間隔が空いてしまいましたが、鳥たちは元気です・・・一応。
今日は朝だけファンヒーターを使ったので彼女たちが集合です↓
そろそろ、ひよこ電球は撤去してもいいかな?
夜間の温度帯を見ていると、18度以下になることは殆どないのです。
冬季の管理温度(上限)は18~20度程度なので、鳥的には問題なしです。
今朝のファンヒーターもアキクサ扇対応の為でしたし・・・
相変わらずアキクサインコのハルはチョロット扇↑
チャチャ姉さんは立派なアキクサ扇↓
今日は文鳥のシルバの話を少々。
シルバの話をするたびに説明しているのですが・・・
シルバにはクチバシがありません。
いつもご覧いただく方はご存じだと思いますが、家人が閉めたドアにシルバは挟まれました。
1cm深ければ即死だったと思います。
1cm浅ければ殆ど無傷だったと思います。
でも深くも浅くもなく、クチバシの部分だけが挟まり脱落しました。
助かったけどクチバシが無ければ生きて行けません。
安楽死をするために、鳥専門病院へ行ったのは3年7か月前でした。
獣医師も生きて行けないという判断でした。
「あ~ダメだね」という獣医師の言葉が今でも記憶に残っています。
でも、安楽死はしなかった。
それは、私の判断です。
たとえ餌を食べれなくても、殺すことはできない。
すべては私を含めた飼い主の責任なのです。
シルバの事故が起こる数日前、私はリビングのドアに暖簾を掛けようという話をしたのです。
でも、家人は嫌がった・・・だから止めた。
もし、暖簾を掛けていたら・・・
そんなことを今でもよく思います。
今は暖簾を掛けていますよ。
ドアに暖簾を掛けることで鳥が人間を追いづらくなるのです。
踏みつけ事故と同じくらい、ドアの圧死事故もある筈です。
文鳥は人間をパートナー認定するので、どこでもついて行こうとします。
暖簾は有効です、参考までに。
話がそれましたが、シルバは家人をパートーナー認定しています。
だから、ついて行くのは予想できたはずなのに・・・
でも、鳥飼経験のなかった家人を責めてもクチバシは戻らない。
それに、怖い思いをして死にそうになったシルバにとって今でも家人が大好きで大切なパートナーなのです。
結局は経験者である私が悪い。
そんなシルバは事故から信じられない奇跡が起こり、自分で餌を食べ、水を飲めるようになりました。
もちろん、クチバシは無いので彼が自ら特殊な方法で餌を食べれるようになったということです。
今日もシルバはせっせとマスクを運びます。
隠れ家に運んでご満悦なのです↓
でもね、今回の換羽(3/23開始)で新しく生えてきた尾羽にストレスラインが出ています。
全部が全部ではないのですが・・・
エサに関しては、粟玉、ペレットの混合に青菜粉、エグザクト粉末、ヨウ素等々を
状況に応じて使用、+ ネクトンS or ネクトンBIO、乳酸菌生成液も使用。
高カロリーにならないよう、体重管理も徹底しています。
理由はおそらくストレス。
クチバシが無ければ、筆毛のほぐしも出来ない。
体が痒くても真面にかけない。
ほぐしは家人が手伝うのですが、やはりクチバシが無いのは大きなストレスを生んでいるハズです。
そんなときに、ふと思うことがあります。
もし、あの時、安楽死をしていたら・・・
生まれ変わって、もっと良い飼い主の元に行けたかも・・・
野生種に生まれて、自由に生きているかも・・・・
安楽死をしなかったのは、飼い主のエゴなのかも・・・
後悔している訳ではないのです。
愛鳥に大怪我をさせて、殺すなんてできない。
もし、あの時の病院に戻っても、安楽死なんかしない。
取り返しのつかないってこういうことなのです。
ロストもそうですが、事故も飼い主の責任です。
鳥は小さく儚い生き物です。
私が偉そうに言うことではないのですが、
安易な放鳥をしていないか?
鳥たちを最優先にしているか?
家族がいる場合、例え子供であっても情報を共有し、常に話し合う必要があると思っています。