イップスについて | 宮崎太輝のグローバルスタンダードゴルフ!

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NY出身のティーチングプロ/トレーナーであるタイキが、日本のレッスン業界を面白くするために始めたブログ。日本とアメリカ最先端のゴルフレッスン/トレーニングの違いを教えてあげちゃいます;)

こんにちは。

Beyond Pacificのたいきです。

今回はイップスについて書こうと思います。

ちなみに今回はクソ長いです。

今までで一番長いぞ!

オメーのブログはいつも長すぎ!っていうやつは読まなくていいぜ。

読んでも読んでも終わらないからな!!!



Wikipedia大先生によると、イップス(Yips)は、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害のことである。

と書いてあります。

まあ簡単に例をいうと

パターが入らなすぎて嫌になっちゃって動けなくなったり

ドライバーが必ずOBになっちゃうからめちゃくちゃなスイングになったり

シャンクしか出なくなってスイングすることが嫌になったり

大勢の前でボールを打つというプレッシャーで動けなくなったり

という感じかな。

実例をみてみましょう。

ゴルフチャンネルを見ていた人は見覚えがあるかもしれませんが、チャールズバークレーさんのスイングです。



元々彼はバスケのトップスターだったそうな。

それでゴルフもシングルでとても上手だったそうです。

しかし、トーナメントのゲストでゴルフをして大勢の前でボールを打つということをしていたらこのようなスイングになっちゃったんだって。

とても残念なことです。

大好きなゴルフで元々超うまかったのにこんなことになってしまって。

それでも今もゴルフし続けてるって凄すぎるけどね。

ハイパーリスペクトやでぇ。



今度は僕の話をしよう。

僕が過去に経験したイップスは以下の通り。

パターが入らなすぎて動けなくなる
ドライバーの飛距離が60Y落ちた
アイアンはシャンクか大ダフリしかしなくなって打つまでに凄く時間がかかるようになった
ちなみに今、その全てが改善してます。

パターは僕の人生史上一番入ってるし、

ドライバーとアイアンに関しては一番飛んでてショットが安定してる。

気がついたら全部直ってたんだけど、それにはやっぱり理由があるんだけどなんでそうなったかっていうのは後で書こう。

まあパターに関しては「りょうちゃんパター編」で書いてあったようにストレートストレートのストロークを指導されて計測器の数値上完璧なストロークを手に入れてからでした。

全くパターが入らなくなったんだ。

本当に入らなかったんだ。

30cmくらいに寄せたら入ったさ。でも40cmはダメだった。

本当に嫌になった。

それをカバーするために時間があった学生時代はアプローチを死ぬほど練習できたからアプローチで少しだけ凌げるようになったけど、それでも限界があった。

だってそれに並行してドライバーの飛距離が200Yちょいしか飛ばなくなってたから笑

アイアン2打目はシャンクしちゃうでしょ?笑笑

でも結構遠いところからアプローチして1m以内に寄せるじゃん?

入らないよねー!!

だって30cm以上あるもん!笑笑笑

その時の僕には入られるわけがないんだよ。。

動けなくなっちゃって

でも動かなくちゃいけないから頑張って動くんだけど

内心「入ってくれー!!!!!!!!!!!!!!!!」って叫んでるんだけど

やっぱり入らない。

元々僕はパターが大好きだったはずなのに。

ゴルフも大好きだったはずなのに。

死ぬ間際のおじいちゃんとの約束でプロになるって決めたのに。。

本当にゴルフをすることが嫌になったのを覚えてる。



あの時の僕を今の僕が診ることができてたらどうなってただろうとよく思ったりするね。

「ツアープロになる」っていう目標はきっと達成させられることはできなかったんじゃないかな。

だって才能ないもん笑

でも

間違いなく当時の僕にもっと楽しんでゴルフさせてあげられることはできたと思います。

それだけは間違いないし、それができていたら今とは違う未来があったかもしれない。

そう思うとなんだかもったいなかったと思っちゃうんだけどまたしても話が逸れたので話を戻そう。



他の人のイップスで言えば、僕にとって印象的な例が2つある。

一つは僕がTGFでレッスンさせて頂いてるときに支配人の菅原さんから紹介頂いた元日本を代表するゴルフのスーパープレーヤー。

まあ10年くらいゴルフやってる人なら皆知ってるプロゴルファーですな。

僕は昔彼に憧れていたし、皆も彼に憧れていた。

皆が彼みたいなプレイヤーになりたいと思っていたはず。

だってカッコ良かったもん。

TGFで彼のトレーニングや練習をみていても

他のメンバーさんたちにはしっかりご挨拶されるし、寡黙に鍛錬をされ続けていた。

でも今の彼はイップスと戦っているみたい。

え!?あんなにスイング綺麗で超飛んでるのに!??

