アキクサインコのちゅらにチアノーゼの症状が出てしまいました。
文鳥だとクチバシと足、呼吸で判断するのですが、ちゅら(インコ)の
場合、クチバシは当てにならないようです。
文鳥に比べて、クチバシの毛細血管が少ないのだと思います。
4日前から足の色が悪くなり、赤紫が強くになり、呼吸時のプチプチ音も
微かに聞こえます。
昨年の入院(昨年9月)以降、ちゅらは呼吸をするたびに、小さく体を揺すります。
明らかに、心肺機能に問題があるのです。
そんな、ちゅらですのでチアノーゼには神経質になっていましたが、
症状が出てしまいました。
チアノーゼ
*心肺機能に原因がある場合が多く、血液中の酸素濃度が低下するため
鳥の場合、足(爪先)やクチバシが紫藍色に変色する。また、深刻な状況に
なるにつれ、紫色の割合が高くなる。
ちゅらの場合、救いは食欲があり、散歩も出来るということです。
一般的にチアノーゼが進行すると、食欲が落ち、動くことが出来なくなります。
そのまま放置していると、呼吸困難になり死の危険が迫ります。
早期に原因を究明して、治療をする必要があるのです。
ちゅらは、内臓肥大(肝臓、脾臓等)が原因で肺に慢性炎症もしくは
機能の損失を抱えていますので、ある意味治療方法はありません。
急性期であれば、投薬にて改善するかも知れませんが、1年以上
このような状態が続いていますので難しいのです。
そんなちゅらですが、本日は呼吸音(プチプチ)が治まり、小康状態です。
このまま、改善すればいいのですが、
万一、悪化すれば酸素室にて過ごしてもらうことになります。
少し話はそれますが、鳥が入院する理由として大きく3つが考えられます。
1つは病気やけがで食欲がなく体重減少が起こり、強制給餌が必要になる。
1つは呼吸困難(重度のチアノーゼ)があり、酸素室が必要になる。
1つは大きな怪我(手術)や発作(痙攣、てんかん等)があり看護が必要になる。
痙攣やてんかんは薬がありますので、入院のほとんどは強制給餌や
呼吸困難に対しての酸素室療養が目的といっても過言ではありません。
当初の急性期では、いくつかの投薬や注射等の医療行為を行いますので
入院は仕方ないのですが、急性期(3日~7日)をしのぐことが出来れば、自宅療養が
最善だと私は思っています。
その為、当家では強制給餌や酸素室の対応が出来る状態にしています。
でもね、偉そうなことを言ってはいるけど・・・・
白文鳥のサスケやシルバにすべてを教えてもらったのです。
シルバはもちろん、サスケのような苦しい思いはちゅらやチャチャにさせたくないのです。
強制給餌は文章でお知らせすることは出来ませんが、
酸素室は簡単に出来ますので、よろしければご覧ください。
以前記事にしたものです ↓
フィンチ類はインコ類に比べて呼吸器系に疾患を抱えやすいみたいです。
酸素室なんか作らないに越したことはないのですが、万一、呼吸困難に
なった場合、病院だと長期入院になってしまいます。
しかし、自前で酸素室を作れば、自宅療養へ早期に移行できます。
もし、ご存知の方はスルーしてください。
また、病院へ行かなくてよいということではありませんので、あしからず。
話が随分それてしまいましたが、
鳥って、小さく、正直で、儚くて・・・・無垢な者だと思っています。
だから、皆さん愛鳥の為なら何でもできるんですよね。
だから、今回もちゅらがうまく過ごせるように、支えます。