大ヒット中(のはず)のジュラシックワールド・ドミニオンですが

今回はジュラシックシリーズに登場する恐竜の骨格標本が展示されている博物館を紹介してみようかなと

ふと思い立ちました。

もう少し早く思い付けば、誰かの役に立つ情報になったかもですが(笑)


では早速

ティラノサウルス・レックスから

()内はキャストレプリカのオリジナル標本のニックネーム又は標本番号です。

国立科学博物館(バッキー、スタン)

福井県立恐竜博物館(スタン、ブラック・ビューティー)

福岡県北九州いのちのたび博物館(スー、スタン)

愛知県豊橋市立自然史博物館(ワンケル)

北海道滝川市美術自然史館(AMNH5027)

ミュージアムパーク茨城県自然博物館(ブラック・ビューティー)

神流町恐竜センター(野外の産状標本、ワンケルのキャスト)

神奈川県命の星地球博物館(オリジナル不明、ハックスリーレックス?)

兵庫県玄武洞ミュージアム(ティンカー)

徳島県立博物館(AMNH5027)

宮城県総合博物館(ワンケル)

御船町立恐竜博物館(ワンケル)

山口県立山口博物館(スタン)

長崎市恐竜博物館(トリックス)



さすが人気のティラノサウルス

多いですね。

他にも業者所有の標本(ワイレックスやジェーン等)や

常設されてない博物館所蔵標本(スコッティ等)が

よく何処かの恐竜展でイベント展示されてますね。

あとアーティファクトだと思われる骨格模型が

大阪USJ内のジュラシックレストランや那須ハイランドパークのアトラクション内等の施設に有るみたいです。


ヴェロキラプトル・モンゴリエンシス

(ヴェロキラプトル・オスモルスカエのマウント標本は無い)

モンゴル科学アカデミー所蔵の所謂格闘化石標本のキャストです。

福井県立恐竜博物館

神流町恐竜センター

飯田市美術博物館

長崎市恐竜博物館(此方は単体のマウント)




デイノニクス・アンティロプス

映画のラプトルは実際はデイノニクスがモデルです。

かつて同属と考える説があったのですが、原作者のクライトンがその説を参照した為です。

現在アジアのヴェロキラプトルと北米のデイノニクスは

別の種と考えられています。

国立科学博物館

福井県立恐竜博物館

ミュージアムパーク茨城自然博物館

北九州いのちのたび博物館

岐阜県博物館

兵庫県丹波竜ちーたんの館

東海大学自然史博物館

御船町恐竜博物館

群馬県立自然史博物館

岩手県立博物館



デイノニクスのキャストレプリカは結構多く出回ってます。

オリジナルはイェール大学所蔵の標本らしいです。



ブラキオサウルス・アルティトラックス

シリーズ劇中一番最初に登場した恐竜です。

因みに、作中では後ろ足で立ち上がっていましたが

実際のブラキオサウルスの腰骨は華奢なので

骨格的にあの姿勢は無理があります。

福井県立恐竜博物館(おそらくフィールド自然史博物館のマウントのキャストレプリカ)



ギラファティタン・ブランカイ

以前はブラキオサウルスと同属と考えられていましたが

現在アフリカ大陸のギラファティタンと北米大陸のブラキオサウルスは

別の恐竜と考えられています。

群馬県立自然史博物館(オリジナルはベルリン自然史博物館のオスカル標本)




トリケラトプス・ホリドゥス、トリケラトプス・プロルスス

現在二種が記載されているグラント博士もお気に入りの

超メジャー恐竜のトリケラトプスですが

劇中では大した見せ場が無いのが残念です。


トリケラトプス・SP

国立科学博物館(実物標本レイモンド)

群馬県立自然史博物館(床下の実物産状標本、マウントはそのキャストレプリカを組んだもの)

御船町恐竜博物館(オリジナルはロッキー博物館のヨシズトライク)



トリケラトプス・ホリドゥス

(オリジナルはアメリカ自然史博物館のAMNH5116)

北九州いのちのたび博物館

豊橋自然史博物館

福島県いわき市石炭化石館

進化生物学研究所(常設展示無し)




トリケラトプス・プロルスス

(オリジナルはロサンゼルス自然史博物館のLACM59049)

国立科学博物館

東海大学自然史博物館

三重県立博物館




福井恐竜博物館(ケルシーのレプリカ、常設展示無し)



ディロフォサウルス・ウェザリリイ

エリマキ付きの毒吐き恐竜ですが

どちらも映画だけのフィクションです。

残念ながら日本の博物館での常設展示はありません。



ガリミムス・ブラートゥス

疾走するダチョウ恐竜ですね。

群馬県立自然史博物館(オリジナル不明)

埼玉県立自然の博物館(オリジナル不明)




パラサウロロフス・ウォーカーイ

遠景でちょっとだけ出てきます。

(劇中に登場するのはウォーカーイ種のみ)

おそらくオリジナルは王立オンタリオ博物館のROM768

北海道大学総合博物館(ウォールマウント)

甑ミュージアム恐竜化石等準備室(ウォールマウント)

いわき市石炭化石館ほるる

愛媛県総合科学博物館





今回は第1作に登場する恐竜の

展示標本を紹介してみました。

皆さんも彼らに会いに博物館に行ってみてはどうでしょう。


次は最新作のドミニオンに登場する恐竜を紹介してみましょう。

(予定)