アキクサインコのチャチャが2個目の産卵(無精卵)をしました。
時刻は昨晩(11/19)の21時30分
1個目は先日(11/16)の21時50分
前記事でお話ししたように連続産卵は既定でしたので、飼い主的に驚きはありません。
チャチャは当然元気ですし、無精卵ではあるけど殻のしっかりした卵でした。
過去の産卵はすべて21時から22時の間です。
この正確さは個体の健康を物語っています。
逆に言えばルーチンから外れれば緊急の対応を準備する必要があると思っています。
前回(11/16)の産卵直後の空腹時体重は50.2g
体重が重すぎるので続けて2個目の産卵があるのが予想できました。
今回(11/19)の産卵直後の空腹時体重は47.9g
この体重なら、しばらくの産卵はない。
1週間なのか、2週間なのか、1か月以上なのかは飼い主の対応次第。
本来の繁殖(有精卵)であれば、抱卵後、育雛期に移行するので、1か月以上もしくは今季の産卵はない。
でも、無精卵の場合、飼い主が介入しなければ、次々、産卵をします。
だから産卵直後ではあるけど、今朝よりストレス負荷による産卵抑制を開始しました。
やり方は至って簡単、別室に隔離をするだけです。
申し訳ないけど、環境が変わるとストレスにより産卵は抑制されます。
産卵当日22度まで上げたサーモスタットの温度も18度まで下げます。
とは言え、放鳥までしないのは可哀そう。
だから、放鳥時は3羽一緒なのですが・・・・
昨日は卵が体内にあったので放鳥を中止した分、本日は飛びまくり。
しかし・・・一通り飛んだあとは、私の側へ。。。
そして、猛抗議。
もうね、本気で怒っている。
「なんで私だけ一人ぼっちなの!?」
「ね~どういうつもりなの!!」
何とか咬みつき攻撃を耐え抜いた後は
正面に来て私をガン見。
怨念?
圧が強。
当たり前だけど、どういう仕打ち(隔離)をされたか理解しています。
チャチャの発情対象は私なのでなお更です。
でも、卵詰まりが発生すればチャチャ本人が大きなダメージを受けるのです。
ダメージだけなら未だしも、亡くなるリスクも高い。
絶対、守りたい、だから、産卵抑制は続けます。
ちなみに、常に隔離をする訳ではなく、様子を見ながら隔離、同室、隔離を適度に繰り返すのです。
最後に糞の画像を・・・
卵が体内にあると貯め糞をします。
一見、下痢のような感じですが、真っ白い尿酸やシード食特有の深緑色の糞は健康な証拠。
排泄孔が卵で圧迫されていますので、大量の水分とともに排泄されます。
(尿の部分が緑色に変色しているのは糞の色素が広がった為です。排泄直後は透明です)
この糞からも産卵が迫っていることが分かります。
糞を突然しなくなった場合は、卵詰まりの可能性があります。
無精卵を産むメスの場合、体重測定や糞の観察は最重要です。
参考までに。