シルバの出血 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

文鳥のシルバの舌を切りすぎて出血してしまいました。

 

「やってしまった!」

 

出血が止まらなければ大変なことになる。

出血の状況は滲み出る感じでしたが、

長引くとまずい。

 

動悸が止まらず、5分、10分と時間が過ぎていきました。

 

やがて出血は止まり、事なきを得なました。

 

 

当ブログをご存じのない方に説明しますと、

シルバの嘴はありません。

私たち家族が事故で奪ってしまったのです。

 

事故当初は、嘴があった空間にピロピロした舌が

飛び出ていました。

舌を見るたび、不安が募り、どうなっていくのか

心配で心配で仕方なかったのです。

 

その舌は外気に晒されドンドン乾燥していきました。

 

しまいには干乾びて、切り干し大根のようになったのです。

 

こんなので生きていけるのか?

強制給餌を続けつつ、日々、心配というより怖かったのを覚えています。

しばらく様子を見ていると、舌はどんどん伸びていきました。

舌が伸びる?

 

獣医師にも確認しましたが、舌は伸びません、通常は。

でもシルバの舌は伸び続けました。

 

シルバは自分で餌を食べれるようになったのですが、

同時に活動的になり、怒ったときの突きや羽繕いも飛び出た舌を

使うようになったのです。

 

舌は変わらず伸び続けましたので、 何かを突いた拍子に

舌が挟まるかも?

そうすると無理に引っ張るはずですので、途中で舌が千切れる

可能性があります。

外気に飛び出している舌は乾燥(角質化)していますので

血管も神経もありませんが、口内にある舌の根元部分は

外気に触れていませんので、血が通って神経もあります。

 

万一、口内の舌が途中から千切れると、大出血を起こします。

 

それを防ぐために、2週間に一度適度、舌を切っているのです。

 

今回も角質化している部分を切ったのですが、根元に近かったため

中心部分に血管が残っていました。

それで出血を招いたのです。

 

深く反省をするとともに、新たな知識を得ました。

こういう内容はどなたの役にも立ちません。

変な話、上下の嘴のない状態で元気に暮らしている文鳥は

日本中、いや世界中を探してもほとんどいないはずです。

獣医師に相談しても未知の話なので、答えはありません。

 

だから事故から1年4か月たつ今でも知識を蓄えて、

シルバをサポートしていかなければなりません。

もちろん、リスクを冒さずなのですが・・・・

今回はシルバに本当に悪いことをしてしまいました。

 

痛かったかな?

怖かったかな?

 

深く反省しております。

 

当人はまったく変わらず、絶好調のようですが。

 

 

で、なんでシルバの画像がないのかというと

写真を撮っていないだけです(笑)

 

シルバは元気すぎるほど元気です。

 

上の写真のチャチャ(アキクサインコ)はブレていますが

着陸寸前の足がかわいいのです。

 

何の話だか・・・・