tmpブログ -120ページ目

10月は既にスケジュール一杯です.

10/9 ヨコハマ薄曇り

気付けばチューンナップ作業が5本、カスタムオーダー系の作業が2本、メンテナンス3本、と工房内は作業個体で一杯状態です.
同時にカスタム製作品のセットアップも控えてますのでスケジュール的にも目一杯.

更には5弦のビオラとチェロのオーダーも入りそうなので、スケジュールがどんどん詰まり始めています.

取り敢えず今月の作業だけでも目一杯ですので、今後の作業依頼は11月からの受付となりそうですのでご了承下さいませ.

$tmpブログ

本日のメニュー

10/5 ヨコハマ 晴れ

本日のメニューはオーダー品の55B-4-TJ 用のスロープヘッドネックの製作.
まだその他詳細は打ち合わせが済んでいないのでベーシックな部分だけ進めています.

ヴァイオリンの方はこれはリクリエイトではなくtmp-Violinのカスタムクラス.

このクラスのハイクオリティ素材で、しかも数ヶ月に及ぶ燻煙処理が前提での製作を致しますと販売価格は70万程になってしまいます.まあ、頑張っても年間で数本しか製作出来ませんから基本受注製作(お待ち頂く期間/6~10ヶ月)の予定です.


$tmpブログ


$tmpブログ

納得の修正

10/3 ヨコハマ 曇り空 少し肌寒いです.

写真は先ほど設定修正を全て終了した1900年イタリー製の個体.
細部修正を終えて出音は狙い通りでしたので納得の記念写真.

ヴァイオリンと言ってもバリバリのクラッシック奏者とジャズやポップス、ワールドミュージック系音楽で演奏されている方々では求める音質音色の傾向がかなり違いますので、今回この個体は当初よりもクラッシック系にシフトした設定に変更しました.

またクラッシック系であってもソリストが演奏される楽器とアンサンブル奏者の好む音質音色指向は明らかに異なります.そうしたサウンドの指向性やトーン付け(音色の色合い)をどのような設定作業に依って得るかを今年から密かに研究して来ました.

勿論そうしたサウンド指向性の変更は魂柱の位置修正程度でカバー出来るものではありませんから基本、本体をバラしてリクリエイト作業を施す事が前提となります.

ですから、若干~方向にシフトする、と言った場合でもネックを一旦取り外して角度調整を極僅かに変更すると言った作業が必要になり、結果的に駒の作り直し、作業箇所のニス塗り修正も付随して行なう事になりますので、古典楽器の平均的な作業工賃をベースに算出した場合で少なくとも5万以上の費用が掛かる作業となります.

$tmpブログ

やーーっと完成

10/2 ヨコハマ 晴れたり曇ったり

今日は半年以上前からリクリエイト作業をし続けていた1890年イタリー製の個体が無事に完成.

長かった.もう中身はまるっきり作り替えていますのでイタリー製というよりも元の素材が1800年代の素材の個体と言うべきでしょうね.まあ、リクリエイト作業自体がそうした内容です.

特にインナーアーチ修正だけでなくバスバーが死んでましたから新たに作り直しているので低域の音がまだ若いですね.そのうちに燻煙処理の効果が現れて来てしっくりと響き出す筈です.
通常のヴァイオリンでは歴史的に柾目のスプルース材から製作されますがワタシはスプルースは使用せずにクリスマスツリー材を採用しています.

同じ針葉樹材ですがクリスマスツリー材の方が強度が高く粘るので通常よりかなり小さめに作ってもスプルースと強度は変わらなく出来ますのでロスが少ない為にレスポンスに優れた特性を付加出来ます.

その点はこれまでバスバー変更された個体の試奏をされた何名もの奏者さん達(全員バリバリのプロ奏者)共通の感想が、発声が素晴らしくレスポンスが際立っている、とコメントされている事に現れていると考えています.

$tmpブログ

いろいろ チェンジ

10/1  ヨコハマ 晴れ

さあてと、10月です.工房内は少しずつ改装中、そして車もボルボからもっと燃費と経済性の良い車に乗り換えと、いろいろチェンジしてますので、何かと慌ただしい.

それでも台風一過で快晴でしたから朝早くから燻煙処理と午後は塗装作業.

それからHさんからソバ好きのワタシの為にわざわざ本場の信州ソバセットが到着.
有り難く頂戴致しますが、どうか今後お気遣い無く. ありがとうございました.m(u_u)m

$tmpブログ
$tmpブログ

ぼちぼち改装

9/28 ブログアップが遅くなっちゃいましたね.

実は少しずつ工房内の改装をしておりまして、まずは壁のギターハンガーを取り外してヴァイオリンとビオラ用のハンガーに付け替えてます.

既にチューンナップもご依頼受けたものだけ行なっていますので、写真に映っている以前にチューンしたアコギ2本も半額にて処分販売します.ご希望の方はメールにてお問い合わせ下さい.

