こんにちは。
ワーママ夏川です。
最近、世界時価総額ランキングから
成功法則を見つけるのが好物です。
時価総額ランキングを見てニヤニヤする変態😇
前から知ってるけど、
私ってだいぶ変な女だよね。笑
今まで、アメリカとアジアの話をしてきたので、
今日はヨーロッパの話!
アメリカ版☟
アジア版☟
さて、ヨーロッパNo.1企業はどこでしょう?
みなさんご存知のアレよ、アレ!
ほらほらロゴが世界一有名な‥
ルイ・ヴィトン!
正確には社名は、
LVMH モエ・ヘルシー・ルイ・ヴィトン
グループが保有している高級ブランドは全部で75!
ヴィトン、セリーヌ、ブルガリ、タグ・ホイヤー、
ディオール、ジバンシィ、etc...
すげ!
高級ブランドってすごいよねー。
「高いこと」に価値があるんだもんね。
中国出張行った時改めて思ったけど、
お金を持つようになると
成功の象徴を身に付けたいのよね。
そして、
世界共通の「成功の象徴」はルイ・ヴィトン。
あの分かりやすいロゴが良いんだろうねー。
一目で「成功してます!」と分からなきゃ意味ないもんね。
で、その成功の象徴を求めるアジア人達は
何で豊かになってきたかと言うと、、、
アジアNo.1は台湾TSMC、
No.2は韓国サムスン・エレクトロニクス。
(中国Tecent Holdingsに抜かれてサムスンは3位かも?)
この2社、
どちらも半導体デバイスメーカーで
ナノレベルの争いを繰り広げている。
iPhoneに搭載されてる半導体回路の線幅って、
2007年の初代iPhoneでは90ナノだったのに、
最新のiPhone15では3ナノにまで細くなってて、
約15年で1/30に進化してるの。
半導体回路を微細化することで
高機能化したり、動作速度が向上したり、消費電力を低減出来たり、色んなメリットがあるから、
TSMCとサムスンは鎬を削ってナノの戦いを繰り広げてる。
3ナノってイメージ湧かないと思うけど、
原子が0.1ナノとかだから、
回路幅の中に原子が数えるほどしかいないんだよー!
しかも回路と回路の隙間が小さくなればなるほど、
その間の壁を電子がすり抜けて行っちゃう。
そうすると電流が漏れて、誤作動や消費電力アップに繋がってしまうから、それをどう防ぐかが問題で、本当に血の滲む開発努力なの。
↑これが本当の量子力学です。
量子力学で引き寄せとか言ってる奴かかってこい。
で、アジアがそのナノの戦いを繰り広げ、
約15年で30倍微細化してきたその頃。
ヨーロッパでは
ブランドバックの生産効率が30倍になった
‥という話は聞きません😇
ブランドバックに技術進化ってないよね。
バックが宙に浮いたり走ったりしないよね?
技術革新だけが成功に導いてくれるわけじゃない。
ヨーロッパは全く違うアプローチ、
ブランド力で財を成している。
アジア人は血の滲む努力をして、
限界の限界まで技術を極めて、
そして成功の象徴をヨーロッパから買う。
という皮肉な世界の構図。