こんにちは!
Torque Athletic Golf Instituteのたいきです!
世はマスターズで大盛り上り!
K's Islandの植村さんは今マスターズに行ってるんだって!超羨ましー!!笑
そんなわけで、日本にいる僕は今回メンタルのお話をさせて頂きます♪
ゴルフというゲームをより向上させるためにはメンタルゲームを向上することが必要不可欠であります。
先日バケモノことSenichiroをラウンドレッスンしたのでそのときの模様と絡めて今回記事を書かせて頂こうと思います。
3日前、僕は彼とゴルフ場にいったわけです。
行きの車の中、「今日の目標は4アンダーだな。」という話をしていたのでまあ今の彼ならチョロそうだな、、と思いながらゴルフ場に到着。
適当に練習していざスタート。
うん。
練習場で打っていた通りの球を打てるようになってました。
大きく右から左に曲がってくるドローボールはストレートからフェードへ球筋が変わり、ドライバー・アイアンともに同じような弾道を打ってました。
そこのコースは彼がジュニアでやっていた時からずっと通っていたみたいですが、「カコイチ(過去で一番)飛んでる。。」といってました。
アイアンはビシビシグリーンオンしてたし、彼が苦手だと言っていた110Y以内の短い距離のアプローチも全部距離が合ってました。
遠くから撮影したSenichiroの柔らかい90Yのショット♪
そんで前半はサクサクプレーし2アンダー。
お昼を食べながら「試合でも同じプレーできそうでしょ?」と聞いたら
「できるね。だって余裕があるもん。」といっていました。
でも、それだと僕が本当にみたい彼のプレーを見れないので
「後半はもっと自分本来のプレーをして欲しい。でもお腹いっぱいのところを調子整えなきゃだから後半の2ホールは前半と同じようにプレーして、途中からもっと自分の個性をだしてプレーしていいよ」と伝えました。
それで後半スタート。
1ホール目でいきなりバーディーだったかな?
あらー、これは言うこと失敗したかな~と思いつつそこからさらに3ホールパーが続きました。
しかしそこからです。
彼のプレーが変わったのは。。
最初彼は表情には表しませんでしたが、ショットには変化が出てきました。
ショットの質自体は前半と変わりません。
真っ直ぐで力強い球筋、ピンに真っ直ぐ。
でもアイアンもパターも距離感が合わなくなりました。
そして、自分の求めていた結果と違うショットを打ったら
「あー、ダメだ。下手くそ!」と声に出すようになりました。
何が起こったか皆さんにはわかりますよね。
『残りのホールであと1つバーディーを取らなきゃ目標が達成出来なくなる!』
という彼の思考がプレーに現れてきたわけです。
で、とうとうやってくれました。
彼が昔やっていたであろう短い距離でグリーンオーバーするミス。
実際はディボットにボールが入っていて少し難しかったみたいですが
これがでた瞬間、「いよっしゃー!!」と思いました。
これだ!彼が試合のときにやるであろうプレーは!!
俺はこれだけを確認するためにここにきたんじゃー!!!笑
案の定彼はそのホールをボギー。
その後バーディーを狙ってパーというプレーが続きホールアウト。
「試合はいつもこんな感じ?」と聞いたら「そうだね」とのこと。
今の彼が試合に勝つために必要なものの正体を特定できました。
スイングは全く問題ない。
元から綺麗だったし、TGFの菅原さんがスイングの再現性の凄く高く、かつ動きが滑らかになるようなトレーニングをしてくれてるから試合でも全然曲がらなくなるのはわかってる。
その決定的な何かを手に入れたことができたら、彼は一気に化ける!
うっひょー楽しみだー!!XD
ちなみに彼はプロです。
しかし、レベルは違えど今回彼がやったようなプレーは皆さんも身に覚えがあると思います。
ではなぜこのようなミスあるいはプレーをしてしまうのでしょうか?
それを紐解く鍵がArosal Level(興奮度)にあると僕は考えます。
ヒントはこちらー!
(画像はEssenctial Strength Training and Conditioningより抜粋)
この画像をみて、『ああこれね。』といったゴルフインストラクターは今までいませんでした。
ピンとくるのは常磐さんと高野さんくらいかな!笑
そもそもこんなグラフを持ち出してゴルフのメンタルを語る奴は僕だけでしょ笑
次回、このグラフを使ってラウンド中彼に何が起こっていたのかを書いちゃいます!
というか、ホントはもう書き終えてるんだけど長くなるので明日改めてアップしまーす♪
お楽しみにー♪♪
たいき