ウイーン、クラクフ、ワルシャワ 10月5日から13日の記録 | 公園ぐるぐる+トレッドミル

公園ぐるぐる+トレッドミル

2017年からハノイ駐在
ランはただいま出直し中

娘の学校の秋休みを利用して、アウシュビッツなどに行ってきた。

 

5日 ノイバイ発、ドバイ経由、ウイーンへ

税金のセミナーが午後いっぱいかかり、結局帰宅は9時前後。

帰宅すると家族は準備したり、仮眠したりで待機中。

バタバタと自分の分をパッキング。

妻はちょっと具合悪そう。大丈夫か。

気合を入れて10時過ぎにノイバイに向かう。

 

エミレーツドバイ行き

チェックイン時点から、乗り慣れた日本路線とは雰囲気異なる。

みんな顔が濃い。彫が深い。いつもと違うな。

機内はかなり寒く、照明落ちると、天井に星がきらめく。砂漠のような演出。

私は防寒対策不十分と、深夜便ということで、疲れて、具合悪くなってしまった。

具合悪いことにこの航空会社は、なぜか毛布を着陸前に回収しに来る。

CAには抗えないので、やむなく寒さに耐えながら着陸を待つ。

エミレーツは、砂漠で塩対応の航空会社、で評価確定。


ドバイトランジット

薬局寄ったり、カフェでお茶したりでダラダラ過ごす。

今思えばロキソニン買うところを、間違えてアスピリン買って服用。

余計に寒くなる。

のど飴も購入。日本はないすごく効きそうなやつを発見。Koflet-H

 

フットレスト付きの椅子

トランジットエリアには仮眠に便利そうな形状の椅子があちこちにおいてある。

快適そうだが、4脚一組でつながっているので、誰かがゆすると全員揺れてしまいます。

見た目快適そうなので誰もが飛びつき混雑しているが、空いている通常シートにゆったり座って、膨らませてつかうオットマンで足を伸ばすっていうのがいい選択なのかも。
 

大きな喫煙所

ドアがつねに人の出入りで開いており、遠くからでもタバコのにおいがしてくる。

喫煙所の隣にはパン屋のPaulがあるが、いくら厳選した素材でつくっても、ここに立地するのは最悪だろう。

 

トイレ

個室は人が入れ替わるタイミングで、係員が一回一回除菌清掃をしていた。

なかなかそこまで衛生管理しているところはないとおもう。

ドバイならでは、なのか。

中にはそういう人がいないハズレトイレもありますが。

手先を乾燥させる機械はダイソンだった。


C13搭乗口からウイーン便へ

窓からドバイのでっかいビルは見えなかったが、パームツリー型の施設などは上空から確認できた。

ペルシャ湾、イラク、トルコ、黒海、ルーマニア、ハンガリー上空を通過。

 

イラクのアダイム・ダム


ウイーン到着、ホテルへ

すっかり体調崩れてしまった。

ゆっくり降機。荷物受け取り場所では、ベンチで横になって、妻娘に荷物をとってきてもらう。
外に出て、両替しとこうということで、600万ドンをユーロに両替。

両替商にとってはウハウハのレートで、感覚としては想定の半分くらいしかユーロが戻ってこなかった。

ベトナムドンは肩身狭いですな。現地通貨はキャッシングに限る。

ホテルまでは妻がアレンジした空港タクシーで移動。

乗車場所までちょっと歩き、ホテルへ―。
 

ホテル(西側にあるラディソン)到着

スタッフはなにかと大変親切だった。

チェックインカウンターは一、二個しかなく、一組ずつ丁寧に対応する感じ。

ちょっと待ち時間がかかった。

トラベルアダプターを忘れたことに気づき、フロントで借りた。

WIFIは無料。

私は完全に体調崩し悪寒がしていたので、部屋につくや就寝-。

部屋はゆったりしていて、娘用にRoller bedいれてもゆとりあり。

暖房が最高25度の設定でちょっと寒かった。温水パイプがメインの暖房なのだろうがまだこの時期稼働していなかった。

でも浴室には床暖が配置してありこれは大変快適だった。

 

夕食は妻がルームサービスを頼んでくれて、私はスープのみで休養。
 

家族は近くのコンサート会場へいき、弦楽四重奏を楽しんで1日目から大満足だったようです。

 

-----


6日 ウイーン滞在
朝、何とか元気になり、みんなで観光へ。

ハノイと違って街がきれい、空気がきれいで気持ちよい。

観光馬車の蹄の音が聞こえてくる。

ヨーロッパに来たなぁという実感。
 

ホーフブルク王宮

人影まばらな通りを歩くと、重厚な建物前の広場に出た。

王宮前には遺跡があって、あとで調べたら、ローマ帝国時代に築かれた、ウイーンの原型だったようだ。

 

