参考までに
7/21 ヨコハマ快晴
本日は夕方に外出から戻っての作業でした。
I さんのYAMAHA-12 弦のフレットファイリング仕上げを済ませております。明日から水研ぎ研磨予定ですが一部ネックグリップに目痩せが起きていましたので修正を行う予定です。
たまにプレイヤーさんから持ち込まれる楽器の中に「ネックがいつも安定していないので燻煙処理をお願いします」と言った感じで楽器が持ち込まれる事があります。
そんな場合、作業前に楽器を拝見しますのでネックの木目を確認して木取りに問題無いかを確かめます。
素材が表皮材(丸太で言うところの木の外周付近の皮材/うじゃうじゃの派手な木目の材の多くが表皮材であったりします)が使われていたり、しかも板目木取りであったりと、木の特性自体をチェックをするのですが、中には強度的な問題が見受けられない木目/木取りのネックの場合はこんな質問をします。
「もしかして、楽器を弾き終わると必ず弦を緩めていませんか?」と。
すると大方の場合「はい、勿論そうしてます」それが当然、と言った感じのお返事を下さるんですね。ワタシは内心、やっぱりね・・と。
で、「なるほど、ネックの状態が安定しない理由はソレですね」と申しますと、
持ち主は「えっ!何でですか?」って驚かれるんですね。
で、またお相手に「ではクルマをお持ちの場合、しばらく運転しないからと言ってタイヤの空気をその都度抜きますか?」ってお尋ねすると、「いやそんなことはしませんけど」って感じの答えが返って来ます。
で、「そうですよね、いちいち運転し終わってタイヤの空気を抜いていたらタイヤが痛んじゃって仕方ないですよね。ましてや長期間そうしたままだったらタイヤは潰れたまま変形して使い物にならなくなりますよね、それは楽器のネックも同じなんですよ」ってお話しします。
更に説明として
タイヤが空気を入れられる事を前提に作られているのと同じで、弦楽器はそもそもが弦を一定の張力を架けられる事前提で作られているんですよ。
それはその状態が継続される事が前提だって事です。ですから張力を架けられたり緩められたりを頻繁に繰り返されるとネックはいつまでも安定出来ないんですよ、とお話しします。
皆さんは木であっても見慣れた楽器にされたら、それを単なるモノの様に見てませんか?
でも木は生きてるんですよ。
例えば、クラッシックのヴァイオリニストなんかがよく話してますが「ほんの数日弾かないだけで楽器は鳴らなくなる。そうなったら暫く弾き込んであげないと元の音は出て来ない」
もし木が加工されて別な形にされた時点で単なる物質になるのであれば、そうした変化は起きない筈です。木は朽ち果てるまで生きているからこそ木製楽器は楽器としての音色を奏でられるのです。
ですから弾き終わって弦を緩めてしまえば、木は弦の張力から解放されて元の状態に戻ろうとするのです。それが長時間続けばその状態で落ち着こうとするのです。
でも弦楽器は弦を緩めた状態を前提にして作られてはいないのですよ。
弦楽器は弦が張られた状態でこそ安定するのです。ご参考までに。
本日は夕方に外出から戻っての作業でした。
I さんのYAMAHA-12 弦のフレットファイリング仕上げを済ませております。明日から水研ぎ研磨予定ですが一部ネックグリップに目痩せが起きていましたので修正を行う予定です。
たまにプレイヤーさんから持ち込まれる楽器の中に「ネックがいつも安定していないので燻煙処理をお願いします」と言った感じで楽器が持ち込まれる事があります。
そんな場合、作業前に楽器を拝見しますのでネックの木目を確認して木取りに問題無いかを確かめます。
素材が表皮材(丸太で言うところの木の外周付近の皮材/うじゃうじゃの派手な木目の材の多くが表皮材であったりします)が使われていたり、しかも板目木取りであったりと、木の特性自体をチェックをするのですが、中には強度的な問題が見受けられない木目/木取りのネックの場合はこんな質問をします。
「もしかして、楽器を弾き終わると必ず弦を緩めていませんか?」と。
すると大方の場合「はい、勿論そうしてます」それが当然、と言った感じのお返事を下さるんですね。ワタシは内心、やっぱりね・・と。
で、「なるほど、ネックの状態が安定しない理由はソレですね」と申しますと、
持ち主は「えっ!何でですか?」って驚かれるんですね。
で、またお相手に「ではクルマをお持ちの場合、しばらく運転しないからと言ってタイヤの空気をその都度抜きますか?」ってお尋ねすると、「いやそんなことはしませんけど」って感じの答えが返って来ます。
で、「そうですよね、いちいち運転し終わってタイヤの空気を抜いていたらタイヤが痛んじゃって仕方ないですよね。ましてや長期間そうしたままだったらタイヤは潰れたまま変形して使い物にならなくなりますよね、それは楽器のネックも同じなんですよ」ってお話しします。
更に説明として
タイヤが空気を入れられる事を前提に作られているのと同じで、弦楽器はそもそもが弦を一定の張力を架けられる事前提で作られているんですよ。
それはその状態が継続される事が前提だって事です。ですから張力を架けられたり緩められたりを頻繁に繰り返されるとネックはいつまでも安定出来ないんですよ、とお話しします。
皆さんは木であっても見慣れた楽器にされたら、それを単なるモノの様に見てませんか?
