当家の鳥部屋(リビング)のドアには暖簾(のれん)が掛かっています。
部屋の中を見られないように、と言う訳ではありません。
理由は文鳥のシルバの再事故防止およびロスト対策です。
リビングは鳥部屋になっているので、1日の内、短くて4時間、長くて8時間以上、鳥たちが飛び回っています。
春夏秋冬、常にドアは閉めていますが人の出入りもあります。
ドアを開けた時、暖簾があるとシルバが人を追いづらい状態になるのです。
人間も暖簾があることで、ドアの開閉を意識します。
すべては文鳥のシルバが安全に暮らせるために・・・
文鳥のシルバの為の、専用暖簾なのです。
当家には専用でない方の鳥が2羽います。
アキクサインコのチャチャ↓
上の写真の左後方にぼっ~~と写っているのが同じアキクサインコのハル↓
この2羽は暖簾無視&突破連合を組んでいます。
ハッキリ言って暖簾は何の役にも立たない。
まず、チャチャの方の話をすると・・・
人間に心を許していない武闘派。
馴れていない訳では無い。
指を差し出せば、軽く咬みついて、指がまがい物でないこと、乗った瞬間に崩壊しないことを確認する。
そして、指に乗ってくれる、5秒だけ。
その後はどこかに飛んで行く。
もちろん、呼んだところで来る訳はない。
当然、人間について行く訳はない。
そもそも、リビング以外の部屋に興味がない。
だから、暖簾というよりドアが開こうが閉まろうが近寄らない。
故に暖簾無視を主義としている。
彼女の名誉のために言えば、私がスマホを触っているとスマホ内のちゅらの動画を見るために飛んでくることもある。
ガシっと彼女を握ると何故だか、大人しく安心した顔つきをする。
(ほんとに嫌がってないのですよ、このまま散歩をすると楽しげなのです)
もう一方のハルは人間嫌いでは無い↓
私が呼んでも来ないけど、娘が呼ぶと来たりする。
マッタリしている時にそっと手に包んでカキカキすると気持ちよさそうにしている。
キッチンに立っている人間の肩に飛んで行く。
性格は温厚で咬みつくことはない。
娘について行くことも多いので、ドアに掛けている暖簾が有効なハズだけど・・・
まったくもって有効ではない。
何故なら、歩いてついて行くから。
娘について行くときは絶対に飛ばないのです。
そして、ドアが開いた瞬間、普通に歩いてついて行く。
なんなら、先に部屋を出て娘を待っている。
飼い主を案内するように歩く犬や猫がいるけど、全く持って一緒なのです。
ハル的には逃げるとか、部屋の外に興味があるとかではなく、娘が出ていくからただついて行く感じなのです。
「ねえねえ、今日はどこ行こっか」的な。
殆どは娘に追い返されるのですが、極たまに短時間の同伴を許されると、娘の周辺40cmくらいの床で、娘を見ています。
だから、暖簾突破主義なのです。
当家のアキクサ達には関係ありませんが、ドアの暖簾はロストや事故防止に有効です。
使ってない飼い主さんは検討の余地、大ありです。