見慣れた景色 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

2週間前に卵を産んだアキクサインコのチャチャ姉さん ↓

 

 

本日は私の側で私を観察(笑)

 

相変わらず、発情行動はしていますが、

空腹時体重は43g台をキープし、骨盤の締まりもよく、しばらくは大丈夫な感じです。

 

さんざん、記事にしている隔離によるストレス負荷は行っていません。

寒し、可哀そうなので出来ればしたくない。

今回は骨盤の締まり(戻り)が進んでいるので、もう少し様子を見る予定です。

 

そんな、チャチャ姉さんは当然、絶好調!!

 

 

飛び方が変!?

 

左の翼だけ上がっているし

 

↓体と顔の向きが違う

 

 

もちろん、何処かが悪い訳ではありません。

狭い室内を有効活用するため、左右上下に激しく飛んでいるシーンなのです。

 

アグレッシブに飛ぶと、挙動がおかしくなってしまうのです。

 

本題に入りますと・・・

 

窓の外は美しい花々が咲き乱れています。

窓の外は不思議な見たこともない物で溢れています。

窓の外は信じられないほど広大な空間が広がっています。

 

そんな景色を毎日、毎日、見ていると、踏み入れてみたいのです。

きっと、ワクワクする楽しい時間を過ごせるはずです。

 

でも、窓から見える景色は虚像なのです。

窓の外に出た途端、花は枯れ果て、不思議な物は大きな口を開け襲い掛かってくるのです。

私が出来ることは・・・・ただただ、広大な空間を飛び続けることだけ・・・・

 

相変わらず、好戦的な記事です。

否定もOK、肯定もOK、何かを考えてほしいのです。

 

当家はリビングで鳥たちと暮らしています。

リビングは完全に隔離した状態です。

だから、鳥たちは他の部屋に行くことは出来ませんし、そもそも厳禁です。

リビングの出入り口のドアはシルバの事故以降、のれんを併用(常にドアは閉めている)しています。

 

鳥たちの意思で複数の部屋に行くことが出来ると、飼い主の目が届かないので

事故やロストの可能性が高くなるのです。

 

そして、リビングの窓々は常にレースのカーテンを引いています。

鳥たちが外の景色を見ることは絶対にないのです。

当家は住宅密集地にあるので、近隣の視線を気にしていることもあるのですが、

やはり、鳥のロスト対策が大きいのです。

 

狭い屋内で暮らしているのだから、景色だけでも見せてあげたい。

そんな、飼い主の気持ちは当然です。

 

でも、当家はそんな恐ろしいことは出来ないのです。

鳥たちにとって、屋外が見慣れた景色になってしまうと・・・・

もし、何かのうっかりや破損があれば、鳥たちは簡単に虚構の景色に踏み出してしまうのです。

 

変なというか、恐ろしい想像ですが、万一、放鳥中、当家のリビングの窓を開け放っても鳥たちは屋外に出ないと思います。

当家の鳥たちにとって屋外は、見たことのない未知の世界なのです。

もちろん、びっくりして出てしまう可能性はありますが、臆病な鳥たちが自ら出る可能性は低いと思うのです。

 

あっ!愛鳥に外の景色を見せるのを否定する訳ではありませんよ。

人様の飼育にいちゃもんをつけるつもりはありません。

 

うっかりさえしなければ、景色を見せようが、外で日光浴をしようが、掃除をしようが良いのですが

当家は自信がないので、いくつもの施策を保険の意味で行っているのです。

 

今は冬季なので、ロストの記事は殆どないですが、暖かくなってくると、ロストの記事が増えてきます。

それを見る度に思うのです。

 

鳥は翼があるのに・・・本当に分かっていたのかな?

逃がした後に大騒ぎするのは遅いのです。

考えてみてください、何処までも続く砂浜で一粒のダイヤを探す意味を?

例外はあれど、ほとんどは死んでしまうことを。

 

鳥は犬や猫とは違うのです。

人間の目線で対等に家族なんて思ってはいけないのです。

(心情的には家族ですよ)

 

鳥のことを本当に考えるなら、飛ぶこと、小さいこと、弱いことを肝に銘じなければならないのです。

そして、大きい人間目線ではなく、飛ぶ鳥の目線を意識しなければならないのです。