アキクサインコのハルのクチバシに出血斑が出現してしまいました。
ほくろのように見えるのが分かりますか?
拡大すると↓
鼻が黄色く見えますが黄疸ではありませんよ 笑
ソフトでコントラストを強めにしたら黄色が強調されてしまいました。
で、最初に確認した時はもっと薄く汚れの様でした。
保定して爪先で軽くこすったのですが取れない。
その時点で、内出血だと確信しました。
それが4~5日前の話。
その後、徐々に濃くなり本日は小さなほくろの様にはっきりとしています。
慌てて病院へ連れていってもストレスになるだけですので、今のところ鳥専門病院へ行く予定はありません。
体の大きな犬や猫にとっても病院は恐怖でしかありません。
(好きな個体もまれにいますが)
小鳥にとってはもっと大きな、そう、絶望的な環境下に置かれるに等しいハズです。
とは言え、危機的な状態になってからでは手遅れです。
難しいですよね。
ハルの出血斑の私なりの見立てを記事にしたいと思います。
出血斑自体は珍しいものではないので、すべての鳥飼さんが遭遇する可能性があります。
参考程度にご覧ください。
まず、出血斑の原因は大きく分けて2つです。
1.どこかにぶつけたり喧嘩したりして内出血が生じた外傷性のもの。
2.肝機能障害、高脂血症等々の病的なもの。
外傷性のものはクチバシの損壊が無ければ、さほど気にしなくても問題ありません。
しかし、病的なものは大問題です。
早期に内科的な治療を開始する必要があります。
ハルの場合、ちょっとデブっているという話を何度かしていますので、病的な可能性もあります。
でも、やっぱり今のところ病院へは行きません。
意固地になっている訳ではありませんよ、根拠があるのです。
病的な出血斑の場合、多くはアザ状の内出血となります。具体的には小さな芋虫のような帯状や線状等々。
そして、複数発生することも多く、クチバシだけではなく足の爪にも出たりします。
そしてそして、出血斑が徐々に大きくなったり、クチバシが伸びても出血斑の場所は変わりません。
また、肝臓疾患の場合、尿酸が黄色になります。
クチバシの過長や羽の変色、ストレスライン等々が現れる場合もあります。
病的な出血斑の場合、鳥は多くのSOSを発信してくれるのです。
ところが当家のハルは、点状の出血斑が1つあるだけで、上記、多数のSOSのカケラも発信していません。
論理的に考えて、少なくとも危機的な状態ではないのです。
もちろん、現状でも元気がなくなれば病院へ行くのですが、
本日も絶好調で元気いっぱいです。
だから、今のところは行かないのです。
じゃあ、外傷性?なのかというと、そこも分からない。
形状が点状なので、ぶつけたというのはどうなのかな?とも思うのです。
ただ、チャチャと喧嘩してチャチャの上のクチバシの先端が当たった可能性はあります。
チャチャとハルは一応、仲良しなのですが、喧嘩というか鞘当てはよくやっているのです。
もし、この点状の内出血がクチバシの成長とともに移動すれば、外傷性で確定なので様子を見ている状態なのです。
以上がハルの出血斑の見立てです。
参考までに。