でも木は生きてるんですよ。
例えば、クラッシックのヴァイオリニストなんかがよく話してますが「ほんの数日弾かないだけで楽器は鳴らなくなる。そうなったら暫く弾き込んであげないと元の音は出て来ない」
もし木が加工されて別な形にされた時点で単なる物質になるのであれば、そうした変化は起きない筈です。木は朽ち果てるまで生きているからこそ木製楽器は楽器としての音色を奏でられるのです。
ですから弾き終わって弦を緩めてしまえば、木は弦の張力から解放されて元の状態に戻ろうとするのです。それが長時間続けばその状態で落ち着こうとするのです。
でも弦楽器は弦を緩めた状態を前提にして作られてはいないのですよ。
弦楽器は弦が張られた状態でこそ安定するのです。ご参考までに。

個別報告 ギター&チェロの I さん
7/20 #ー2
2件目の報告は現在チューンナップ中の I さんの YAMAHA-12弦に関してです。
現在ネックのグリップ変更に伴う塗装処理で乾き待ちの時間を利用してブリッジ台座の裏面(内部)に写真の手作りのグランドアース・プレートを接合した接ぎ木をセットしています。
写真2は接合中。
今回はローズ材にブラスのプレートを接合してアースが落とせる様にしています。勿論それだけでなく、ボールエンドが止まる位置も変更しています。
こうした変更は元の個体のブリッジ裏面の宛木材の厚さ設定によって、このプレートの材厚も変更して設定上の位置にボールエンドが止まる様にしている t.m.p のオリジナル設定です。
そもそも従来のアコースティックギターのボールエンドの止まる位置はトップ板に近すぎる為にトップ板を裏からも持ち上げ易く、更にはブリッジ台座のトップ位置に弦の出て来る穴が在る為に、弦はサドルに寄りかかる様に前倒しに力を架けており、サドルを垂直方向に押さえつける圧力が半減してしまっている為に音の分離をも劣化させています。
そこで、弦の張力が傾斜方向にではなく垂直方向に加わる様にブリッジ台座を段差加工を施す事によって弦の出て来る位置を一段低めて、サドルを下方向に押さえつける様に弦圧ベクトルを変化させることで結果的に音の分離を向上させています。
また、エレアコやピックアップをホールマウントして使用する場合、この様にアースを落とせる処理が欠かせません。しかし現状の楽器にはグランドアースが落とされていないのです。
マグネット・ピックアップではピックアップの磁界内をスチール弦が振動する事で起電し、それが音源信号になるワケですから、弦にアースが落ちていない場合、張られた弦がアンテナの役目をして外来ノイズの影響を受けてしまう為に元音はノイジーなギラギラとしたサウンドになってしまいます。
その状態でいくらフィルター処理してノイズ対策を施したとしても、元の信号がノイズだらけですから不自然な粗いサウンドになってしまうのは当たり前です。
プロの現場ですら、よくギラギラしたおよそナチラルとは言いがたいエレアコのサウンドを聴かされますでしょ? もういい加減あんな酷い音はカンベンして欲しいですよね。
こうした現状を例えて言うなら、
掃除を全くしない汚くて埃だらけのレコーディングルームに録音しに来た歌手に対して
「ここって埃っぽいですからマスクして歌って下さい」って平気な顔してスタッフが言ってる様なモンです。
はあ~っ?!( ̄□ ̄;) ウソでしょ?! でもこれが現状。まず掃除しろよ!って話しでしょ。原音からノイズを出来る限り除外するのが基本ですから。
例えるなら、このくらい現状のエレアコ系はオカシナ設定なんです。
ですから、スチール弦のアコギにピックアップを付けたら必ず弦にグランドアースを落とさなくてはイカンのです。 早くこれが世界の常識になって欲しいです。アーメン。
ちなみに、お手持ちのエレアコやPUマウントしたアコギに対するt.m.p 設定化
ブリッジ台座段差加工+ボールエンド位置変更+グランドアース処理(結線料込み)
¥29.000+TAX でプロアマ問わず承りますよ。楽器を送って来られる前にメールにてお申し込み下さい。
勿論、大切な楽器のトップが変形してしまう前に光触媒燻煙処理(7万~)で木部を最上の状態にするのは楽器に対する愛情だと思いますよ。
鳴りの向上は勿論、強度も高まり変形が抑えられます。
気候変動の起きるこの国では楽器を買ったままでほっておけばトップ変形で徐々に弦高が上がって来て弾き辛くデッドな鳴りになってしまうケースは頻繁に起こっています。
