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各報告

8/18 ヨコハマ曇り 雷鳴轟いたり

写真は完成後暫くネックなどの様子見を行なっているKさんオーダーのRetroCity-HM/WHとそのネックヘッド.
RetroCityとCCR-312のネックヘッドのナットのボトム幅は4~5ミリ厚に自由に変更出来るように設定されています.ボトム幅を広げればローレンジ方向に広げる事も、狭めればタイトな鳴り方へとアレンジ出来るようにしてあるのです.Kさんの場合はタイト方向です.

CCR-312アーチドはNさんオーダー分ですが、燻煙を重ねる度に目痩せが起こる為に重ね吹きと研磨を繰り返して仕上げで行くのですが、今回の最終研磨でまだ少し目痩せが目立つ部分が出ましたのでもう1回だけトップコーティングを行なわせて頂く事に致しました.
何と言ってもtmpでの燻煙処理ではポリ塗装の楽器ですら目痩せを起こす程ですから、特にオールラッカーの場合では木の繊維がギュッと収縮していく度に表面の塗膜を目痩せさせるのです.まるで追いかけっこの様です.
以前、腰痛の悪化で手足のシビレが酷くなった時に外注にラッカー塗装を依頼した事があったのですが、燻煙処理した個体でしたので目痩せが尋常じゃなく起こるので仕上げてはやり直しの繰り返しで先方が困り果て「もう二度と受けたく無いです」って言われちゃった程です.そのくらい手間が掛かるんです.
また、目痩せは他の色ですと目痩せ自体然程気にならないのですが黒系のカラーですと妙に目立つんですよね.そんなわけで申し訳ないですがもう少々お待ちを.
晴れたらコーティングして遠赤外線でヒーティングしてなるべく遅れないように致しますのでご勘弁下さいませ.宜しくお願い致します.



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個別報告 大阪のKさん

8/17 ヨコハマ晴れ エラク蒸してます.

ぬお~っと まとわりつく湿気がスゴイです.蒸し風呂の中で仕事してる様な感じ.
そんな中で頑張って進めたKさんのRetroCity

やっとここまで漕ぎ着けましたよ.いや~長かったあ

最後にKさんに確認です.弦について今一度張る前に弦のゲージ指定をご連絡下さいませ.
明日には完成出来る予定でおります.

@この個体のリヤーはtmp製RHRハンバッカーですが好評の為に予想以上に単売用の在庫が少なくなってきております。ご要望の方はお早めに。

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売却希望ご案内

写真のギブソン・レスポール(以前にハーフチューン済み)を所有者の方が売却希望だそうです。
ご希望の方に依頼者のメールアドをお伝えし、その後は当事者同士で進めて頂く形です。
詳しい内容は直接確認されて下さい。

このLPの依頼者の方へ:申し訳ないのですが頂いた依頼メールが消えてしまい連絡先不明です。
再度メール連絡をお待ちしております。

@tmpは告知協力のみで、お取り引きには一切関知致しませんので念のため。
完全に奉仕でご案内しております。通常でしたら有り得ませんけどね。宜しくです。m(u_u)m

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経過報告

8/16 ヨコハマ晴れ セミもまだガンバってますね.

写真はセットアップがスタートした大阪のKさんのRetroCityと表面の水研ぎ研磨に入った各カスタム製作品達です.(写真は研磨後ですからマッドな状態です)まあ、相変わらず心臓に悪い研磨作業です.ここで失敗したらエライこってす.

散々やってんだから手慣れたモンでしょ?って思うでしょ.これがちーっとも慣れない.
って言うよりも、慣れてても気を抜いてやったら必ず失敗すること確実の作業なんです.

そーですねえ、その感覚を例えるならば、クルマの免許を取得したばかりで、他人の新車を借りて街中に初めてドライブするときの緊張感みたいなのが近いかな? ちょいと手を滑らせたらアウト確実ですからね. 

コツン! あっ!(@0@)・・は~い、やり直し.1ヶ月の修正期間が掛かりまーす.てな感じ.
だから出来ればやりたく無い.誰かにフリたい.でもやんなきゃ・・

携帯はオフに.工房の電話も鳴らないようにして、足下をうろつく猫も外に出して、よしっ、と腹を決めて取り掛かるのです.  なんたって材料の仕入れからしたら5年以上の歳月掛かって幾度も燻煙を繰り返してや~っとここまで形にして漕ぎ着けたんですからね.

そんな作業なんですわ.( ̄ー ̄;  海 行きたいなあ~

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近隣の皆さんゴメンなさい

8/15 ヨコハマ 晴れ お盆真っ盛り

こんな時期にコンプレッサー回して塗装するなんて、近隣の皆さん、誠に申し訳ない.m(_ _ )m
今月中に仕上げる楽器の為にこの晴れ間に塗装出来る出来ないの差は実に大きいのです.お許しを.
とにかくCCR-312用のネック2本の塗装が出来た事は良かったです.今はこれがメイン.