色々なプロから話を聞くとどうやら練習や練習ラウンドではいいらしい。

でも試合ではどうしてもドライバーでOBを出しちゃうんだってさ。

あんなに凄い人なのにどうして。。



もう一つは僕の師匠の話。

彼のエピソードはたぶん日本出張編でまた書くから今はいいや。

まあ簡単にいうと

彼は現役時代、先生であるハンクヘイニーから「おまえのスイングはタイガーよりも綺麗だ」とお墨付きをもらったほど完璧なオンプレーンスイングを持っていました。

でも、彼が大学院を卒業してアメリカツアーに転戦していたら突然ドライバーイップスになってしまったみたい。

試合に出てもティーショットでいきなり3発くらいOB打っちゃうんだってさ。

それがどうしても直らなかったから

プロ活動はやめて日本で起業して自分のビジネスをどんどん大きいくしていったんだけど

やっぱりゴルフはするべきだということでトレーニング開始。

今ではドラコン選手として活躍中。

先月か先々月優勝されてたし、ドラコン選手としては名が知れてきたようだ。

ドラコンでドライバーを打つことに慣れてきたようで、チャレンジツアーにもでてるみたい。

なんだけど、やっぱり試合ではOBがでちゃうらしい。

ぐぬぬ、やっぱり出ちゃうのか。

いやでも昔の彼を知ってるからドライバーイップスの程度が小さくなったというだけでもかなり嬉しい。

でも、やっぱりおかしいと思う。

あんなにゴルフの才能があって

完璧なオンプレーンになってて

クラブのことも

フィッティングのこともよく知ってる師匠がなんでイップスになっちゃうんだよ。。



人は皆イップスの原因をメンタルっていう。

だってそれしか理由が見当たらないし、思い当たらないから。

そのせいにしたいかもしれない。

でも、僕は奥嶋プロ(以下スパイシー)はゴルフに関しては

イップスの原因ってメンタルじゃないんじゃないかではないんじゃないかって結論に行き着くんだ。

例えば

最近僕らはやたらイップスを持ってる人たちをレッスンして、今のところ全員良くできてきていわけです。(もしご本人たちがイップスと考えてなかったらすみません)