メーカーサイドもそうしたトラブル現状が逆に新たな楽器の買い替えと結びつく為に対処があまり出来ていないのが実情です。こうした対応策は t.m.p にはあるのに現実は残念な状況ですね。

2件目の報告は現在チューンナップ中の I さんの YAMAHA-12弦に関してです。
現在ネックのグリップ変更に伴う塗装処理で乾き待ちの時間を利用してブリッジ台座の裏面(内部)に写真の手作りのグランドアース・プレートを接合した接ぎ木をセットしています。
写真2は接合中。
今回はローズ材にブラスのプレートを接合してアースが落とせる様にしています。勿論それだけでなく、ボールエンドが止まる位置も変更しています。
こうした変更は元の個体のブリッジ裏面の宛木材の厚さ設定によって、このプレートの材厚も変更して設定上の位置にボールエンドが止まる様にしている t.m.p のオリジナル設定です。
そもそも従来のアコースティックギターのボールエンドの止まる位置はトップ板に近すぎる為にトップ板を裏からも持ち上げ易く、更にはブリッジ台座のトップ位置に弦の出て来る穴が在る為に、弦はサドルに寄りかかる様に前倒しに力を架けており、サドルを垂直方向に押さえつける圧力が半減してしまっている為に音の分離をも劣化させています。
そこで、弦の張力が傾斜方向にではなく垂直方向に加わる様にブリッジ台座を段差加工を施す事によって弦の出て来る位置を一段低めて、サドルを下方向に押さえつける様に弦圧ベクトルを変化させることで結果的に音の分離を向上させています。
また、エレアコやピックアップをホールマウントして使用する場合、この様にアースを落とせる処理が欠かせません。しかし現状の楽器にはグランドアースが落とされていないのです。
マグネット・ピックアップではピックアップの磁界内をスチール弦が振動する事で起電し、それが音源信号になるワケですから、弦にアースが落ちていない場合、張られた弦がアンテナの役目をして外来ノイズの影響を受けてしまう為に元音はノイジーなギラギラとしたサウンドになってしまいます。
その状態でいくらフィルター処理してノイズ対策を施したとしても、元の信号がノイズだらけですから不自然な粗いサウンドになってしまうのは当たり前です。
プロの現場ですら、よくギラギラしたおよそナチラルとは言いがたいエレアコのサウンドを聴かされますでしょ? もういい加減あんな酷い音はカンベンして欲しいですよね。
こうした現状を例えて言うなら、
掃除を全くしない汚くて埃だらけのレコーディングルームに録音しに来た歌手に対して
「ここって埃っぽいですからマスクして歌って下さい」って平気な顔してスタッフが言ってる様なモンです。
はあ~っ?!( ̄□ ̄;) ウソでしょ?! でもこれが現状。まず掃除しろよ!って話しでしょ。原音からノイズを出来る限り除外するのが基本ですから。
例えるなら、このくらい現状のエレアコ系はオカシナ設定なんです。
ですから、スチール弦のアコギにピックアップを付けたら必ず弦にグランドアースを落とさなくてはイカンのです。 早くこれが世界の常識になって欲しいです。アーメン。
ちなみに、お手持ちのエレアコやPUマウントしたアコギに対するt.m.p 設定化
ブリッジ台座段差加工+ボールエンド位置変更+グランドアース処理(結線料込み)
¥29.000+TAX でプロアマ問わず承りますよ。楽器を送って来られる前にメールにてお申し込み下さい。
勿論、大切な楽器のトップが変形してしまう前に光触媒燻煙処理(7万~)で木部を最上の状態にするのは楽器に対する愛情だと思いますよ。
鳴りの向上は勿論、強度も高まり変形が抑えられます。
気候変動の起きるこの国では楽器を買ったままでほっておけばトップ変形で徐々に弦高が上がって来て弾き辛くデッドな鳴りになってしまうケースは頻繁に起こっています。
メーカーサイドもそうしたトラブル現状が逆に新たな楽器の買い替えと結びつく為に対処があまり出来ていないのが実情です。こうした対応策は t.m.p にはあるのに現実は残念な状況ですね。

このベース なめたらアカンぜよ
7/19 ヨコハマ 夏日復活
蝉が元気良く啼いています。夏の音ですね。
昔、娘が幼かった頃「蝉ってうるさい」って言った時には少し悲しい気持ちになったのを今でも覚えています。それは風情が理解出来ない人間にはなって欲しく無いという気持ちからです。
大人になって子を持つ親となった今の彼女はどうなんでしょうね?
