橋の下の三毛猫 | TNRアシストのブログ

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猫ボランティアさんからの依頼で手作りの仕掛けで捕獲のアシストをしています。

10月18日、住之江区に行って来ました。


現場の写真です。



依頼者はNさんとおっしゃいます。

猫ご飯の時間は、19時と伺いました。

当初、Nさんは、私に対して現場への到着時間を18時半に希望されましたが、私の意向で、18時に現場でドッキング予定になりました。

私は、16時半に現場に到着しました。

餌場の確認のため、Nさんにメールをし、返信を待ちました。

ところが、なんと!17時に三毛猫が姿を見せました!

う~ん。。

仕方がないので、Nさんに電話をしたところ、すぐにこちらにいらして下さいました。

ターゲットの三毛猫は、橋の下で暮らしているそうです。

私は、仕掛けをロープで下ろし、設置しました。

そして、50㍍程離れた場所から三毛猫の様子を見ました。

ターゲットの三毛猫は、仕掛け傍までやって来ましたが、仕掛けに入ってくれません。

私が下に降りていたため、見知らぬ人間を警戒しているのでしょう。

仕方がないので、私は上に戻り、捕獲が出来るようにセッティグをやり直しました。

私が橋の下から居なくなったことを三毛猫は、確認したようです。

上から誘導のオヤツを投げ、私は三毛猫の視界からは隠れるようにしました。

三毛猫は、安心したのでしょう。徐々に仕掛けに近付いて来ました。

そして、仕掛けの真横までやって来ましが、すぐには入ってくれません。

しかし、三毛猫は、やはり空腹には勝てませんでした。

やっと、仕掛けの中に入ってくれました。

ご飯を食べ始めましたため、ロックしました。

私は、橋の下に降り、網の袋に入れ替えました。

そして、Nさんに「キャリーを用意してください。」とお願いしました。

Nさんは、「持ってません。」と仰います( ゚д゚)ポカーン

そして、「猫は上で放します。」と仰います( ゚д゚)ポカーン

はぁ??

まったく意味が理解できないため、Nさんから詳しく事情を説明していただきました。

その内容に私は、唖然としました。

残念ながらブログでは、書くことが出来ません。

ただ一つ言えることは、世の中には本当にひどい人間が居るということと、今回、Nさんが橋の上に脱出できない三毛猫を助けたということです。
(耳カットがありましたが、本当に避妊されているかはわかりません。)

三毛猫は、半年間ここで暮らしていたそうです。

落ちたのか、落とされたのかはわかりませんが、Nさんが初めて見た時は、生後半年ほどの大きさの猫だったそうです。

今後、三毛猫は、狭くて行き場のない橋の下ではなく、広い場所で自由に暮らしていけるでしょう。

そして、三毛猫が二度と橋の下に戻ることがないように、Nさんたちが注意して下さるでしょう。

これからの三毛猫の幸せを祈ります。



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