今日の「バカじゃない!?」♪ | Flower shop : HONEST HERBAL

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毎日を楽しく美しく健康に・・・花の街・深谷市のお花屋さん

人は誰しも子供の頃に見て聞いて感じた事をベースに成長するのであり、その後にそれらを覆す何かに出逢ったとしても、そこを否定してしまうと自分と言うアイデンティティーも崩壊しかねないため、「子供の頃と言う土台ありきで積み上げて行くのが人生なんじゃなかろうか」と、改めて脳内人生探訪してしまったお花屋さんのブログ始めます!!



さて、『20世紀少年』は全22巻であるが、これをすべて読んでも何も問題は解決しない。




そして『21世紀少年』が上下と全2巻あり、続けて連載していたのか、あえて間を置いたのか記憶にありませんが・・・

ちゃんと全体を読み通したのは、単行本になってからだと記憶しています。



とにかく今回感じたのは、『20世紀少年』を読み終え『21世紀少年』に至るにあたり、段々、読みたくなくなるんですね。

何故か?!


それは、読み終わっちゃうと、この世界から離れてしまう寂寥感。もはや『ともだち』が誰で何の目的でそうしたかなんてどうでも良くて、『20世紀少年』から離れてしまう事への悲しさ、哀しさに捕縛されている自分に気付く訳です。



彼等は【特・神・な・岩・オ・い♪】から続く一連の『20世紀少年』関連記事で触れたとおり、当方より10歳程度上の年代ですからギャップがあっても良いはずなのに、あの頃の10年程度だとそんなに変わってないようで、かなりの部分がシンパシー!!

ましてやケンヂくんなる主人公は、確かに『ビーバップハイスクール』トオルヒロシ、そして『AKIRA』アキラと同様に、昭和世代にはゴロゴロ居た名前であり、極ありふれた昭和の日常昭和年代の子供達のあえて共感するほどでもない、普通過ぎる経験を描いている延長線上での事件!!



やった方は覚えてないけど、やられた方は一生覚えてる!!

・・・的な、ほんの小さな事件の種がそこにありますが、あんなのは誰もが経験する事で、悔しいから見返してやると成長する引き金になるはずが、『ともだち』はずっと引き摺っていたって事ですよね。

そこが怖いんですけども( ̄∇ ̄)。




ま~、この内容に関しては、今まさに我々人類が遭遇、リンクしていると気付く人も居るのではなかろうかと思えるくらいヤバい繋がりを感じる訳で、何度も書きますが・・・

ある意味、予言、警告?!

年号で追うと、結構いろいろとリンクしていなくもない。気付いちゃった(笑)。



それは置いといて、とにかく、「嗚呼、もうすぐ終わっちゃうんだな~」って思う寂寥感たるや、子供の頃の日の夕闇迫る放課後の校庭みたいな。下校時刻の放送始まっちゃった感(笑)。


で、この令和の時代に「ネタバレ記事ならどう感想を記しているのだろう?」と探しましたが、15~20年以上前の作品ですから、そうは見付からない。

でも、当方のように暫くしてから思い付いて書かれているような記事、チラホラは見付けました。


で、まさに『20世紀少年』がON TIMEな頃合いに書かれている方の記事も見付けましたが・・・

そんなに数がある訳ではなく、ほんの数記事でしたけど。



上記の疑問である『20世紀少年』『21世紀少年』の間合いも判明。

7年連載し10月に一旦終了させて、翌年新春から『21世紀少年』に繋いだとあった。

それだけでも、こう言う歴史的な文献が発掘され、当時の生々しい感想に触れられるのは、ありがたいですし、人類の宝であるのであ~ると感激!!




しかし、「この結末は結局何だったんだろう?」とは思いますね。どんな結末でも構わない寂寥感には包まれてしまっていたので、その場では、「嗚呼、終わっちゃった」なのですが、やはり思い返そうとすると「いや、もっと丁寧な解決わぃ!!」みたいに突っ込める訳です。

割りと伏線置き去り感ありますからね(笑)。

それでも、この終わり方がベストなのだろうと浦沢直樹先生に敬意を表して読後感を書いている訳ですが・・・


ま~、これはそれぞれの人がそれぞれで最終判断すれば良いのかな、「それぞれの子供の頃をベースに今に至った大人の貴方が」的に思う初夏の夕暮れ!!

しかし、最初に登場した時のユキジは冴えない感じだったのに、年を取ってからのユキジを見せ付けられてからの、中学時代のケンヂユキジのシーンは熱い!!



男子中学生の告白なんて、おちゃらける感じにするのは基本でありキャラとしても、あれは正解。そこに「バカじゃない!?」は最高!!


何故に女子男子「バカ!」を投げつけるのか?アスカ・ラングレー然り!!

いまだに小学校、中学校時代の同級生の女子は、人の事を平気で「バカじゃない!?」とか言って来ますからね(笑)。


さて、このオッチョにしろマルオにしろ、ケロヨンにしろ コンチにしろヨシツネにしろモンチャンにしろヤン坊マー坊にしろ、誰の子供の頃にも居る感じなのが、やはり天才が生み出す作品のキャラクターなんですかね。

特に当方が感情移入しやすいタイプだとしても、これだけの人気作品なので、いろんな世代のいろんな人がいろんな時期にいろんな場所で感情移入し続けているならば、浦沢直樹先生昭和世代の我々の『ともだち』に位置付いていたりなんかして(笑)。




で、もはや教科書に載せても良いんじゃないかってくらい再度ハマった訳ですが、あの日あの時、スマートに告白出来なかった男子達よ、我々も随分成長したもんだと思ったら、傍に居る奥様彼女パートナーなる昔の女子、いや、今でも女子に、お花を捧げてみるのも良いんじゃない?

薔薇でもチューリップでも、他の季節のお花でも、その女子に捧げたいって思えるお花が一番だと思います。

「え、何、急に?バカじゃない!?」って言われるかも知れませんけども(笑)。

あ、『母の日』にはお花を贈りましょうぞ!!

そんな感じで、いと、をかし♪


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