写真は完成させたばかりの 70's フェンダー・ジャズベです。
きったないベースだなあ~と、お思いでしょ? でもね、このサウンドを聴いたら「是非欲しい!」って方が潜在的にかなりいらっしゃる筈なのです。
例えば、日本のプレイヤーで言えば、達郎氏のサウンドに欠かせないベーシストである伊藤コウキ氏。彼のサウンドは図太くてワイルドでたまらなくカッコいい。あのサウンドこそこのベースのお得意とするサウンド。
美久月千晴氏も同系統のサウンドですから恐らくこのベースを弾いたらニンマリするでしょうね。
確かにこの年代のフェンダーは作りが粗いのは確かですが、今回紹介した様に要所要所をしっかり作り替えて設定を追い込めば、先程名前を挙げさせて頂いた様なプレイヤー達から「40万出しても欲しい」と言われても何の不思議も無い魅力的なサウンドが出せます。
実はこの当時のフェンダーはメイプル材をカナディアン・ハードロックメイプルを採用していまして、この当時のカナダ産のHRメイプルは本当に素晴らしい密度感を備えた材でして、ワタシは未だにこの当時のHRメイプル・サウンドが欲しくて、扱いは困難だけどそれに近い響き方をするイタヤカエデ材を使用しているくらいなのです。
また、今回この作業を依頼下さったAさんからはピックアップはtmp製に、との要望を頂きましたが、ワタシはまずは交換せずに作業したいと申し出ました。それはこのディマジオのピックアップが非常に魅力的なサウンドを備えているピックアップだと知っているからです。
とまあ、ワタシがAさんに冗談で
「これだけ手間掛けたんだから焼き肉2回くらいごちそうしてね」って言うのも、今時この出来の悪い時期のフェンダーをこのサウンドに持ち込む設定作業を行える人間はたぶんワタシくらいしか居ないのでは?と正直思うからです。
特に仕込み設定は非常に重要ですし、ブリッジ位置もここでしょ!ってところに落とし込まなくては出ないんです、この鳴りは。
ポイントはフェンダー・オリジナルのままの設定ではこのサウンドは絶対に出せないって事です。
Aさん、アナタがこのベースを弾いたら、ここに書かれている事の意味を直に知る事になるでしょう。
たぶん、すんげ~感謝してくれるんじゃないかな。 焼き肉 3回!(^0^)Ⅲ
蝉が元気良く啼いています。夏の音ですね。
昔、娘が幼かった頃「蝉ってうるさい」って言った時には少し悲しい気持ちになったのを今でも覚えています。それは風情が理解出来ない人間にはなって欲しく無いという気持ちからです。
大人になって子を持つ親となった今の彼女はどうなんでしょうね?
写真は完成させたばかりの 70's フェンダー・ジャズベです。
きったないベースだなあ~と、お思いでしょ? でもね、このサウンドを聴いたら「是非欲しい!」って方が潜在的にかなりいらっしゃる筈なのです。
例えば、日本のプレイヤーで言えば、達郎氏のサウンドに欠かせないベーシストである伊藤コウキ氏。彼のサウンドは図太くてワイルドでたまらなくカッコいい。あのサウンドこそこのベースのお得意とするサウンド。
美久月千晴氏も同系統のサウンドですから恐らくこのベースを弾いたらニンマリするでしょうね。
確かにこの年代のフェンダーは作りが粗いのは確かですが、今回紹介した様に要所要所をしっかり作り替えて設定を追い込めば、先程名前を挙げさせて頂いた様なプレイヤー達から「40万出しても欲しい」と言われても何の不思議も無い魅力的なサウンドが出せます。
実はこの当時のフェンダーはメイプル材をカナディアン・ハードロックメイプルを採用していまして、この当時のカナダ産のHRメイプルは本当に素晴らしい密度感を備えた材でして、ワタシは未だにこの当時のHRメイプル・サウンドが欲しくて、扱いは困難だけどそれに近い響き方をするイタヤカエデ材を使用しているくらいなのです。
また、今回この作業を依頼下さったAさんからはピックアップはtmp製に、との要望を頂きましたが、ワタシはまずは交換せずに作業したいと申し出ました。それはこのディマジオのピックアップが非常に魅力的なサウンドを備えているピックアップだと知っているからです。
とまあ、ワタシがAさんに冗談で
「これだけ手間掛けたんだから焼き肉2回くらいごちそうしてね」って言うのも、今時この出来の悪い時期のフェンダーをこのサウンドに持ち込む設定作業を行える人間はたぶんワタシくらいしか居ないのでは?と正直思うからです。
特に仕込み設定は非常に重要ですし、ブリッジ位置もここでしょ!ってところに落とし込まなくては出ないんです、この鳴りは。
ポイントはフェンダー・オリジナルのままの設定ではこのサウンドは絶対に出せないって事です。
Aさん、アナタがこのベースを弾いたら、ここに書かれている事の意味を直に知る事になるでしょう。
たぶん、すんげ~感謝してくれるんじゃないかな。 焼き肉 3回!(^0^)Ⅲ
7/18 追記
7/18 #-2
なんだかデジカメのどこかを触ってしまったらしくて掲載した写真の色合いがヘン!