$tmpブログ

風が強まる前に

9/27 ヨコハマ 曇り空 風少し強め

台風が接近している影響で風が少し強めですが、意外にも湿度がそれ程高く無いので塗装が行なえました.とは言え、風の弱まったタイミングで吹き付けますが、屋外塗装ならではの難しさは相変わらずピカイチです.
( ̄ー ̄; 埃がつく前に室内に取り込んで今日は終了.

後はtmp-Violinの追加個体の作業.
一旦作り上げて置いたものですので、最終設定に作り替えながらの作業です.
外見はニスの飴色ですが、これはニス塗りでのカラーリングではなくて3ヶ月間燻煙をし続けた結果の灼け色です.これを続けてもう3ヶ月やるとみごとに焦茶色にまでなります.

言葉で言うのは簡単ですが、長期間に渡る手間ひまと燃焼材のコストを考えますと正直あまりやりたく無いですね.でもソリッド構造のE・ギター以上に古典弦楽器への燻煙の影響は大きく効果的ですので、やらないわけにはいかないんですね.

以前知人に一日だけ付き合わせましたが、もう二度とヤダだと言ってましたね.(^ε^)そりゃそーだ。

以前程Macが壊れる事は無くなりましたが、久しぶりにCADソフトで図面設計しようと思ったらどーにも調子がおかしい。参ったな。

$tmpブログ
$tmpブログ
$tmpブログ

試奏希望の方 お待ちしております.

9/26 ヨコハマ 穏やかに晴れてます.平和がいいね~

写真は最終仕様への設定変更が終わった個体達です.
その多くが50万以下の販売価格ですが、サウンドのクオリティは、普段うん千万する楽器を弾いてるクラッシック・ヴァイオリン奏者さんが「この楽器を日本人のギター製作家が作っただなんて信じられない、素晴らしい」って高く評価してくれています.

資金的に恵まれない若い奏者には何百万、何千万のメイン楽器にサブ用の個体まで入手するのは相当の経済的な負担になりますが、昔からクラッシックの世界ではそれが極フツーの事なのです.

そこでワタシの望みはそんな高額な値段じゃなくて、でもクオリティでは絶対に負けない上質な楽器を提供したいです.著名作家の作であるとか、昔のヨーロッパ製であるとか、そんな保守的な拘りを払拭したいですね.製作技術力でそれは可能だと思うからです.
その事で才能ある若手の奏者を応援出来れば嬉しく思います。

皆さんの周囲にヴァイオリンやビオラ弾きの方がいらしたら、試奏可能ですので是非ご紹介下さいね.販売出来る個体を少しずつ増やして行きますので宜しくお願い致します.m(u_u)m

$tmpブログ
$tmpブログ

終了報告 ビオラニスト STさん

9/25 ヨコハマ曇り空です.

写真は全ての作業を終了したSTさんの tmp-Viola です.
前回とネック仕込み角を微妙に変更、それに伴う駒の再整形と魂柱位置修正などです.

まだ寝ぼけてますが、弾き込む程にお目覚めして行く筈ですので、それまで暫く付き合ってあげて下さい.このサイズのビオラとしては理想的なレンジ特性に仕上げたつもりです.

この段階でも既にディープなトーンに魅力の片鱗を見せてくれてますのでお楽しみに.


$tmpブログ

個別報告 ビオラ弾きのSTさん

9/24 月曜のヨコハマは晴れ.
暑さは残っていますが、さすがに秋らしさが感じられるようになっていますね.

写真は本日、設定変更全てが終了してセットアップ予定のSさんのtmp製の個体です.
セザンヌ調のニス塗り仕上げが人目を惹きます.油絵と同じように筆で描き込んであります.

明日以降、弦を張ってから暫く様子見をしてからお渡し可能となりますのでお楽しみに.

それから、これまで結構長い間、皆さんから頂いたメールでの質問などからよく尋ねられる諸々の事についてブログ上で解説したり意見を述べたりしてみましたが、そろそろ皆さんからも質問が出尽くした感が見受けられますので今後は単なる業務報告に限らせて記載させて頂くつもりです.
各定番モデルの改良すべきポイントもほぼ解説し尽くしたと思っています.

それでも質問が有る場合はメールでお尋ね下さって構いません.これからは直接ご本人にメールにてお返事させて頂きます.
まあ、チューンナップの要望が多かった頃には一日20通くらいのメールを頂いて作業も出来ない事になって正直気が滅入る程でしたが、ブログで共通返答的にお応えさせて頂く形を取らせて頂いてからは随分楽にはなりました.
現在では深夜の燻煙は行なわないようにしてますから身体的にも楽になりましたしね.

季節もだいぶ変化をしている様子ですが、その中で秋らしさを感じつつ ゆったり行きましょうね.



$tmpブログ