当家のアキクサインコのチャチャ姉さんの発情が完全に止まりました。
産卵(無精卵)が続き、産卵抑制を行うという話をしておりましたが自ら発情を止めました。
止めたというより、生理的に繁殖が終わったということだと思います。
本来ならば抱卵期なので止まって当然なのです。
しかし、無精卵なので産み続ける可能性もあったのですが・・・飼い主ながら感心しています。
卵はね、すぐ撤去しているのですよ。
産卵直前の体重は54gまで増加していましたが、連続産卵後の今の体重は45.4g(空腹時)
10g弱の大減量ですが、当然、問題なしの通常時のベスト体重です。
足はスベスベ、羽は光沢があってフワフワ。
連続産卵のやつれた感は皆無。
まだ若いと思いつつも、もうすぐ4歳
性格もチャチャにしては穏やかになり多飲も消失。
もう100点満点の状態です。
温度帯を少し下げて春まで現状維持を願う限りです。
そんなチャチャですが、食べるのは混合シードとボレー粉のみ。
発情が止まった今はボレー粉も殆ど食べない。
青菜はここ数か月全く食べない。
オーツ麦や麻の実は食べ物ではない(チャチャ談)
なのに羽並みは美しく、皮膚の状態も良い、当然の糞も綺麗。
ベースに強い体があるにしても、ある意味不可解。
もしかして、要因はこれか↓
当家の鳥たちは常にネクトンS、換羽期はネクトンBIO入りの飲水を飲んでいます。
ネクトンSは鳥類にとって必要不可欠な、13種類のビタミン、18種類のアミノ酸、各種微量元素がバランスよく配合されています。BIOは換羽期に特化したSの強化版です。
ネクトンは水溶性なので飲水に投入するのが一般的。
現在では誰もが知っているシード食を補完する必須のアイテムなのです。
前記事で書きましたが、これ以上は知らない。
鳥飼にとってネクトンは有名かつ必須と言って過言ではありません。
でも、保存方法や消費期限等々、意見が分かれていたりします。
そこで、真実を知る為、ネクトン社(ドイツ)のウエブサイトを覗いてきました。
その話を少々
ネクトンシリーズで有名なのはSとBIO。
その他、QやE、MSA等々は聞いたことがあると思いますが、
FLY、Nektar-Plus、R-Beta等々、聞いたことのない製品が沢山あります。
それぞれの詳細を見ると、健康なアキクサや文鳥には関係ない物も多い。
結局、たどり着くのはSとBIOです。
ネクトン社の推奨する取り扱いはネクトン製品全般に言えます。
保存方法は・・・
15~25度で日光を避け乾燥した場所で保存。
開封後は3か月以内に使い切り。
(人間が使う食品と同じで、表示の消費期限は未開封が前提です)
そして、論争に上がる冷蔵庫保管はNGです。
もうね、ビックリマークが3つ並んで否定しているのです。
「冷蔵庫に保管しないでください!!!」
少し笑ってしまう。
私見ですが、冷蔵庫は乾燥していますが温度帯が低いので外に出すと結露が発生します。
放置時間にもよるでしょうが、パウダー状のネクトンが吸湿してダメになってしまうということだと思います。
ネクトンSは毎日あげるのは良くないという話を聞きますが・・・・
ネクトン社の見解は・・・毎日使ってください、です。
その他の製品に関しては違うものもありますので要確認です。
ただし、与えすぎ(濃い濃度)は良くないです。
そこで、ネクトンSの適正濃度は・・・・
水250mlに対して1gのネクトンが適正です。
水に溶かさない場合は、100gのエサに対して1gです。
一般的に一番小さなカゴ付属の水入れだと50ml程度の水が入ります。
中型だと120ml程度です。
ということは・・・・
1羽飼いで一番小さなカゴ(水入れ)を使っていると1日1回の水交換でネクトンS(35g)を使い続けると175日で使い切ります。
飲水は傷みやすいので、1日2回交換すると87日で使い切ります。
ん?つまり、3か月以内で使い切る計算です。
あくまでも、一番小さなカゴ(水入れ)の場合なので、中型のカゴ(水入れ)だと1日1回の水交換でも80日ほどでネクトンはなくなります。
ましてや、多頭飼いで複数のカゴがあると、3か月は持たない。
つまり、ネクトン社の推奨通りの使用期間が達成できるのです。
当家の場合、3つカゴがあるので、ネクトン社の推奨通りだと1か月半しか持たないのだけど・・・
2か月以上はもつ。
ということは、薄かったという話です。
使い切れないと言う鳥飼いさんは多いと思いますが、推奨より薄めで使っている可能性があるのかな。
当家ではネクトン水の濃度を少し上げました 笑
調べてみないと分からないものですね~
最後にネクトンSの詳細ページに書いていたことを・・・
「鳥のビタミン欠乏症は外見から分かりませんが、長期間続くと大きなダメージを与え亡くなる事もあります。鳥の病気の90%は不適切な餌によるものです」
だから、ネクトンSを使いましょうと言うことだと思いますが、あながち宣伝ではない気がします。飼い主によってペレットだったり、シードだったりと主食は違います。栄養バランスに優れたペレットであっても内容物の差は大きく、愛鳥がどれだけ栄養を取れているか分からないのが実情です。
飼い主的にもバランスが良いからと言う程度の認識だと思います。
しかし、ネクトンの場合は数値化されており、水溶性があるので消化吸収が確実です。
そこがサプリメントの良いところだと思っています。
そう考えると、当家のチャチャが粗食で美しさや圧倒的な健康を維持してる要因の1つはネクトンなのかも?と思ってしまうのです。
参考までに。