朝一、遮光カバーを取って鳥たちの体調を確認するのは私の日課。
仕草はもちろん、体重測定、そして糞の確認。
そんな先日、ん?アキクサインコのハルの糞が正常ではない。
かと言って、異常とも言えない。
通常、小型インコの正常な糞は白い尿酸を取り囲むように排出されます。
下記の画像は以前、撮影したアキクサインコのハルの糞です。
カメラのホワイトバランスの関係で少し明るめに写っていますが、
暗めの緑色(シード食特有)にカンマ糞の特徴のカンマが乗っています。
真ん中には真っ白な尿酸が鎮座。
もう、健康そのもの、花丸です。
ところが、今週に入ってハルがする糞は・・・
糞に糞が入ってないのです。
要は尿酸だけが出ている。
見た目は白一色で直径2mmほど。
1日中、そんな状態ならば即座に病院へ行くのですが、夜間限定の尿酸糞なのです。
再三、お話ししていますが当家では就寝直前に敷き紙(キッチンペーパー)交換をします。
そうすることで、夜間(安静時)の体調変化を確認出来るのです。
先週末くらいから、夜間の糞は尿酸のみになりました。
個数(回数)は5~10くらい。
それ以前は正常な糞でした。
尿酸糞をするというのは・・・
一番の理由としては単純です。
排出する糞が体内に存在していないのです。
つまり餌を食べていない。
絶食便まで行くと病的ですし、強制給餌を行いつつ診察を受ける必要がありますが、
ハルの場合、出ているのは尿酸だけなので、慌てる必要はありません。
言ってみれば
「暑いし、食欲ないんだよね~」って感じです。
ん!それって病気じゃね?ってなるのは御もっとも。
でもね、だてに長時間放鳥を行い、神経質に鳥たちを観察している訳ではないのです。
私が慌てない訳は・・・
尿酸糞は夜間のみで、日中は正常な回数かつ綺麗な糞をしています。
チャチャの場合、就寝前に猛烈に食べますが、ハルは元々、殆ど食べない。
夜間の糞が尿酸のみになってしまったのは、以前にも増して食べていないからなのです。
もちろん、それだけでは安心材料にはなりません。
肌色問題なし、体重変化なし、腹部の触診問題なし、仕草も問題なし、痛風症状なし。
徹底的に見ております。
だから、慌てず静観しております。
悪ければ病院へ行きますよ、でもね、何もないのに病院へ連れて行くのは大きなストレスになるのです。
ここは難しい問題ですよね。
電車や車に揺られ、見たこともない場所で保定され、そのう検査され、訳の分からない薬を飲まされ・・・
確定診断されれば当然ですが、多分、そうだろう的な症状でも投薬をするので、鳥にとっては訳の分からないという話になるのです。
飼い主としては、投薬されたら安心します。
がんばって薬飲もうねってなりますが・・・
私は全否定しています、いや、全じゃなく一部否定。
その薬大丈夫?
本当に鳥が元気になるの?
薬って、副作用という毒があります。
美しい魔法ではないのです。
適正、不適正に係わらず、薬の副作用で弱って亡くなる小鳥は多いと思います。
もちろん、確定診断がされれば最善、的確な投薬をお願いしますし、とりあえず飲ませますよ。
でも、それ以外は私が鳥たちの体調を見極め飲ませる飲ませないを決める。
だって、苦かったり副作用で弱っていくって、我慢できない。
投薬=必ず元気になる・・・訳ではないのです。
これ以上書くと、すべての鳥飼さんを敵に回してしまうので止めます。
そんな渦中のハルは・・・本日も元気です。
空中での急激な方向転換は尾羽を広げます。
尾羽は減速のみならず方向舵の役目もします。
こっちは、本日のチャチャ姉さん↓
綺麗な飛翔です。
珍しく真横からの撮影は飛行機のようです↓
鋭い真面目顔は凛々しい限り。
ちなみに、ハルの本日(夜間)の糞は久しぶりの通常便でした。
エアコンはつけっぱなしですが、先週の猛暑が関係しているのかな?
慌てないと言いつつも、警戒は続けます。