いじってみたら直った様子なので追記してみました。
1枚目は隙間だらけだったネック仕込みに接ぎ木して密着精度を高めた後のショット。
もうこれだけ密着してれば問題無し。ダイナミクスがぜんぜん違って来ますからね。
また、元のブリッジ取り付け位置にも問題があったので今回位置修正しております。
2枚目はピックアップをマウントしてセットアップするだけの状態まで漕ぎ着けたところ。
各部の精度出しや設定変更を行うと不思議な事に楽器の目に映る姿が変わりますね。
ビシッ!としたと言うか、いい面構えになってきましたね。
このジャズベは明日には完成させます。土曜日にお渡しオッケーですからね。
3枚目は JKさんの初期プロトのtmp5弦ベースでWBHナットに交換調整が終った後でのショット。やはり牛骨でこのサウンドは出ませんね。WBHはホント素晴らしい。
まだこの個体はスロープヘッド化してませんのでそこは残念。J さん早くSH化しましょうね。
音の厚さ、重さ、密度、レンジ感、レスポンス それらが全て次元アップしますからね。

なんだかデジカメのどこかを触ってしまったらしくて掲載した写真の色合いがヘン!
いじってみたら直った様子なので追記してみました。
1枚目は隙間だらけだったネック仕込みに接ぎ木して密着精度を高めた後のショット。
もうこれだけ密着してれば問題無し。ダイナミクスがぜんぜん違って来ますからね。
また、元のブリッジ取り付け位置にも問題があったので今回位置修正しております。
2枚目はピックアップをマウントしてセットアップするだけの状態まで漕ぎ着けたところ。
各部の精度出しや設定変更を行うと不思議な事に楽器の目に映る姿が変わりますね。
ビシッ!としたと言うか、いい面構えになってきましたね。
このジャズベは明日には完成させます。土曜日にお渡しオッケーですからね。
3枚目は JKさんの初期プロトのtmp5弦ベースでWBHナットに交換調整が終った後でのショット。やはり牛骨でこのサウンドは出ませんね。WBHはホント素晴らしい。
まだこの個体はスロープヘッド化してませんのでそこは残念。J さん早くSH化しましょうね。
音の厚さ、重さ、密度、レンジ感、レスポンス それらが全て次元アップしますからね。

経過報告 Aさん2本
7/18 ヨコハマ 晴れ 今日は猛暑が復活しそうな日差しです。
今年もサーマージャンボ宝くじが発売されているそーで。
ワタシのお客さんの中で少なくとも5名程の方が以前から「宝くじ当たったらマツシタさんに工場建設費用差し上げますからね!」と言って頂いています。
そのお気持ちは実にありがたいですね。 みんな優しいわ (^・^)
でも問題は・・未だ だーーれも 当たりくじを引けて無い。(w_-;
そろそろ頼むよ~!(^0^)
最初の写真は今回作業中のボロボロの70'sフェンダー製ジャズベースを持ち込んで下さった A さんに以前製作したt.m.p-55B-4/TJ でナットをWBH 製に作り替えしたものです。写真1
このベース自体が強力なサウンドを備えてますので、あの70's-JB も低予算であっても使えるレベルに持ち込まない事には最終的に本人が弾く気になれなくなるのは目に見えていますので手を妬いているワケです。
取り敢えず、フレットファイリングでネックの作業は終了、ピックアップ・アッセンブリーも新品パーツで作成済み。写真2
今回の70's-JB 君は仕上げ直したネックをボディ・センターに置きますと、4弦側のネック側面とボディの座グリ側面との隙間が2ミリも空いてしまうんですね。ガバガバ状態
まあ、この年代の製品ではぜんぜん珍しい事ではないのですが。
写真でネック横の影みたいに写ってる部分が実はボディとの隙間なんです。写真3
で、今回は低予算手法として隙間部分に接ぎ木(写真4)して側面の密着精度を出します。
本来のフルチューンナップ作業では元のネック仕込み部分自体をボディ材と同じアッシュ材で一旦埋めて、あらためてネック仕込み形状に加工し直す事で密着/設定精度を出すのですが、今回はそこまで予算が無い作業なので、一番重要なボトム設置面の平面/角度精度と4弦側の側面の密着精度を出しに留めます。
勿論完璧な作業とは言えないのですが、これだけでもダイナミクスはぜんぜん違ったものになります。
A さん、低予算で使えるレベルにするって大変なんだってお分かり頂けました? ( ̄・ ̄ )
A さん、ご理解頂けたのなら 焼き肉 2回ね! (^ε^)V 上カルビ!


