩を嫌がったそうです。
散歩が出来ないのではなく、捨てられる=リードという記憶が残っていたのではないか?という話です。
鳥の話をすると
TSUBASAさんの引き取り理由の上位に高齢による飼育困難が入っています。
以前にも書きましたが、人気の高いオカメインコの平均的な寿命は20年程度。
ギネスで言えば、32歳まで生きたオカメもいる。
私の年齢で今からオカメを迎えるのはギリギリです。
迎えないけど・・・仮に迎える場合、子供たちの同意と確約が必要です。
私がボケたり、病気になったりしても必ず鳥たちを守ってくれ、大切にしてくれと・・・
犬や猫はもちろん、鳥たちだって玩具じゃない。
新たに迎えるということは、飼い主が責任をもってペットの最後を看取る義務が発生するのです。
高齢者のボケ防止や寂しさを紛らわすための新しい命ではありません。
(同居家族のバックアップがあれば話は違いますが、鳥は飛ぶので高齢者向けではありません)
鳥の迷子サイトを見ていると、保護情報があるにも係わらずレスポンスがない場合も多々あります。
逃がした人間が情報弱者の可能性もあるけど・・・いや、ないな・・・知人、友人、親族に相談すればネット検索は可能です。
一定数、捨て鳥をしている奴がいるのは事実なのです。
鳥が生き物であること、いつも飼い主を待っていること・・・
綺麗な水や餌、清掃の行き届いたケージを提供し、安全な環境下で一緒に暮らすのも飼い主の義務です。
鳥は飛ぶということ、外に放すと大部分は飢えて血だらけになって死ぬということを理解してほしい。
当家の鳥たちは本日も絶好調。
上記の写真はチャチャ姉さんの過去写真です。
追伸
冒頭のゴールデンは保護施設の看板犬として大切にされているそうです。
もう一つ追伸
私は自称アマチュア写真家(笑)ですが、ここ4、5年愛鳥以外の写真は撮っていません。
もうね、風景を撮るなら、家で長時間放鳥をして一緒に居たいのです。