まあパターの話は今までたくさんしてきたから今回はドライバーの話をしよう。

日本に出張行く前と帰ってきた後、

夏の間だけでも8人ドライバーが打てない人たちがレッスンを受けに来てくれました。

その人たちは皆すごく上手。

皆シングルさんとか、学生の時にめちゃくちゃ有名だった競技ゴルファーとかです。

でも、ドライバーだけがダメだったんだって。

特に試合のとき。

練習ラウンドのときは大丈夫。

でも、試合の時はドチーピンとプッシュスライスとかって取り返しのつかないボールがでてOB打って死亡。

って感じだったと。

で、

彼らにあることを教え、実演して見せ、試してもらってやっぱり教えた通りにしかならないことを確認してもらうと

彼らがずっと悩んでいたドライバーのチーピンやプッシュスライスは気がついたら出なくなってる。

そりゃあ練習場でバカバカ打ってたら何発かはでるさ。

でも、明らかに弾道は変わるし身体の動きはどんどん良くなってくる。

そうすると

ドライバーが苦手だったことを忘れてどんどん好きになってくれるんだ。

そしてどんどん飛距離も伸びてくる。

まあ何人か紹介するからみてみよう。

こちらは度々登場してきたMakotoさん。



先日ドクター高田が優勝したBest30で打倒ドクター高田を目標に練習と試合を頑張ってきた彼は、

Best 30の前の週の試合でハーフ3アンダーとか出しちゃう実力者。

そんな絶好調だった彼も一年に一度しかないBest 30になった途端、ドライバーでチーピンとプッシュスライスがでてしまい大叩き。

優勝が遠のいてしまったということでレッスンを受けてくれたわけです。

レッスンの後は練習場でドライバーのチーピンもでなくなったし僕がみたことないくらい早いスピードでクラブを振っていたので飛距離も伸びたんじゃないかと思います。

本人もなぜ前のミスがでていたのかが理解できていたからその後チーピンやプッシュスライスが突発的にでて落ち込むことはなくとても冷静でいられるようになってました。

その後また試合にでて70台で回っていたようなので、きっとドライバーの苦手意識が小さくなったのかなと思います。

こちらは同じくBest30にでていたNomotosan。



彼もメチャクチャ上手なシングルさん。

たぶんNYの日本人で一番飛ばすんじゃないかな。

そんな彼も試合で急にドライバーのボールコントロールができなくなってしまい、他のクラブのボールコントロールもできなくなってしまったからレッスンを受けに来てくださいました。

彼にもMakotoさんと同じことをしたら、勝手に直ってくれました。

彼に至ってはスイングもいじってないし。

でも全てのクラブでのボールの飛び方はまとまったし、ドライバーはたぶん前よりも飛んで曲がらなくなったと思う。

レッスンが終わったころには自分がメチャクチャ悩んでたってことを忘れてたんじゃないかな。

それだけ喜んで帰ってくださったので。。

そして最後はNaganoくん。



彼は日本でスパイシーがレッスンしてくれたあるクラブメーカーのゴルフ関係者。

学生の時は日本で1、2を争う有名大学のゴルフ部に所属していたそうな。

まあそんな有名大学のゴルフ部に入っちゃうくらいだからいつもパープレートかアンダーで回ってたんじゃないのかな。

でも、あるときからドライバーイップス。

やっぱりチーピンとプッシュスライスがでちゃうようになったとのことでした。

それで彼はツアーによくいったり日本の男子トッププロやトップインストラクターに本気でドライバーを直しにいったみたいなんだけど、

皆に同じ処方を言われたそうな。

Naganoくんは納得してそれに取り組んだのか納得してなかったのかは僕は知らない。

でもその取り組みをして直らなかったみたい。

それで今回の出張で出会って一緒に酒を飲みにいったイナガキックス(あだ名)が彼にスパイシーを紹介してくれてレッスンを受けてくれたと。

レッスンしたの2回だけだよ。

たった2回だけのレッスンでも

以前は練習もラウンドも本当に辛かったけど、今は練習もラウンドも楽しくて仕方がないといってくれているようです。

彼がゴルフを嫌いにならなくて、本当に良かったねといつもスパイシーと話をします。

とまあ今回は3人だけご紹介させて頂いたんだけど、

ドライバー以外のクラブでもイップスは症状と指導次第でかなりの確率で改善が見込まれるということがわかったわけです。

それだけ何人も直してきたら、やっぱりパターンが見えてきた。

これに関しては僕もイップスの改善ができたからやっぱりそうだなと確認ができたからね。

ちなみに僕のパターのイップスって2009年から今年の春まで続いてました。

パターが良くなるかもと思ったきっかけは、

2014年の秋に1年間の日本滞在を終えてNYに帰ってきたときにアメリカのプロたちとラウンドしたときに彼らがどうやってパターを打ってるのかをみて

『ああそうだ、アメリカのプロたちってこうやってパター打ってたっけ。。』

って思ったときかな。

でもその時は直らなかった。

ボールの転がりを真似できたところで、ボールが入るようになることはなかった。

でも2015年の春、

これをやれば絶対にパターが直る!!

と確信して実際にそれに取り掛かって治ったと実感するのにかかった日数は1日。

その1日前まではパターは一番嫌いなクラブだったけど、

治った瞬間から今日まで僕は僕の人生史上一番パターが入っている実感があるし、今はパターが一番好きなクラブと自信を持って言えるくらい自信が持てるようになった。

他のクラブも一緒。

全部治った。

今では試合でも練習でも練習ラウンドでも関係ない。

気がついたら僕はどこでもいつも通りのプレーができるようになっていたんだ。(でも元が下手くそだから大したスコアにはならんよ笑)

それでは僕とスパイシーは自分を含めイップスで悩んで僕の元に来てもらった人たちに何をしたのだろう?

