今更ながら、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
突然ですがiphoneの動画や画像のファイル形式がいつの間にか変わっていました。
もう、ほんと迷惑。
YouTubeに動画上げるのも変換しないとならない。
(互換性のあるファイル形式も選択できるけど、解像度が低いのです)
そんなこんなで、変換をしていると時間が無くなって、適当な記事になった昨年末。
年明けは年明けで、iphone画像をUPしようとしたら、やはり変換が必要。。
あ~~話が支離滅裂ですね。
本題に入りますと、
1月3日午前5時ピッタリ。
アキクサインコのハルのアキクサパニック発動!!!
すぐ救出したのだけど、尾羽が1本抜けてしまいました。
申し訳ない。
カゴでなければ、羽が抜けることは無いのに・・・
そんなハルを観察していると・・・・
出た!眉毛。
目の上の羽が抜けて皮膚が眉毛に見えるのです。
前回のパニックも眉毛が出現していました。
怪我はしていないけど、何故?そこが抜ける?
元気ならそれでいいのだけど、ハルは少し弱い個体なので兎に角、いつも警戒しています。
再三再四、お話ししているようにアキクサインコのルビノーやルチノーは弱い個体が多い。
チャチャの方は強い個体です↓
原因不明のパニックはしたことないかな~
もうすぐ、3歳ですが病院へ行ったことも無ければ、
産卵を除けば、体調面で心配したこともありません。
何度もお話ししていますが、ハルと比べると羽、肌色、クチバシ、鼻、すべて綺麗。
ハルが特別悪い訳ではないけど、比べると明らかに優れている?のです。
ここから長文になります。
ハルは生まれて今まで、1度だけ病院へ行きました。
それは昨年、嘔吐が2日続けて起こったときです。
強制給餌を行うと嘔吐はないのですが、シードに戻すと嘔吐が起こるのです。
糞に問題はなさそうですが、念のために行ったのです。
診察では糞やそのうに問題はなく、1週間分の吐き気止めを処方されました。
帰宅後、強制給餌を行いつつ、シードに移行すると嘔吐は止まりました。
結局、吐き気止めは1日使って廃棄しました。
(万一に備えて1週間程度は保管)
1週間後の通院予約も現状を丁寧に説明して後日キャンセル。
当家は処方された薬を症状が無くなったのに処方日数分与えることはしません。
だって、問題がなくなれば通院や薬は必要ないのです。
薬って栄養剤ではありません。
基本は毒です。
ここね、ここは重要。
私はシャーマン(祈祷師)ではありません。
薬は必要ない!とは思っていません、むしろ必要。
薬もいろいろな種類があるので、すべてが毒ではないし、副作用がほとんどない薬もあります。
そこを踏まえてお話すれば、皆さんは愛鳥に処方された薬をネットで検索しますか?
鳥の薬は人間用の薬を薄めて処方されています。
知っていましたか?