Demelで朝食

王宮前から少し広い通りを進んでDemelを探す。

入り口ちょっと迷った。

まだ空いていてカウンター席へ。予約が必要かと心配したが、8時ころならまだ客はそれほど多くなく大丈夫だった。

セットメニューから注文した。EUR16のを頼んでみたが、パンの量が多く一部持ち帰り。

ここはアラカルトで頼んだ方がよいのではないかと思う。

オレンジジュースはお店のミスかもしれないが、最初と最後に計2回出てきて、大変うまかった。

ホットチョコレートは強烈に甘いです。


歴史地区(世界遺産2001年登録)散策

いったんホテルに戻って準備し、再度出発。

観光客の数が増えてきた。

ペスト記念柱聖ピーター教会を見ながら、シュテファン大聖堂へ。

ここは無料で入れるエリアだけにして、中に入って聖歌隊の合唱など見学。
 

そのあと、音楽やっている妻子の希望場所である、大聖堂裏手のモーツアルト博物館へ。

入館料は、JCBカード出したら割引になった。

写真撮影は禁止でした。最初のところをうかり撮影してしまい、制止されました。

楽譜の一部が展示してあって、妻子はそれを読んでは、

なんか今と書き方違うんじゃない?とか、あの一節だ!、とか言って楽しんでいた。

音楽やっているとそういう楽しみ方ができてよいとおもいます。

娘はピアノが展示してあると思っていたようだが、それはなかった。

そのかわりおそらくここで作曲したであろう、という部屋は示されていた。

ギフトショップで娘がちょっと魅かれた様子のピアノ型オルゴールなど購入。

 

 

シュテファン大聖堂の前で退去させられるミッキー


 

美術史美術館

お次は、私にとってのウイーンの本命目的地美術史美術館へ。

大聖堂前の観光馬車でそこまで言ってくれないか?と聞いてみたら、80ユーロと言われて断念。

料金は20分40ユーロ、40分(←たしか)80ユーロの2パターン。40ユーロなら利用したのだが。

近距離ながら地下鉄を利用し、リンクの外側へ。

地下鉄は改札なし。抜き打ちの検札で切符ないと罰金、っていうシステム。

 

駅からちょっと歩きマリアテレジア広場に到着。

重厚な美術館、博物館、マリアテレジア像の景観が素晴らしい。

 

マリアテレジアについて復習(wiki要約):

生きた時代:1717年5月13日 - 1780年11月29日=18世紀の人

誰の子?:神聖ローマ帝国ローマ皇帝、カール6世の娘

どんなひと?:

①オーストリア系ハプスブルク家、男系最後の君主(日本の今のお世継ぎ問題に似ている)。

相続問題で勃発したオーストリア継承戦争を戦い、1748年のアーヘンの和約で相続承認。戦争中にシェーンブルン宮殿の整備を開始。

②領土拡張を志向するプロイセンとシュレージエン(ポーランド・チェコの国境地帯)を争う。戦うために内政改革、軍改革を主導。外交ではプロイセン包囲網を形成。

七年戦争を戦ったが、不運にもエリザヴェータ女帝の崩御でロシアが離脱し、敗戦。1763年フベルトゥスブルク条約で、シュレージエンはプロイセン領と確定。

③晩年も改革を継続。衣装の自由化、イエズス会の禁止、義務教育の確立、死体解剖の許容など。

やや保守化して、子ヨーゼフとは、第1回ポーランド分割、バイエルン継承戦争では対立。

1780年、散歩の後に高熱を発し、死去。最愛の夫フランツと共にカプツィーナー納骨堂に埋葬。

 

美術館にはいってまずは長めに昼食とって休憩。

ウエイターが2-3人しかいないのに客は常時満席で大忙しだ。

(人種差別なく対応していただいたと思います。・・・欧米旅行では時々感じるが、仕方ないかなと)

 

 

展示室の中に入って、何部屋か通り過ぎた後にフェルメールの絵画芸術が登場。

作者自身がアトリエに飾って手放さなかった、と言われる作品。

おそらく技量をお客に示すために、いろんな技巧を取り入れた絵画になっている。

ヒトラーが購入して、アルトアウスゼー岩塩坑に隠し、戦後、売主ではなく、オーストリア政府に返還されたもの。

この美術館から外に巡回されることはしばらくなさそうと言われている一点。


現地でフェルメール作品を見るのは2011年のパリ以来。

しかし日本はファンが多いためか、美術館側もかなり競って誘致しているようで、

居ながらにして、10点以上はここ何年かで鑑賞できていた。

昔は、フェルメール目当てに、現地マラソン走りつつ、鑑賞していたものだが。

震災、ハノイ赴任、娘の学校の休みとかで、そうしたことは難しくなっていますね。

だいたいラン自体も減り、旅先でのランもなく、もうちょい頑張らないとなぁ、とおもう。

 