僕らがしたことは

『事実を教えた(知った)』だけ。

本当に、ただそれだけ。

今まで日本で言われていたあらゆる理論。

そのほとんどがもはや常識となっている。

101回目の投稿で出てきたKazyaさんにも

た『あなたはスイング中こうしてるけど、なんでこうしてるの?』

と聞いたら

か「いやなんでって言われても…そういうもんじゃないの?」

と返された。

た『じゃあ誰かにそう言われたの?』

と聞くと

か「う~ん。わからない。そうだと思ってやってた。」

という。

あらゆるゴルフ雑誌やテレビでめちゃくちゃな情報が流れてしまっているから誰もその情報が合っているかどうかを論議することすらしない。

スイング理論も体の使い方も道具の使い方もマニア気質のある日本人は研究し尽くしてきた。

でも

その色々ある理論の前提がまず間違ってたとしたらどうだろう?

もしも本当だったら成立しないことをベースにその理論が作られていたら??

その理論は成立しなくなるはずだ。

そしてイップスの人たちのことをもう一度考え直してみよう。

先ほど挙げた

チャールズバークレー、元スターのプロゴルファー、師匠、Makotoさん、Nomotoさん、Naganoくん、

皆ゴルフ上級者だし身体能力も高い部類の人たちなんだ。



僕はアメリカの学校で運動科学を学んで

人体ってマジでスゲェ!!

人体ってヤツはなんて精巧に作られているんだ!!!

と感動したことがある。

そう。

人間のInternal(内側)はとても精巧に作られているんだ。

どう精巧なのかっていったら本当だったら成立しないことを身体が感じ取ってくれるようになってるみたいな感じ。

自分の脳がどう理解してるかなんて関係ない。

自分で『なんとか打法』やら『なんとかスイング理論』を完璧に理解して納得していたとしても関係ない。

その理論が成立していなかったら身体が「気持ち悪い。。」っていう反応を示してくれるんだ。

先ほど挙げたドライバーイップスの人たちは

スイングがとてもめちゃくちゃ綺麗で理論通りだったり、ボールストライキングがプロ並みの人ばかり。

普通の人はできないことができてしまう身体能力の持ち主なんだ。

彼らは皆、

事実とは違う情報を基にスイングを作り上げ、その情報に基づいたインパクトを再現してきた。

そのインパクトを再現したら本当はミスショットがでるはずなのに。。

アイアンみたいに重くて力ずくでも扱えるクラブだったらまだボールがそれっぽくための微調整をして打てるようになるかもしれない。

でも軽くて長いドライバーではそれができなくなる。

だからドライバーだけ特に酷いことになっちゃうんだ。

まあ要は小細工ができなくなるってことなんだけどもう少し掘り下げよう。



実は今日本で言われているドライバーの打ち方って

本当だったらチーピンとプッシュスライスがでるのが普通っていうのが僕とスパイシーの意見。

だからイップスの人たちがやっている打ち方でチーピンとプッシュスライスがでるのは正解なんだよ。

逆に、普通の人は理論通りになんかスイングできないから逆にチーピンとプッシュスライスがでないで何かしらの方法でボールが飛ばせているんだ。

しかし先ほどにも書いた通り

イップスを持っている人たちは普通の人はできないことができてしまう身体能力の持ち主なんだ。

彼らはそのズバ抜けた身体能力によって普通の人にはできない打ち方を再現できちゃう。

そんな本来だったらチーピンかプッシュスライスがでる打ち方をしている彼らがボールを目標に運ぼうとしてるんだよ。

普通だったら成立しないはずなんだ。

でも彼らのゴルフのスキルはとても高い。

だからチーピンとプッシュスライスがでないようにするテクニックもしくは小細工を身につけるはじめる。

人体というものは凄いもので、気持ち悪いという感覚さえ抑えてしまえば実際にそのようなテクニック/小細工っていうのは練習で身につけることができてしまう。

だから練習ではそのテクニックを使ってチーピンとプッシュスライスがでてしまうような打ち方で真っ直ぐボールを打てるようになってしまうんだ。

練習ラウンドでも一緒。

プレッシャーかかってないんだもん。

だからそのテクニック/小細工を使ってとても上手にドライバーを打ち、もの凄いスコアでラウンドしてくる。

しかし試合はどうだろう。

以前の記事のどこかで『緊張した場面では癖が大きくでる。』と書いたことがある。

緊張したら、誰だって練習の通りに身体が動かなくなる。

だから皆「いつもの打ち方」をしなきゃと思って集中してボールを打ちにいく。

でも

身体は知ってるんだ。

「いつもの打ち方」をしたらチーピンかプッシュスライスしちゃうってことを。

だからそれをしないためのテクニック/小細工をしようとするんだけど

身体は緊張でいつも通り動かない状態だ。

そんなんでボールを目標方向に飛ばせるか?

