厳しい話 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

先日の話です。

ちゅらを酸素室に入れて、半日、様子を見ました。

 

 

そして、すぐ鳥専門病院へ連れて行きました。

 

私のブログをご覧いただくと、何でも自分でやるというか

病院に連れて行かない印象があるかもしれませんが、

必要に応じて、病院は活用しています。

 

活用という言い方が、すでに問題がある!という方がいるかもしれません。

でも、私は何でも病院へ任せてしまうことを良しとしないのです。

 

例えば、シルバの大怪我は病院では手の施しようがなかったのです。

さじを投げたというか、対処方法がありませんでした。

でも、シルバは自宅療養後、完全復活しました。

 

シルバの場合は特殊なのですが、病気であっても、

医療水準の低い(鳥病院全体)現状ですと、愛鳥を任せたばかりに、

死んでしまうということが頻繁に起こっています。

 

だから、獣医師の診断に耳を傾け、調べ、確認して、

自分の考えが間違っていないか、獣医師に聞く。

そんなことを繰り返し、愛鳥を守りたいと思っています。

 

当家の主治医は、医師らしく?クールで的確な診断をします。

安請け合いはしない、出来ないことを出来ると言わない。

 

そんな獣医師ですが、昨年のちゅらの緊急入院以降、

ちゅらを診るたびに、言い続けているのです。

 

「これだけ痩せているのに、この子はよく頑張っている。」

「すごいね~」

 

毎回、毎回、毎回・・・

 

以前にも記事にしましたが、

直訳すると、生きているのが不思議だね。

なのです。

 

そんなことを言われても、ちゅらはポ~~っと日々過ごしています。

元気というと語弊がありますが、毎日、毎日、朝はチャチャとお喋りをして

散歩をしています。

 

でもね、どこかでは分かっているのです。

昨年の危篤以降、糞の状態がずっと悪く、

走り回ると肩で呼吸を始める。

多飲が続いている。

明らかに、肝臓が壊れています。心肺機能にも問題があります。

もう治らない・・・獣医師の診断でもあり、私もそう思っています。

保定をすると、やせ細った体は骨しかないのがよく分かるのです。

 

だから、少しでも楽しく暮らせるように、チャチャに来てもらいました。

酸素濃縮器も導入しました。

 

しかし、それはもっと先のことを見据えてだったのです。

 

最初に話を戻すと

酸素部屋で半日過ごしたちゅらでしたが、呼吸の揺れは改善しませんでした。

軽い肺炎ならば、改善すると思っていたのです。

しかし、改善しないのは、内臓肥大が関係しています。

 

ちゅらを病院へ連れていき診ていただくと、

肝臓肥大の進行、影が2か所(腫瘍の可能性あり)、腹水の発生(少量)が認められました。

 

エコー検査が終わったちゅらは、凄く怒っていて、獣医師の手に威嚇していました。

 

獣医師曰く

「まだ、怒る元気が残っている、凄いね」

 

獣医師の言葉に、愕然とすると共に、目の前に厳しい現実を突きつけれられました。

*獣医師に悪気はありません。

 

ちゅらに残された時間は少ない。

いろいろなことが頭を過りました。

 

その後、薬の説明があったのですが、ほとんど記憶にありません。

 

今は、ただただ、薬が効いてくれるのを祈っています。

 

ちゅらは今も酸素室にいます。

食欲は普通、便の色が黒っぽくなっていますが、固まりになっているので

投薬の影響だと思っています。

ただ、右足に軽い麻痺が出ているので、少し歩きづらそうです。

 

私が悲しかったり、落ち込んだり・・・そんなことはどうでもいいのです。

ちゅらが苦しくなく、ゆっくり過ごすことができれば、何もいりません。

 

。。。。