今年もサーマージャンボ宝くじが発売されているそーで。
ワタシのお客さんの中で少なくとも5名程の方が以前から「宝くじ当たったらマツシタさんに工場建設費用差し上げますからね!」と言って頂いています。
そのお気持ちは実にありがたいですね。 みんな優しいわ (^・^)
でも問題は・・未だ だーーれも 当たりくじを引けて無い。(w_-;
そろそろ頼むよ~!(^0^)

最初の写真は今回作業中のボロボロの70'sフェンダー製ジャズベースを持ち込んで下さった A さんに以前製作したt.m.p-55B-4/TJ でナットをWBH 製に作り替えしたものです。写真1
このベース自体が強力なサウンドを備えてますので、あの70's-JB も低予算であっても使えるレベルに持ち込まない事には最終的に本人が弾く気になれなくなるのは目に見えていますので手を妬いているワケです。
取り敢えず、フレットファイリングでネックの作業は終了、ピックアップ・アッセンブリーも新品パーツで作成済み。写真2
今回の70's-JB 君は仕上げ直したネックをボディ・センターに置きますと、4弦側のネック側面とボディの座グリ側面との隙間が2ミリも空いてしまうんですね。ガバガバ状態
まあ、この年代の製品ではぜんぜん珍しい事ではないのですが。
写真でネック横の影みたいに写ってる部分が実はボディとの隙間なんです。写真3
で、今回は低予算手法として隙間部分に接ぎ木(写真4)して側面の密着精度を出します。
本来のフルチューンナップ作業では元のネック仕込み部分自体をボディ材と同じアッシュ材で一旦埋めて、あらためてネック仕込み形状に加工し直す事で密着/設定精度を出すのですが、今回はそこまで予算が無い作業なので、一番重要なボトム設置面の平面/角度精度と4弦側の側面の密着精度を出しに留めます。
勿論完璧な作業とは言えないのですが、これだけでもダイナミクスはぜんぜん違ったものになります。
A さん、低予算で使えるレベルにするって大変なんだってお分かり頂けました? ( ̄・ ̄ )
A さん、ご理解頂けたのなら 焼き肉 2回ね! (^ε^)V 上カルビ!


オールド扱い?
7/17 ヨコハマ 薄曇り 湿度高め
今日は暑さは控えめですね。
写真は昨日から作業をしている 70'S のフェンダージャズベの続き作業。
なんでこの個体に割と詳しい解説をしているかと申しますと、この楽器の製造時からして、市場では既にオールド扱いがなされている様子だからです。
それはプレミアム扱いがなされる対象だと言う事ですね。
では、年代面でプレミアム扱いされても実際の楽器のクオリティ的にはどうなのか、です。
と同時にその製造クオリティをベーシックな部分だけでも手を入れる場合、どんな作業が必要なのか、それも知っておいた方が宜しいのでは?との思いからです。
そんなの余計なお世話だ、黙ってろよ、って中古楽器業者さんから言われるでしょうけどね。
ワタシのスタンスは製作家であっても製造側ではないです。かと言って楽器屋さん側でもなく、勿論ギターファン側でも無いです。
あくまで演奏家の為に楽器作りをするのが揺るぎない基本姿勢です。
60'sからすると70'sのフェンダー社は一桁違いの数量を生産する量産メーカーへと変貌した結果、作業効率を徹底的に追及した結果でしょうね、あくまで作業者の手間隙が掛からない様に座グリは大きく、製造の最終行程である調整作業がし易い様にネックの仕込み角度を調整出来るように3点止めに変更したりパーツのセットアップもし易い様に各座グリは拡張されています。
その構造の結果、素材の密着精度は落ち、各パーツは隙間だらけでセットアップされています。
それは調整作業時にイージーに調整をする為の稼働スペースを設けている結果であります。
でもそうした機能は、よりクオリティの高い楽器を製造する為ではなく、いかに生産効率を高めて量産性を追求するか、と言うメーカーサイドの指向から生まれたものです。
今回のチューンはそうしたベーシックな部分に手を入れるだけの作業となっていますが、これだけの手間隙が掛かる事をご紹介するものです。
とは言え、単にオールドと言われる楽器が欲しい方は何も気にする必要は無いでしょう。
ただ、クオリティの高い楽器を求めている方はこの年代のオールド楽器には少なくとも一旦バラして精度出しから行う必要があると認識されておられれば良いのだと思います。
あくまでご参考までに、と言う話し。
写真1は3点止めネックでは円形のスペーサーが埋め込まれていますので取り外します。
写真2 その部分に埋木加工し、更にネックボトム面の平面精度出し加工を行います。
写真3 元の3点止め用の穴を埋めて4点止めに変更する作業を終えた時点でのショット