梅雨シーズンの遅れを夏に取り戻す光景はtmpでは毎年繰り返されています.お陰で夏休みどころか盆休みすらまともに取れない.これをクリアーするにはファクトリーを持って全ての作業を屋内で済ませる環境を得るしか無いのです.でもそれが出来ない.残念です.

とにかく精一杯やるしかないですね.
お客さんに満足頂けたのなら、その後で少しは休んでいいかも.
自分の欲求よりも相手の要望を満たす事が仕事の前提ですからね、お金を頂戴する以上は.

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終了報告

8/14 ヨコハマ 曇りのち晴れ
 夕方になってやっと晴れてはきましたが残念ながら予定の塗装は行なえませんでした.
折角のお盆休みなのに関西の方では豪雨でかなりの被害が出ている様子.胸が痛みますね.
ワタシは長らく完了出来ずにいたカスタム品の完成までは休み返上です.家族には申し訳ない.

写真はメンテナンスで持ち込まれていたIさんのTELESAです.本日問題なく終了致しております.
長らくお待たせをしてしまって申し訳ないです.お受け取りの日程をご連絡下さいませ.

尚、ここまでの作業の進み具合から最初のセットアップはKさんのRetroCity、次がIさんのCCR-312、その次がNさんのCCR-312アーチド、最後がTさんの55B-5/TJの順番予定です.
オーダー順に仕上げる事は段取り上の都合で出来ません事をご了承下さいませ.m(u_u)m

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既成概念

8/13 ヨコハマ まだ夏日  夏よ、早く行っちゃわないでくれよ.

写真はセットアップ初日を迎えた大阪のKさんのRetroCity-WHです.ホンジュラスマホにハーフフェイデッドのワインレッド.この個体も通常ですとピッカピカに磨き挙げるのですが、あえて半艶に近い仕上げで進めます.

理由は・・その方がしっとりとした楽器らしさが得られるからです.その方がいいと思っているから、そう仕上げようと。

ワタシは将来絵描きジジイで晩年を過ごすのが夢ですが、これまでにも暇を作っては、同じくこよなく絵画を愛する友人と上野美術館などに絵画を観に出かけたりしています.

この絵画を鑑賞しに行くのにはベストは一人ですが、誰かと連れ立って観に行く場合には非常に相手を選ぶのが絵画鑑賞と言うモノだと思っています.
作者の心情や状況、世界観を絵画という窓を通して垣間見る行為が絵画鑑賞ですから、そこに込められたものを読み取れない相手といっしょに観に行っても気疲れするだけなんですね.

反対にそうした作品に込められた世界を堪能出来る相手は非常に貴重な存在となります.
上野に行く場合なんか途中で大手の楽器店に立ち寄って小物を購入するのに、わざと付き合って貰います.あえてギブソンやらPRSなど高額機種が並ぶあたりに置き去りにして
「悪いね、ちょっと楽器でも見てて、買い物すぐに済ますからね」と、その場を離れちゃう.

買い物を済ませて楽器店を出てから
「どおだった?並んでた楽器達に何か感じた?」って聞いてみると
「楽器の事はよく分からないけど、なんでエレキってどれもあんな安っぽい色合いでピッカピカな仕上げなの?まるで大量生産の工業製品みたい」
「絵で例えるなら実際の油絵じゃなくて大量に印刷したプリント製品みたいな感じ」
「どれにも楽器だけの持つ気品や深みみたいなものがまるで感じられなかったんだけど」
って、答えが返って来た.う~ん、なかなか手厳しい。

彼女は工房にも幾度か来た事があるので「じゃ、僕の作ってる楽器はどお?」って尋ねる.

「アナタの楽器はぜんぜん重みが違う感じがする.でも私はもっと見た目がしっとりした仕上がりの方がいいと思うけど、もっとヴァイオリンみたいにしっとりした色艶の仕上がり」ってお応え.
「なるほど、そうだね 参考にさせてもらうよ」


絵画は著名作家の作品が手に入ればいいてもんじゃないと思います.

例えば松本竣介の作品やゴッホの作品もそうだけど、仮にそれらを入手出来たとしても安易に部屋に飾れる様な作品じゃないですもん.
松本竣介の絵には微かに希望を抱きながらも絶望を味わい続けた男の孤独感が張り付く様に流れているし、ゴッホに至っては単なる孤独感を逸脱した狂気に近い世界がそこに色濃く漂ってますからゴッホの絵を部屋に飾るという事は部屋の中に明らかに神経を病んだ人間が居るのといっしょ.
極端な話、ゴッホと暮らしているようなモンです.ちょっと耐えられませんねワタシなら.

