久しぶりに鳥の扱いのあるペットショップに行きました。
過去記事にも書いていますが、鳥がいるペットショップは避けています。
理由の一つはPBFDを含むウイルスを持って帰らない為。
ぶっちゃけ、セキセイインコのPBFD陽性率は40%を超えています。
ペットショップのPBFD蔓延率?はメチャクチャ高い。
何故って?
水平感染が蔓延しているのです。
・セキセイインコが弱い訳ではありません。扱いが多いので水平感染の被害を受けるのです。
ここはね、想像でも被害妄想でもないのです。
PBFDは散々調べていますので、気になる方はテーマ「PBFD」をご覧ください。
でもね、陽性からのPBFDの発症率は低い。
万一、発症してしまうと人間のコロナと違いインコの死亡率は高いのだけど・・・
それでも初期の症状(羽軸に血がついている)から無治療で陰転事例も多い。
評価は難しいのだけど、個人的には恐れていません。
当家の場合、
アキクサインコのハルは2歳3か月、チャチャは3歳4か月。
PBFDは3歳を越えると感染率(陽性率?)が低下するというエビデンスがあるのです。
免疫系の変化というか固定化が関係しているのかな?
いずれにしても、そう言う理由もあってハル(3歳まですこしあるけど)やチャチャに関して心配していません。
(フィンチに感染しないので、当家のシルバも問題なし)
もう一つの脅威、鳥専門病院や動物病院へ行かないのですから結局、PBFDに感染(院内感染)する要因がないのです。
今回も息子の熱帯魚の水草を見るためにペットショップに行ったのです。
行ったペットショップは熱帯魚関係と鳥関係が充実しています。
行ってしまうと鳥たちを見てしまうのが鳥飼の悲しい性。
相変わらず、セキセイインコの雛が居て、コザクラが居て・・・
文鳥の若鳥が居て、セキセイはもちろん、オカメ、アキクサ、コザクラ、マメルリハの若鳥が多数。
数えていないけど・・・50羽以上いる。
ぜ~~んぶ、クリッピングされている。
若鳥系は雛の売れ残り(お迎えなし)ということ。。
試しにカゴの隙間へそっと指を入れると、怖がらない個体と怖がる個体がいる。
怖がらない個体は半手乗りか手乗り崩れ。
怖がる個体は荒鳥状態。
どうなるんだろ?
手乗りの若鳥ならお迎え需要がある。
でも、崩れや荒鳥は多分、お迎えされない。
日々、増えて行けば・・・順番に処分されるのだろうか?
クリッピングされて狭いカゴに複数入れられ。
一生、カゴの外を飛ぶことはないのかな・・・
そんなことを思ってしまう。
これはレアケースではない。
だから、鳥を迎えたならクリッピングをするべきではない。
飼い鳥であっても、室内であっても、飛ぶという当たり前の自由を与える為。
もちろん、ロストは論外ではあるけど、人間の都合で(逃げるから)クリッピングをするというのは虐待。
翼って人間で言うと何だろ?
例えば、私が両手を縛られ一生過ごすようなもの?
いや、違う。
もっと、悲惨なこと。
だって、飛ぶという能力を持って生まれているのだから・・・・
そんな鳥たちの飛翔力を奪うのなら鳥を迎えるべきではない。
鳥はクリッピングされることで筋力は落ち、ネズミのように過ごすしかない。
(ネズミを憐れむ訳ではない、ネズミは翼を持っていないのです)
飼い鳥だし、アキクサインコのルビノーはもちろん、シルバー文鳥だって自然種ではない。
人間のエゴで作られた者。
もちろん、迎えた私もエゴ。
だから、せめてもの罪滅ぼしでクリッピングはしない。
ロスト対策を徹底すればよいだけの話。
当家は徹底したロスト対策を行い長時間放鳥を行っています。
週の内、3日は8時間以上、4日は4時間以上がノルマなのです。