当ブログのフォロワーさんのブログを拝見していると、アキクサ飼いの方が多い。
一見、記事に出てこないので普通の鳥飼さんかな?と思っても・・・・
過去記事を辿っていくと、アキクサインコが出てくる(笑)
30人以上の方がアキクサ飼いだと思っています。
当家の場合、アキクサインコの記事が殆どだけど、一般的にアキクサインコって記事にしづらい。
だって、エピソードが無い。
基本はマイペースで人との係わり合いを嫌う。
例外はあるでしょうが、呼んでも来ない、カキカキは嫌い、そっと飼い主の肩に止まり羽繕いするのが幸せ?
多種多頭飼いだと、どこにいるのか分からなくなることもあるのでは?
もちろん、だからといってぞんざいに扱われている訳では無いでしょう。
文鳥のシルバのように記事には出てこないけど、特別待遇のアキクサちゃん達も多いのでは?
アキクサインコの場合、特別待遇というより注意が必要という認識が正しいかな。
散々、発信していますが、ここ半年?くらいしていなかったので本日は少しお話をしますね。
アキクサインコのノーマルやローズ等々の黒目は問題ありません。
注意しなければならないのは、ルビノー、ルチノー等々の赤目の個体です。
色素が抜けている赤目は弱い個体が多いのです。
眼振が出たり、内臓疾患を抱えてたり、1歳未満で亡くなることも多い。
多いという言い方は語弊がありますが、黒目やセキセイあたりと比べると何倍ものリスクがあると思います。
眼振の確率は高く視力低下、失明もあります。
随分前にもお話ししましたが、放鳥時に左右の死角からゆっくり指を近づけ見えているか?飛翔の着地に問題がないか?
そもそもちゃんと飛べているか?等々、飼い主が視力に注意しなければなりません。
チャチャは巣立ち時(飛び始めの時期)にどこかにぶつかり、額に怪我をしましたが、それ以降、物にぶつかったことはありません。
ハルは生まれてこの方、物にぶつかったことはありません。
2羽とも狭いリビングで時には高速飛翔をするのですが鳥同士の接触もなし。
これが普通です。
もし、うまく飛べない、物にぶつかる等々があれば、真っ先に視力異常を疑う必要があります。
ちなみに日光浴は赤目の鳥にとってある意味、虐待です。
メラニン色素が無いので、降り注ぐ直射日光はメチャクチャ眩しい。
長時間の日光浴は目の損傷を発生させる可能性すらあります。
私見で言えば、サングラス無しで太陽を見続けるようなものだと思っています。
ビタミンDの形成に必要なのは分かります。
余程、汚部屋で飼育されていて日光浴で虫干しが必要なら仕方ありませんがビタミンDが目的なら、今の時期10分程度の日光浴で十分です。
曇り空でも紫外線(晴れの60%)は降り注ぎますので、曇り空での長め(20~30分)の日光浴でも問題ありません。
ちなみに、ネクトンSやBIOにはビタミンDが含まれていますので、当家の場合、頻繁に日光浴は行いません。
たま~~に気分転換の為、10分の日光浴を行うくらいです。
アキクサインコの赤目って自然界では存在しません。
人間が作ってしまったのです。
だから、ビタミンDに振り回される前に体(目)のことを考えてあげなければならないのです。
当家は健康診断に行かないので、毎日の健康確認をしっかりしていると言う話もしておりますが、
アキクサ達は文鳥のシルバより厳しく見ています。
体重、糞、仕草等々+肌色、羽並み、クチバシの色等々です。
ルビノーだけど最強個体のチャチャ姉さんの写真です↓
足は綺麗な肌色で透き通っていますので、血管が見えます。
粉吹きはありません。
(スマホで見ている方へ→スマホだと赤系は過剰に美化されます。
実際はもう少し落ち着いたピンクです)
爪は濁りのない半透明です。
鼻の穴の輪郭はシッカリして粉吹きもなし。
クチバシ、鼻ともに落ち着いた肌色です。
(この肌色はスマホで見ても同じです)
仮に紫の線や点が入っていると肝臓疾患の可能性があります。
また、全体に紫(チアノーゼ)が出ていると呼吸器に問題があります。
羽繕い時の羽並みは美しく変形、変色はなし。
当然、飛翔に問題はありません。
上記のチャチャの画像は全て本日の撮影です。
そんなチャチャ姉さんですが、混合シード以外食べない(笑)
あっ!豆苗は好きです。
でもね、優良たんぱく質の取れるオーツ麦は嫌い。
適度な脂質を取れる麻の実も嫌い。
粟穂もあまり食べない。
もちろん、ペレットなんか食べ物じゃない。
一方のハルは
混合シードはもちろん、
オーツ麦大好き!
麻の実大大好き!!
(麻の実は脂質が多いので2~3日に一度、数粒程度しかあげない)
最近はペレットを撤去しているけど、ペレットも少し食べれる。
でも、チャチャの強靭な体には勝てない。
(3歳4か月のチャチャは病院へ行ったことが無いけど、2歳3か月のハルは何度か病院へ行っています)
当家は鳥たちすべての飲み水にネクトンSもしくはBIOを必ず入れています。
そして、乳酸菌生成液も。
チャチャの最強個体は混合シードで作られているのです。
というか、結局、生まれた時点で赤目だろうが黒目だろうが強い個体は強い、天性のものなのです。
ただ、赤目は弱い個体の比率が高い。
だから、もし弱い個体なら守るべく出来る限りの施策を講じなければならないのです。
麻の実・・・人間的にはヘンプシードと呼ばれ、良質なたんぱく質、必須アミノ酸、必須脂肪酸、鉄、亜鉛、マグネシウム等々の必須ミネラル、食物繊維も含まれるスーパーフードです。
問題のあるトランス脂肪酸は入っていません。だから、鳥に対しても必要以上に警戒する必要はないのですが、
一応、脂が多いので制限しつつ与えています。
恒例の追伸
再度言います。アキクサインコに限らず、赤目のインコは直射日光に弱いと言うか、メチャクチャ眩しくて辛いという認識です。
ただのビタミンD形成だけなら冬場でも20分で十分だと思っています。
鳥飼いさんの中には、赤目だろうが黒目だろうが一律で何時間も直射日光に晒す方がいますが、知識が無いにしろ悲しい。
当ブログはそれなりのアクセスがあります。
獣医師や関係者でそれは違うよ!と言う方々は是非、コメントを下さい。
私の想いは、飼い鳥が快適に過ごせるようになのです。
間違いがあれば、即座に訂正したいのです。