こんにちは。
ワーママ夏川です。

(自己紹介はこちら) 


今日はアジアNo. 1 企業から、
成功の秘訣を学びます。







アジアで一番時価総額の高い企業をご存知ですか?


台湾のTSMCです。


TSMCって名前は聞いたことあるけど、
何の会社なのかイマイチ分からない?


それもそのはず。
TSCMは我々一般消費者が手にする
最終製品を作っていません。


それこそが、TSMCの勝因。


TSMCの強さは
無闇な競争をしないこと


ファブレス企業(工場を持たない企業)って
たまに耳にするワードかと思うけど、
アップルなんかが、これに該当する。


iPhoneにはたくさんのチップが搭載されている。


メインプロセッサ(中心的な処理装置)に
携帯回線と接続するためのチップ、
Wi-Fi回線やBluetooth回線と接続するためのチップ
横向きになった時に感知するセンサーチップ、
etc…


そのチップをアップルは自分で製造せず、
ファウンドリと呼ばれる半導体チップの製造を専門に行う企業に委託している。


TSMCはこのファウンドリに該当する。


韓国サムスンも世界有数のファウンドリで
かつてTSMCより先を行っていた。


初代iPhone向けにチップを受託したのは
サムスンだった。


けれど、
サムスンとTSMCには決定的な違いがあった。


サムスンは最終製品も作っていた。
みなさんご存知、携帯のギャラクシー。


そう、サムスンとアップルは
最終製品の携帯電話でガチンコ競争していた。


ちなみにアップルはチップの製造はしていないけど、設計はしている。


その設計書をもとにサムスンにチップを作ってもらうということは、「自社の設計を盗まれるリスクが伴う」と考えるのが自然。


だけどTSMCは顧客と競争しない。
チップの設計もしないし、
最終製品も作らない。
本当に製造に特化した会社なのだ。


そうなると、自然に注文はTSMCに流れて行く。
これはアップルに限った話ではなく、
他のファブレス企業も事情は同じ。


TSMCは顧客と競争しないことを強みに
チップの生産を一手に受け、
工場規模を拡大と
チップの先端技術開発に投資を集中すること
に成功した。


そして今では、
アップルの求める技術と生産能力を持つ会社は
世界にTSMC一社しかない。



⭐︎まとめ⭐︎


TSMCに学ぶ成功の秘訣


1. 無闇に競争しない

2. その分野でNo. 1になる





No. 1であることはめちゃくちゃ重要。



何故なら、No.1だとこのループに乗るから。



高い技術と生産能力を持つNo.1に注文が集中する
→生産量を強みにコストを抑えられる
 さらに生産規模を大きく出来る
 資金力と顧客との交流を強みに技術を磨ける
→最初に戻る


まさに、

Winner takes all

ですよ。




いつだか、「2位じゃダメなんですが?」と言ってた奴がいたけれど、、、





2位じゃダメに
決まってんだろ
バーカ






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