写真4 ブリッジの下にはアース線用の細穴加工を施すのが通常でしたが、この当時は500円玉が5、6個は収まりそうなくらいの円筒形穴加工がなされている為にブリッジプレートの真下は大きな空洞になっています。それを埋木加工してプレートの接面積を元に戻してあげます。


今日は暑さは控えめですね。
写真は昨日から作業をしている 70'S のフェンダージャズベの続き作業。
なんでこの個体に割と詳しい解説をしているかと申しますと、この楽器の製造時からして、市場では既にオールド扱いがなされている様子だからです。
それはプレミアム扱いがなされる対象だと言う事ですね。
では、年代面でプレミアム扱いされても実際の楽器のクオリティ的にはどうなのか、です。
と同時にその製造クオリティをベーシックな部分だけでも手を入れる場合、どんな作業が必要なのか、それも知っておいた方が宜しいのでは?との思いからです。
そんなの余計なお世話だ、黙ってろよ、って中古楽器業者さんから言われるでしょうけどね。
ワタシのスタンスは製作家であっても製造側ではないです。かと言って楽器屋さん側でもなく、勿論ギターファン側でも無いです。
あくまで演奏家の為に楽器作りをするのが揺るぎない基本姿勢です。
60'sからすると70'sのフェンダー社は一桁違いの数量を生産する量産メーカーへと変貌した結果、作業効率を徹底的に追及した結果でしょうね、あくまで作業者の手間隙が掛からない様に座グリは大きく、製造の最終行程である調整作業がし易い様にネックの仕込み角度を調整出来るように3点止めに変更したりパーツのセットアップもし易い様に各座グリは拡張されています。
その構造の結果、素材の密着精度は落ち、各パーツは隙間だらけでセットアップされています。
それは調整作業時にイージーに調整をする為の稼働スペースを設けている結果であります。
でもそうした機能は、よりクオリティの高い楽器を製造する為ではなく、いかに生産効率を高めて量産性を追求するか、と言うメーカーサイドの指向から生まれたものです。
今回のチューンはそうしたベーシックな部分に手を入れるだけの作業となっていますが、これだけの手間隙が掛かる事をご紹介するものです。
とは言え、単にオールドと言われる楽器が欲しい方は何も気にする必要は無いでしょう。
ただ、クオリティの高い楽器を求めている方はこの年代のオールド楽器には少なくとも一旦バラして精度出しから行う必要があると認識されておられれば良いのだと思います。
あくまでご参考までに、と言う話し。
写真1は3点止めネックでは円形のスペーサーが埋め込まれていますので取り外します。
写真2 その部分に埋木加工し、更にネックボトム面の平面精度出し加工を行います。
写真3 元の3点止め用の穴を埋めて4点止めに変更する作業を終えた時点でのショット
写真4 ブリッジの下にはアース線用の細穴加工を施すのが通常でしたが、この当時は500円玉が5、6個は収まりそうなくらいの円筒形穴加工がなされている為にブリッジプレートの真下は大きな空洞になっています。それを埋木加工してプレートの接面積を元に戻してあげます。


可哀想な奴
7/16 ヨコハマ 晴れ
気温も30チョイだし湿度も低め。塗装には絶好だね。
コーティング作業の合間にやってるのは先日持ち込まれた70'S のフェンダー・JB
70'S 後期からの大量生産時代の製品はもう笑っちゃうくらい加工が大雑把なので「こりゃ面倒なのが持ち込まれたなあ~」と言うのが正直なところ。(^_^;)
予算も取り敢えず使えるレベルに、と言う最小限コストにての作業です。
この個体は依頼者 Aさんが三代目のオーナーで2代目の方から頂いたそーな。
PUはディマジオに変更されていて、正に80年前後のディスコバンドのベーシストがよく弾いていたタイプのファンクバンドのベーシスト御用達の1本って感じのジャズベですねえ。
それにしても状態はすんごい事になってます。
どうやら元はナチュラルカラーだったのをクリームに変更され、その後でパーツを外さないまま色を落としてナチュラルに戻そうとして途中で諦めた、と言う経緯の様子。
ネックもまるで雨天決行ライブでびしょ濡れになった個体の様です。塗膜がボロボロでまるで森の中に落ちてた枯れ枝を触ってる様な感触。これじゃ~とても弾く気になれませんもんね。
まず、ささくれ立ったネック塗膜をサンドブラスター処理で表面を一膜落とし再コーティング作業をしています。写真2
ボディも使われているネジ系がサビでボディから抜けないものが何本もありましたので、今回全て新品のスクリューに変更します。このままほっとくと本当に抜けなくなりますから。
