最初に断っておくと、鳥たちは元気いっぱいです。
夜間限定の尿酸糞を連発していたアキクサインコのハルですが、もちろん元気。
7/7以降は通常糞に戻っております。
結局、原因は不明。
私見としては、前々週の猛暑が関係しているのでは?と思っています。
そして、当然、鳥専門病院へは行っておりません。
飼い主として、行く必要がない(大丈夫)という判断でした。
本題に入ると
順当なら鳥たちの寿命は私より早く尽きる。
いつも思うことがあるのです。
死ぬ瞬間、何を想うのか?
例えば、飼い主側から見ると・・・
愛鳥が亡くなると悲しい。
生前の様々なシーンが蘇る。
カキカキしてあげると目を閉じ気持ちよさそうにしている姿。
肩に止まり羽繕いをしている姿 etc
そんなことを思うと酷く落ち込む。
でも、鳥は何を想って死んでいくのか?
嫌な思いは残っていないか?
痛くないか?
安心しているか?
普通こんなことは思わない。
弱っていく鳥を目の当たりにして冷静な飼い主はいないと思います。
だから、私は鳥たちが元気な時に想うようにしています。
小鳥は捕食される者です。
強い人間にとっては、部屋の模様替えは気分が変わって良い刺激になるかもしれません。
でも、小鳥にとっては僅かな環境変化もストレスになります。
複数を同時放鳥していると、ちょっとした物音や人間の感じない気配に驚き、一斉に飛ぶことがあります。
鳥的には・・・「ヤバい!!逃げろ~~捕まるぞ~~」って感じかな。
寛ぎつつ、常に辺りを警戒しているのです。
弱者故、いつも襲われる恐怖があるのです。
だから、当家の鳥たちは基本、鳥専門病院へ行かない。
初めてこのブログをご覧になった方へ・・・
病気の兆候があれば行きますが、入院はしません。
その為に、当家では鳥専門病院に準じた入院施設を準備できますし、医療行為も出来ます。
また、常に人間がいますので、病院に比べ長時間の見守りも可能です。
要は適切な薬の処方のみで良いのです。
健康だから健康診断にも行かない。
「いやいや、一見、健康に見えても分からないから、健康診断に行くんでしょ!」って言われますよね。
正解です(笑)
ただ、私の場合は神経質に鳥たちの健康チェックを毎日しています。
それなりの知識も蓄えています。
健康診断に行ってストレスや院内感染に罹るリスクを考えると、わざわざ行くメリットを感じないのです。
今、私が出来ることは出来る限り長時間放鳥を毎日行い、無駄なストレスは与えない。
これに尽きるのです。
別れが来た時、いつもの部屋で、いつもの鳥たちが居て、飼い主や家族が居て、送りたい。
みんな側にいるから、「ありがとう」と。
↑これは文鳥のシルバの4年前の写真です。
少し歳を重ねたけど、今も短気で激怒で元気元気。
↓こっちは、3年2か月前のアキクサインコのチャチャ。
まだ尾羽も短く、雛なのに羽並みは美しく健康そのもの。
現在、3歳3か月、未だに病院を知らない!?
↓同じくアキクサインコのハルは・・・・
気分が乗らない時は指に絶対乗らない。
↓気分が少し乗っている時は、片足だけ足を乗せてみる。
ちなみに、ず~~っと片足のみ。
穏やかで人間の側が好きで、美声でお話を頻繁に聞かせてくれます。
現在、2歳2か月。
病院へは過去2~3度行っていますが、連続した通院歴はなし。
感染症であれば通院したのですが、兆候がなかったので続けての通院はキャンセル。
ただ、少し弱い個体なので見守りは2羽と比べ強化しています。
批判ではないのですよ。
でもね、小鳥が病気で入院した場合は高確率で亡くなります。
それは、小鳥自身が弱く儚く治療薬や機器も満足に無いためです。
もちろん、獣医師の腕の良し悪しもあります。
獣医師と聞くとお願いします、助けてください!ってなりますが、人間の医師とは随分違うと思っています。
人間の医師でさえ、誤診や医療事故はありますが、鳥の獣医師は検査機器や治療方法が限定され専用薬も無いに等しい。
唯一、期待できるのは経験値のみ。
だから、飼い主は小鳥の診察歴が長く、評判の良い病院を探す必要があります。
それでも、亡くなる小鳥は多い。
入院した場合、獣医師によってはもう時間がないことを飼い主に知らせる場合もありますが、
多くは死後の連絡だと思います。
別れをどこで迎えるのか?
鳥にとって何が幸せか?
飼い主は何を提供できるのか?
そんなことをたまに考えています。