だから、もし、吐き気止めとか抗生物質とか書かれていたら、獣医師に聞いてみてください。
薬の名称(製品名)を。
すると獣医師は正式名称を教えてくれます。
飼い主的には、獣医師の機嫌を損ねるのでは?なんて思ってしまいますが、そんなことは関係ありません。
ちなみに私にとって愛鳥は家族ではありません。
大切で儚く生きている宝物です。
人間の家族より何倍も弱く、何倍も大切にしないとならないのです。
だから、獣医師の機嫌やプライドは関係ありません。
話は変わって
当家の主治医(鳥専門病院)は優秀だと思います。
でも・・・・
甲状腺異常でヨードを処方された白文鳥のサスケは直ぐに亡くなりました。
クチバシが脱落した文鳥のシルバは治療不可能でした。
飛べなくなったアキクサインコのちゅらの診断はただの炎症でした。
主治医曰く「よくあることだから、しばらくすると治ります」
ちゅらは亡くなるまで飛ぶことはありませんでした。
肝臓、脾臓肥大による神経障害だと私は今でも思っています。
これは恨み節ではありません。
(助けていただいたことも沢山あります)
多分、ここら辺が鳥へ対しての治療の限界なのです。
満足な検査機器もなく、薬もなく。
本来は何千とあるハズの病名なのに、診断される病名はごく僅か。
獣医師が悪い訳ではないと思っています。
小鳥って小さく儚く、死んでしまう。
昔はこんなことを思わなかったけど、今は思ってしまうのです。
大切な宝物たちをどうやって守るか。
だから、私のスタンスは鳥専門病院は縋るものではなく使うもの。
出来る限りの知識を蓄え、時には獣医師へ治療の変更をお願いする。
とは言え、ちゅらが亡くなってから病院とはほとんど無縁になりましたが・・・・
投薬の話に戻ると・・・
鳥専門病院から処方される薬の中で一番気をつけないといけないのは抗生物質です。
抗生物質は正真正銘の毒です。
抗生物質を処方されるのは、悪い細菌がいるからなのです。
「肉を切らせて骨を断つ」ということです。
もし、獣医師の見立てが間違っていたら・・・毒のみを飲ませられ続けます。
そうすると、免疫力が低下し薬物性肝炎を発症して死ぬこともあります。
また、仮に悪い菌がいて適正な投与であっても、長期服用は悪い菌の耐性化(耐性菌)につながります。
細菌が耐性を持つと抗生物質は意味の無いものになるだけではなく、有益な体内菌にダメージを与え続ける、やはり毒でしかありません。
こんなことは獣医師ならば知っているハズですが、危険な長期服用が横行しているのです。
それは、鳥ゆえ治療方法が限られ、かつ粗末だというのも原因の一つですが・・・
抗生物質によって違いますが、人間の場合、投与日数が決まっています。
理由は過剰な投与は有益性を失いリスクを増大させる為です。
知っていましたか?
そんなことを知らず、当時、私は亡くなったちゅらに処方通り抗生物質を長期間飲ませ続けました。
クチバシや足に薬物性肝炎の症状が出て初めて気づき、自身の判断で即座に止め、獣医師にも薬の変更を依頼しました。
しかし、多くのダメージをちゅらに与えてしまったと後悔しています。
ちなみに抗生物質の中止後、薬物性肝炎の症状は消失しました。
優秀と思っている獣医師さえもこんなものというか、それが限界なのです。
小鳥の治療って凄く難しいと思っています。
だから、誤診で亡くなる鳥たちも多いと思います。
何度も言いますが、獣医師が悪い訳ではないのですよ。
(無能な、なんちゃって鳥も診れます犬猫獣医はダメです)
小鳥は小さく儚く空を飛ぶ者。
小鳥を助けるため、専用の精密医療機器や薬剤の開発をするという産業は育たないのです。
だって安価な値段をつけられ売買されている鳥たち向けの研究開発費の回収は不可能なのですから。
じゃあ、宝物を守るために私が出来ることは?
注意深く、鳥たちの糞や仕草、体重を毎日観察すること。
「投薬をしているから大丈夫、もう少しで良くなるから・・・」
ここも難しい話。
例えば、メガバク(真菌)は電子顕微鏡で確定診断が出来ます。
しかし、大部分の病気は詳細な確定診断は出来ないのです。
(ウイルス系はPCRで後日確定できます)
言ってみれば、大部分の病気は獣医師の経験で治療が進められます。
もし、獣医師の見立てが間違っていたら?
そんなことを言いだせばすべてが信じられなくなる。
だから、ストッパーとして飼い主が徹底的に愛鳥を観察する必要があるのです。
通院している場合は、体重は当然として、顔や足、クチバシ等々の写真を毎日撮った方が良いと思います。
そうすることで、投薬による変化(改善、悪化)が判断できます。
長々と書きましたが、これはあくまでも私のスタンスですよ。
鳥専門病院は縋るものではなく使うもの。
誰にもお勧めしませんが、参考までに。。。
病気の鳥たちが元気になりますように・・・・