泉南市で。 | TNRアシストのブログ

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猫ボランティアさんからの依頼で手作りの仕掛けで捕獲のアシストをしています。

10月18日、泉南市に行って来ました。

依頼者はFさんとおっしゃる方です。

Fさんは、ある動物愛護団体にご相談され、私のことを紹介していただいたとおっしゃっていました。

依頼内容は、Fさんの自宅周辺に居る猫さんたちのTNRです。


Fさんから「猫の数は、10匹ほどです。」と伺っていました。
猫ご飯の時間は、朝10時です。

そのため、私は8時頃に現場へ到着しました。
もうすでに3匹の猫の姿がありました。

ここから、長い一日が始まることをこの時、私はまったく予想していませんでした。

まず、私とFさんは、挨拶を済ませました。
Fさんの自宅の傍に1匹のキジ猫がちょこんと座っていました。



Fさんは、「このキジ猫は、(Fさんの)家の中に入って来たので、捕まえて手術をしました。」とおっしゃっていました。

キジ猫は、よほど慣れているのか、見知らぬ私に警戒することもなく、その場から離れません。

Fさんのことが好きなのですね。

いったん、Fさんには、自宅に戻っていただきました。

さあ、捕獲作戦開始です。

まず、最初に猫が10匹以上に増えてしまった大元の母猫Aを捕まえました。

次にキジ母猫を捕獲しました。

キジ母猫と一緒に居た生後2ヵ月弱の子猫は、Fさんが家で飼うことになりました。

私は、三種類の仕掛けを所々に設置し、次に現れる猫を待ちました。

現場に到着してから1時間後の9時までに7匹の捕獲を完了しました。

その間、Fさんは、自宅から車で往復30分の動物病院に電話をなさいました。

そして、病院からは、「今日中に猫たちを全部、手術します。
だから、すべて連れて来なさい。」という指示がありました。

Fさんは、まず3匹をマイカーに乗せて出発されました。

動物病院からFさんが自宅へ戻られる間、捕獲は順調に進みました。

その結果、私が捕獲した猫さんたちを順次、Fさんが車で動物病院へ搬送するという連携を何度も繰り返すことになりました。

前述の手術済のキジ猫は、周囲をうろつきながらこわがることなく、ずっと私たちの様子を見ていました。

自分も私たちの一員になった気持ちなのかもしれません。

朝8時から、休むことなく私の捕獲とFさんの搬送が続きました。

まだまだ続きます。

続きます。

なんと、15時まで!!

キジ猫もずっと私たちにつきあってくれました。
猫は寝るのが仕事なのに一日中起きていてくれて、今夜は疲れてぐっすりでしょう。


そして、最終的に合計14匹の捕獲と搬送が完了しました。
Fさんは、自宅と動物病院の間を4往復されました。

私たちは、まだまだ続けるつもりでしたが、さすがに病院から、「これ以上の受入れは無理です。」とストップがかかりました。

しかし、これで終わりではありません。
まだまだ、未手術の猫さんたちが残っているのです。

確認出来た猫は、尻尾の短い茶トラ、雌のキジ猫、生後2ヵ月の白黒、生後2ヵ月のキジ白です。

雌のキジ猫をTNRしなければ、また猫が増えていく原因になるため、近々、またFさんと連携して捕獲を決行する予定です。


Fさん、キジちゃん、本日はお疲れ様でした。

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