おしゃべり |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

少し間隔が空きましたが、鳥たちは元気いっぱいです。

 

前回の強い記事で自己嫌悪に陥っていました。

 

記事を書いた翌日の話なのですが、とある大きな倉庫で鳩の幼鳥を見つけてしまったのです。

因果応報という訳ではないのでしょうが、私に巡ってきた野生の雛問題。

 

時間帯は深夜。

通常、倉庫には鳩が住み着くことがあるのですが、そこの倉庫は徹底した対策をしていますので、

他の鳩は居ません。

 

つまり、どこからか迷い込んだ幼鳥です。

深夜とは言え、広大な倉庫には明かりが灯り、トラックの駐車スペースの片隅でうずくまる幼鳥。

 

具合が悪ければ配送トラックに轢かれてしまう。

 

私はそっと近づき手を伸ばしました。

しかし、触るつもりはありません。

手を伸ばすことで鳩の反応を知りたかったのです。

 

鳩は翼を広げ歩きつつ、私と距離をとりました。

翼の風切りは綺麗に生え揃っています。

雛毛ではあるけど、羽毛も綺麗です。

病気では無いようです。

 

親から逸れたというより、巣立ち直後の感じがします。

深夜で外は低温なので、入り込んだのでしょう。

 

でも、私は何も出来ません。

内心は保護したいけど、手は出さない。

野生種なので、発症せずとも菌やウイルスを持っている可能性があります。

当家の鳥たちに私が菌やウイルスを運ぶ可能性もあります。

 

しかし、それより大きな理由があるのです。

野生の鳥たちは自然の中で生きています。

鳩やカラス等々は人間と共存している部分もあります。

でも、人間に飼われている訳ではないのです。

 

弱い者は淘汰され強い者が命を繋ぐ。

 

動きが鈍いので捕まえることは簡単です。

例えば、捕まえて段ボールに入れて朝に離すことも可能です。

そうすれば少なくとも無事に朝を迎えられます。

しかし、そのあとにも多くの問題が存在します。

どこにいるか分からない仲間に合流出来るのか?

エサを探せるのか?

単独の幼鳥なら、捕食者に襲われる可能性も高い。

 

結局、自然のルールの中で生き残るしかないのです。

幼鳥の様子から見て、簡単にトラックにひかれるほど弱ってはいません。

(倉庫自体は密閉空間ではないので、いつでも自ら外に出ることが出来ます)

 

人間の一時的な感情で野生種に手を出して助けたつもりになっても、自己満足でしかありません。

私に出来ることは、頑張って生き抜いてと祈ることだけです。

前記事は親が近くにいる筈なので、雛を連れ帰らないで!という内容でしたが、例え親がいなくても連れ帰ってはダメなのです、雛や幼鳥を一生守れないのですから。

鳥飼いさんの中にはスズメと一緒に暮らしている方も多いと思います。

少なくともスズメと暮らし続け守るという責任は果たしているでしょうし、そもそも詳しい経緯は知りません。

だから、そう言う鳥飼いさんを批判するつもりはありません。

スズメは広い意味では文鳥の仲間ですし、人間の側で暮らしていますし、シード類もよく食べますので、飼いやすいというか一緒に暮らしやすい部分はあります。

だから良いとは思いませんが、他の野鳥(小鳥)は難易度が上がります(特に幼鳥)

簡単に飼えるものではありません。

 

変わって当家の鳥たちは飼い鳥なので、私がしっかり健康管理をして守らなければなりません。

そんなアキクサインコのチャチャ姉さんは毎回毎回ハルに話かけるけどハルはいつもガン無視。

ハルはハルで私の目の前に来て、不満タラタラ?

呼び鳴き系なので、不満じゃないだろうけど・・・

チャチャ姉さんは無視で人間には饒舌ってどうなの?

という、飼い鳥の日常の話で終わります。

なんのこっちゃ?

 

よろしければ動画をご覧ください↓