できるわけがないんだそんなこと。

むしろ、本当だったら成立しないことを成立させようとしてもっと酷い結果になる。

その結果が2連続だか3連続OBに繋がってしまうんだ。

以上の主張が僕が考える

『イップスの人は練習では大丈夫だけど試合ではどうしてもイップスが出てしまう』という現象の原因です。

そしてイップスが出た後に調子が戻る現象についても一言。

プロの世界で2・3発OBを打ったらまず上位は狙えない。

そしたら諦めるちゃう。

そうすると以前書いた記事のArosal Level(興奮度)とパフォーマンスシリーズで書いたように身体がリラックスしてくるのでまたそのテクニック/小細工を使ってドライバーが打てるようになってくるって感じだ。

くそ、また話が逸れた。

まあいいや、

ブログはなんでも好きなこと書いていいんだよって誰かにいわれたし。

まあ単純に文章の構成力がないだけだけど。。



長々と書いたけど、

僕が何を言いたかったのかというのは

イップスは本来だったら事実ではない・現実に起こり得ない現象を身体が再現しようとして起こるものなのではないかということ。

それはメンタルとかではない。

皆が皆イップスはメンタルメンタルってよくわかってもいないのに言いやがる。

そんなことを言われたらイップス持ちの人も

「自分はメンタルが弱いのか。。」となって気負いしちゃうし、

『自分はメンタルは弱くない!!』と気丈に振舞おうとしてもやっぱりミスをして

『くそー!!!なんで自分はいつもこうなんだ!!!!!』と自分を責めるようになってしまう。

そんなんで良いパフォーマンスが出せるかよ。

そしてそんなんでゴルフが楽しめるかい!!

だからイップスで悩んでいる人たちに一言いいたい。

あなたたちは全然悪くない。

むしろ賞賛されるべき身体能力を持っていると僕らは思っている。

従来の、

前提が既に間違っている理論ではなく

『事実』に基づき一人一人に合った指導ができる奴に出会ったら

一番大嫌いだったクラブが一番得意なクラブになることだってありうるんだぜ。

そしたらきっと今までよりも上にいけるはずだ。

だから

ゴルフでイップスになっている人たちは希望を捨てちゃダメだ。

良き指導者に会うまでの努力を惜しまないでほしい。

色々当たってみてダメな場合はスパイシーに当たってくれ。

きっと彼なら何かを見つけてくれる。

NYに来る機会があるなら僕のところでも良い。

ダメな場合ごめん。

僕たちの実力不足だろうと思う。

でもそれを解決するための努力をし続けていつか直してみせるから。

どうか希望を捨てないで欲しい。

そんなわけで。

今回はイップスについてのお話でした。

もう朝からこれ書いてて僕はゲンナリだよ。

週明けにでも日本出張編を再開しようかと思います。

それでは。

たいき

P.S.

Naganoくんがイップスを直そうとアドバイスを求めたトッププロやコーチの提案はどうひいきしてみても全て彼のイップスを悪化・もしくは維持させるものだった。

そしていつかfacebookでみた動画では

ある有名なプロが『これでイップスが治ると信じて頑張る!』といってあるドリルを練習されていた。

それも全く見当違いなことをやっていた。

きっとこのプロは死ぬほど頑張ってそのドリルをやるんだろう。

もしかしたら一発でそのイップスが直るかもしれないのに。。

そしてなんで彼のインストラクターはあんなドリルやらせてるのかというのを考えるとただただ悔しい気持ちになる。

もしかしたらこんなことが起こっているのは日本だけなのかもしれない。

でも、はっきりいって日本のインストラクターとかコーチのレベルなんてそんなもんだ。

そしてそのインストラクターに言われるがままでてめえで考えないプレイヤーも救えねぇ。

残念だけど、今の日本の現状はこんな感じ。

でもこの現状を変えるのがBeyond Pacific Golfだ。

必ず変えてみせるから待っていやがれ!!