9月13日 |   Flying in the sky Sasuke

  Flying in the sky Sasuke

   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

当家のアキクサインコのちゅらが痙攣発作を起こしたのは2年前の9月13日でした。

 

内臓肥大による神経圧迫が原因で、危篤状態になりました。

2週間の入院を経て、退院したのですが長い闘病が続き、今年の4月に亡くなりました。

 

ちゅらの動画はたくさん撮っているのですが、最近まで見ることが出来ませんでした。

私自身が辛いというのもあったのですが、チャチャの反応も怖かったのです。

しかし、新しい仲間のハルを迎えて時間が経ち、ちゅらの動画を見るようになりました。

 

そんなチャチャと一緒ににちゅらの動画を見ると、凄く怒っているのです。

目を三角にして、スマホ画面に何度も咬みつきます。

でもね、しばらくすると優しくカジカジを始めるのです。

話しかけるように呼び鳴きをして、スマホから離れません。

 

私が忘れられないように、チャチャも忘れないのです。

もう少し、注意深くちゅらを見守っていたら、亡くなっていないのでは?

いまだに何度も考えてしまいます。

 

そして、この9月13日が来ると、文鳥のシルバのことも改めて考えます。

 

ちゅらが緊急入院した3日後、

シルバは事故で嘴をすべて失いました。

全責任は私たち家族にあります。

 

シルバは長生きをできないと覚悟して2年。

 

良い意味でシルバは予想を覆し、すべての困難を跳ね除けました。

その過程で、シルバの体には多くの変化が起きています。

 

外気に触れている角質化した舌が伸び続けるので、定期的にカットしています。

それによって、羽繕いに酷使している舌が良い状態を維持しています。

舌は筋肉組織の筈なので通常は伸び続けません。獣医師も伸びないと

断言しています。しかし、外気に触れて角質化部分をカットすると、

外気に触れない部分が成長して舌が再生され続けているのです。

こんなことは獣医師はおろか、研究者でも知らないかも知れません。

 

また、大規模な換羽をしなくなりました。

嘴がないので、新しい羽をほぐすことが出来ません。

アキクサインコの様に、少しずつ換羽が起こることで、精神的、肉体的負担を

減らしているのだと思っています。

ここ2年弱、文鳥らしい?換羽はしていません。

 

奇跡を起こし続けているシルバ。

 

下記の写真は本日の撮影です。

羽並みもよく、元気です(頭が少し換羽状態)

 

 

飛翔も綺麗で、問題ありません。

 

 

小鳥の嘴が折れたり・・・の記事は未だに多くのアクセス(月間800程度)があります。

 

シルバのように嘴が無くても、自分で餌を食べて元気に暮らしている鳥がいます。

もちろん、シルバの努力が大きいと思うのですが、万一、ケンカや事故で、愛鳥の嘴が

折れたら、このブログを思い出してください。

 

安楽死をするために病院へ行った2年前、獣医師は生きて行けないと判断しました。

それでも、私たちは翻意をして2年が経ちます。

 

今、あの時の判断は間違っていなかったことを改めて感じています。

 

しかし、間違っていたこともあります。

シルバは長生きをできない?

 

これは間違いです。

シルバは元気で長生きをしています、これからも。

 

だって、弱さの微塵もない激怒が趣味のオス文鳥なのですから。