鳥たちの保温の話です。
何度か記事にしていますが、今現在の当家の管理温度(日中)は18~21度くらいです。
夜間は20度前後です。
いずれも、ひよこ電球を各ケージに設置しています。
多くの鳥飼さんは、25度くらいの設定で過ごしていると思います。
当家も昨年は25度の設定でした。
朝も昼も夜も絶対、25度。
ちゅらの闘病対応のためでした。
ちゅらが亡くなって初めて迎える冬を前に、秋から徐々に温度帯を変えるという選択をして現在に至ります。
温度帯を変えた理由は2つ。
一つは、アキクサインコのチャチャの発情抑制のためです。
さすがに、年がら年中25度というのは発情を促す大きな要因です。
ちなみに、ある獣医師のwebサイトの記事では・・・・
「鳥カゴに巣を設置するのは分娩室を作るようなものです。鏡やおもちゃも
発情を促進しますので厳禁です。発情が継続すると婦人科系の病気を発症します」
当家の場合、パニック対応の為、止まり木と餌箱類以外はカゴに入れていませんが
分娩室という言い方に妙に納得しました。
(偉そうなことを書いていますが、チャチャの発情抑制はうまくいっていません)
もう1つは、強くなってもらう為です。
これは、精神論的な話かな???
それでも、違う獣医師のwebサイトでは、こういう記述を見つけました。
「若いうちは、過度な温度管理をせず、体を強く育てましょう。
15~20度くらいで問題ありません。10度くらいまでは大丈夫です」
発情抑制ならまだしも、精神論的な温度管理ってどうなの?と思われる方が多いと思います。
私も精神論的な温度管理に同意しつつ、何かしっくりこないところもあり、時間がある時は温度管理の情報を検索していたりします。
でも、出てくるのは・・・どこの紹介サイトもコピペしたように20~25度が適温。
獣医師のwebサイトは、具体的な温度表記を発信していないのが多い。
もちろん、病気の時の30度保温や幼鳥、老鳥の保温の徹底は別で、素人、獣医問わず同じです。
まあね、結局は飼い主の判断が全てです。
だから、25度が悪いとか、当家が良いとか、そういう記事ではありません。
飼い主から見て、ウチの子が寒そうだから25度も正解。
私から見て、強くなってほしい(そう考えている)から20度も正解。
このブログはおかげさまで多くの方々にご覧いただいています。
中には当家のように、温度管理に疑問をもったり、温度帯を大幅に変えた記事が気になっている方
もいるかも?しれません。
そういう方の参考になればという思いもあるのです。
そうそう、肝心の鳥たちの状態をお話ししますと。
アキクサインコの2羽と文鳥のシルバは極めて元気です。
昼間のケージ内温度は19~20度程度ですが、当然、膨羽は無し、足、鼻等々の変色も無し。
最近は寒いので、カゴ内のひよこ電球(サーモスタット付き)がつくのですがひよこ電球から離れた場所で
まったりします。どうやら、寒くないみたい。
要は、20度という温度帯に対して順応しているのです。
今の様子を見ていると、15度程度でも問題はなさそうです。
もちろん、これ以上温度は下げませんが、それほど余裕があるのです。
ただ、アキクサインコのハルは生後8か月で初めての冬を迎えています。
チャチャに比べると脂肪の付きも少ないですし、問題があれば温度帯を上げる予定です。
追伸
幼鳥や老鳥は25度以上の管理をするのは当然ですし、体調不良時の30度保温も常識です。
また、南方系のインコの場合は、温度管理に気を使う必要があると思います。
それを言うと、文鳥は南方系なのですが日本に来て長い時間が経っているので順応している
部分もあるのだと思っています。