3点止めのネックですからネック仕込みに円形のプレートが取り付けてありますが、ここも埋木した上で更に仕込み変更の為に接ぎ木加工しています。写真3がプレートの埋木 写真4が仕込み部接ぎ木後のショット
これで深過ぎていたネックの指板上面高の変更と仕込み角設定も修正し、更に4点止めプレートに変更して最終的に t.m.p 設定化します。
これだけでも全く別物の鳴り反応を示す様になります。
後はフレット・ファイリングとPUアッセンブリーのPU以外の電装を新品再生。
鳴りの基本部分だけですが、そこにしっかり手を加えて、ご本人が弾く気が起きる楽器になるようにするのが今回のワタシのお仕事です。 Aさん、これで焼き肉1回分の貸しね!(^ε^)


気温も30チョイだし湿度も低め。塗装には絶好だね。
コーティング作業の合間にやってるのは先日持ち込まれた70'S のフェンダー・JB
70'S 後期からの大量生産時代の製品はもう笑っちゃうくらい加工が大雑把なので「こりゃ面倒なのが持ち込まれたなあ~」と言うのが正直なところ。(^_^;)
予算も取り敢えず使えるレベルに、と言う最小限コストにての作業です。
この個体は依頼者 Aさんが三代目のオーナーで2代目の方から頂いたそーな。
PUはディマジオに変更されていて、正に80年前後のディスコバンドのベーシストがよく弾いていたタイプのファンクバンドのベーシスト御用達の1本って感じのジャズベですねえ。
それにしても状態はすんごい事になってます。
どうやら元はナチュラルカラーだったのをクリームに変更され、その後でパーツを外さないまま色を落としてナチュラルに戻そうとして途中で諦めた、と言う経緯の様子。
ネックもまるで雨天決行ライブでびしょ濡れになった個体の様です。塗膜がボロボロでまるで森の中に落ちてた枯れ枝を触ってる様な感触。これじゃ~とても弾く気になれませんもんね。
まず、ささくれ立ったネック塗膜をサンドブラスター処理で表面を一膜落とし再コーティング作業をしています。写真2
ボディも使われているネジ系がサビでボディから抜けないものが何本もありましたので、今回全て新品のスクリューに変更します。このままほっとくと本当に抜けなくなりますから。
3点止めのネックですからネック仕込みに円形のプレートが取り付けてありますが、ここも埋木した上で更に仕込み変更の為に接ぎ木加工しています。写真3がプレートの埋木 写真4が仕込み部接ぎ木後のショット
これで深過ぎていたネックの指板上面高の変更と仕込み角設定も修正し、更に4点止めプレートに変更して最終的に t.m.p 設定化します。
これだけでも全く別物の鳴り反応を示す様になります。
後はフレット・ファイリングとPUアッセンブリーのPU以外の電装を新品再生。
鳴りの基本部分だけですが、そこにしっかり手を加えて、ご本人が弾く気が起きる楽器になるようにするのが今回のワタシのお仕事です。 Aさん、これで焼き肉1回分の貸しね!(^ε^)


暑中お見舞い申し上げます。
7/13 ヨコハマ 晴れ 暑いですけど日差しは控え目。
しかしながら、ハンパ無い汗をかきつつ 本日も頑張っております。
写真はトレモロ変更に伴う加工を進めた I さんの tmpストラト。
ゴトー製の2点支持トレモロは通常のストラトのトレモロ座グリを若干拡張する必要があります。
本日は作成したピックガードにRHRハンバッカーをリヤーマウントしてSSH・PU アッセンブリーを完成させています。まだトレモロ自体が到着していないので着き次第完成させます。
早く現場に戻せる様にしますので、もう暫くお待ちを。
後は連日のコーティング作業。30度を軽く超える気温ですから乾きは抜群にいいです。
今朝方、コンプレッサーのバルブが故障して修理をしていた為に1日2回のコーティングを予定していたのが、今日は1回しか無理そうです。 コンプレッサーも猛暑には弱いのかもしれません。

しかしながら、ハンパ無い汗をかきつつ 本日も頑張っております。
写真はトレモロ変更に伴う加工を進めた I さんの tmpストラト。
ゴトー製の2点支持トレモロは通常のストラトのトレモロ座グリを若干拡張する必要があります。
本日は作成したピックガードにRHRハンバッカーをリヤーマウントしてSSH・PU アッセンブリーを完成させています。まだトレモロ自体が到着していないので着き次第完成させます。
早く現場に戻せる様にしますので、もう暫くお待ちを。
後は連日のコーティング作業。30度を軽く超える気温ですから乾きは抜群にいいです。
今朝方、コンプレッサーのバルブが故障して修理をしていた為に1日2回のコーティングを予定していたのが、今日は1回しか無理そうです。 コンプレッサーも猛暑には弱いのかもしれません。