ホンモノの絵には明らかに作者の魂が込められている(こもってしまっていると言うべきか)ので
その絵が壁に架けられているとそこだけ異次元の窓みたいなもんなんですね.作者の描いた世界が見える窓と同じです.

そうして同じ様に絵を感じ見ることが出来る人にそうそうお目に掛かれるもんではないので、その人は貴重な存在と言えるんです.
なまじギター好き、音楽好き、音楽家、業界人なんかより、ある種ず~っと参考になる意見や感想を述べてくれたりするのでとても参考になるのです.
既成概念をすっ飛ばした意見をくれるからです。

そうだよね、工業製品じゃないんだからピッカピカにする必要なんて無いものね.って納得した事が、未だにず~っと心に残っています.

そうした心情が反映されていたっていいでしょ?  ワタシの作品なんだから.


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絵画的に

8/11 ヨコハマ晴れのち曇り 湿度高し.

今日は一番新しい作品、RetroCity-MM/HP の生地仕上げ加工とニスによる下地色付けです.

最終的にはブルースブラウンにカラーリングしますがバースト状仕上げが念頭イメージです.塗装という概念も捨ててあくまで絵画的に仕上げていきます.
下地はヴァイオリンニスに顔料を混ぜて色調合するところから入ってますから油絵描く時と同じですね.目止めと生地着色を同時に行なっています.

折角の一品製作ですからね、誰も真似出来ない設計と製作方で仕上げた作品とします.
グラッフィックペイントみたいなのじゃ嫌ですからあくまで絵画的に静物画の様にです.
カスタムメイドとはこー言う一品製作品の事を言うのよっ!て感じかな.(^~^)

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流れてく

8/10 最近では秋の気配を感じさせられる事が増えてますね.
空の雲も秋の雲が広がる様になって来てるし、吹く風も夏の熱気を帯びた風ではなく秋の気配が加わった風に少しずつ変化してますね.

ナデシコも頑張って銀メダル.あれだけドキドキワクワクさせる試合が出来るんですから大したモンです.今後の女子サッカーはこのオリンピックで更に変わって行く事でしょうね.世界中でサッカーボールを追いかける女の子が増えて行く事は確実でしょう.
いつか自分もあのピッチに立つんだって夢見るんでしょうね.目をキラキラさせて.

それに比べて相変わらず注目されない裏方専門のワタクシですが(^_^;)、今日だってオリンピックのつもりで仕事してましたからね.今までの自分を越える意味で毎日がチャレンジです.その結果、世界のトップレベルの楽器が作れればいいんですからね.

誰も観ていない一人だけのオリンピックです.もう35年連続出場中!(^ ^)

今日はRetroCity-MM/HPのラミネートボディの加工を進めています.台風連発ってことも有り得ない事じゃないですから晴れてるうちに生地加工や塗装工程を進めて行きたいのです.
このクソ暑いのに塗装硬化促進の為にヒーター点けてますから工房内は温室の様ですが、お陰で写真のTELESAはじきにセットアップ可能なまでに仕上がっています.
まあ、この個体は長年塗装の下地処理まで終了して寝かしてましたから塗装工程のほぼ7割が終了していた様なもんでしたし、カラーリング無しでのクリアーコーティングだけですから塗装自体が速く仕上げられるんです.最上のクリスマスツリー材ですから響きを抑えすぎない様にあくまで薄厚のラッカー仕上げです.エキスパート・プレイヤーなら歌いまくるこの材の響きはたまらないでしょう.

様々な独自の設定や製作手法での一品製作ですから、たぶんこのギターを作れるのは今後もワタクシ以外に存在しない筈です. ご予約お待ちしております.







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経過報告 ヒグラシがないている

8/9 ヨコハマ晴れ 夕方になってヒグラシがないています.少し秋っぽい空です.

本日はIさんのCCR-312のフレット打ち込みからネック仕上げまで行い、追加塗装の個体といっしょに塗装作業(写真1)とセットアップが最初となる大阪のKさんのRetroCity-WH用のアッセンブリー製作とピックアップの準備(写真2).そして台風が来る前に次期製作品のRetroCity-MM/HPの生地切り出し加工を行ないました.(写真3)

今回のRetroCityはイタヤカエデ・トップ+ウエストアフリカン・マホガニー材のラミネート仕様で本来はTELESA用でしたがRetroCityをまた作りたくなってしまいました.美しいイタヤのカーリー材のトップです.いい音しない筈が無いクオリティの素材です.

訪れた方から「完全にギターを止めちゃうんじゃなくて1機種だけでも続けられないんですか?」って聞かれましたので「う~ん、仮にそうなると作るのはRetroCityかな・・」と口から出ちゃいましたね.ベースでなら55B-5/TJ でしょうね.まっ、話の中での事ですが.

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