ちゅらの現状とシルバの現状 |   Flying in the sky Sasuke

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   ~アキクサ達と文鳥のシルバのお話です~

ちゅらの通院から1週間が経ちました。

そのちゅらは、今日もまったりと過ごしています。

 

1日1回の強制給餌は変わらず続けていますが、

特に体重が増える訳でもなく、減る訳でもなく

42gをずっと維持しています。

 

 

強制給餌のお話を少しすると、

強制給餌自体に体重増加の効果はありません。

シルバで多くの経験をしましたが、シルバの体重減少が止まった時の

強制給餌の量は1日4回、7.6gを与えていました。

この量は、当時のシルバの体重の40%にあたります。

1日に体重の40%の流動食を与えて、やっと現状維持でした。

その後、少し増えてきたので正確には増加に転じる量が

7.6gだったということになります。

シルバの場合は、怪我による強制給餌でしたので、

内臓は正常な状態ですから、病気の鳥さんとは比較できませんが・・・

 

ちゅらに話を戻すと、ちゅらの場合、食欲は適度にあります。

しかし、麦しか食べず水の多飲がある為、高カロリーフードの

強制給餌を補助的に行っているのです。

回数を増やすことも検討しましたが、ちゅらに食欲があること、

強制給餌自体ちゅらにとって負担になること等を考えて

1日1回にしております。

 

 

ちゅらの体重は数週間前に40.7gまで落ちたのを底にして

42gを維持していますので、すごく頑張っていると思います。

現状以上に回復することを日々祈って過ごしています。

 

そして、暴君シルバは・・・・

 

元気です。

 

 

飛ぶのが早すぎて写真が切れてしまいました(笑)

 

何かの瞬間に、ギヤを上げることがあるのですが、

旋回、羽ばたき、滑空と兎に角早い。

見ていて、頼もしく幸せな気持ちになります。

 

 

そんなシルバですが、

事故当日の飛行シーンがいまだに脳裏に焼き付いています。

病院から自宅に戻ったシルバは、お気に入りの立てかけている

まな板にヨロヨロと飛んで行ったのですが、とまった瞬間、

大きくバランスを崩して落ちそうになったのです。

その後も、しばらくその状態が続きました。

 

その理由は、クチバシを失ったからでした。

脱落したクチバシの重量は1g。

クチバシがあることが前提で、着地してバランスを取っていたのです。

それを思った時、なんてひどいことをしてしまったのだろうと、

泣きそうになりました。

あのシーンは一生忘れません。

 

あれからシルバは様々なことを乗り越えて、暴君に戻り

着地も修正してお手の物、クチバシが無い故の心配事はありますが、

とにかくただただ元気です。

 

ちなみに脱落したクチバシはしばらく保管していたのですが、

捨ててしまいました。

シルバはクチバシが無いことを理解していないのかもしれません。

でも、一生懸命生きています。

飼い主が血の通わないクチバシを保管していても意味がありません。

シルバと一緒に前を向かねば、そんな思いからです。

 

ちゅらの現状とシルバの現状のお話でした。

 

長文をご覧いただきありがとうございました。