もう一点期待していたベラスケスは閉鎖されていて見れなかった。

子供のころにカレンダーになっていたやつ、本物見たかったです。

(日本に移送中だったようです→その名も、ハプスブルグ展

 

バベルの塔は現存する2作品のうち片一方は日本で、もう片一方をここで見ることになった。

やはりなかなかのコレクションであります。

印象派以降の作品は少なめですかね。

 

ルーベンスの聖母被昇天がある。マウリッツハイス展(2012年)でその下絵が展示されていた。

ベルギーに行けるのはいつの日か。


街歩きしながらホテルへ

王宮公園、モーツアルト像、ゲーテ像と徒歩で回って、オペラ座、ザッハーへ。

電気スクーターが普及していたが、使い方、返し方などよく調べてなく、利用せず。

あれで回れたら便利でしょう。

 

ザッハーでは中に入って飲食するのは、予想通りの長蛇の列なのであきらめ。

テイクアウトができないかと思ってホテルの人に聞けば、売店があるという。

裏手に回って売店でお土産用のトルテを買ってホテルでいただくことにした。

チョコが分厚く、若干シャリシャリとした感じがありますね。

ほんの少しレンジして表面をとろっとさせてから食べてもきっとうまいだろう。

 

教会前経由でホテル帰着
プラプラ歩いているうちに、最初にのった地下鉄の駅まで戻って来た。

妻はスワロフスキーなんかにも行ければ、と思っていたようですが、日曜はやってませんでした。

その他のブランド店なども閉まっている店が多かった。
 

途中で見つけたスペイン料理屋にふらっと立ち寄って、パエリアなどを夕食にテイクアウトすることに。

店員のおばちゃんは不機嫌そうな?肝っ玉系な感じの?ひとでしたが、味は良かったです。



7日 ウイーン、夜クラクフへ移動
ウイーンからクラクフへは寝台で移動しようと思って、ずいぶん前から予約してメールで確約を得ていたのだが、

確保できませんでした、ってことになって、夜発の飛行機に切り替えていた。

 

日中はゆったりウイーン散策。

 

シェーンブルン宮殿(世界遺産1996年登録

6時台にホテルを出て、Uberで夜明け前のシェーンブルン宮殿へ。

早朝に行ったらよい、というネット情報に基づき頑張って早起きしていったら、

やはりほとんど人はおらず、地元のジョギングする人が何人かいる程度。

観光客は我々だけで庭園はほぼ独占、というぜいたく体験となった。

10月初旬は程よくひんやりした澄んだ空気で散策にちょうど良い。

着いたときにはまだ夜明け前で、宮殿にはライトがついておりきれいに照らされていて、

庭園の頂上、グロリエッテに歩いていくうちに夜が明けて、ウイーンが一望できる。

教会の尖塔が朝日を背景に浮かび上がり、絶景ポイントとなる。

 

芝生は、キャタピラで動く小型ロボットで整備されている。遠目にはイタチか何か小動物のような感じにもみえる。

 

1.5時間ほど散策して、そのあと8:00-8:15入場で予約していた宮廷内の見学に移る。

入場券はサイトで予約すれば、Eチケットがメールで配信され、入り口で改札にそのバーコードを読み取らせればよい。

音声ガイド付き。

 

昨日のモーツアルト博物館もそうだったが、音声ガイドの解説は長い。

全部聞いている時間はなく飛ばし飛ばし行く。

これは旅行者用にコンパクトな解説にして、あとはガイドブックを読んでくれっていう体にすればよいと思う。

あるいは、ついたらまずガイドブックかって、それを片手に巡るっていうのも手か。

 

 

 

ホテルへ

シェーンブルン宮殿の領域内はWIFIの電波が届き、Uber呼び出し成功。
Uberで9時過ぎにホテルへ帰着。

その隣のカフェセントラルに直行して朝食。

Demelでの教訓から、火の通ったものをアラカルトで頼む。

ここは油断すると長蛇の列になる有名店だが、朝は比較的大丈夫なようす。


ホテルに帰着し、チェックアウト。荷物を預かってもらい、再び散策へでる。

 

旧市街散策、買い物

まずは昨日乗れなかった観光馬車を試してみようということで、王宮前までいって馬車に乗る。

20分コース。値段はシュテファン大聖堂前のものより少し高かった。

お気軽に効率よく要所を回ってくれるのでいい。

馬との触れ合いもでき、最後には何も言わずとも記念撮影もしてくれます。

 

キャンディー屋で買い物。スワロフスキーで買い物。マックでランチ。

楽譜が安いってことで、娘が何冊か購入。

TUMIで買い物。日本より数万安い。免税をちゃんと受ければさらに数千円は安くなる。

徒歩でホテルまで戻る。

ロビーで荷物整理やらでだらだら長めに時間つぶす。

 

Uberでウイーン空港へ

喫茶店でまた時間つぶし。

時間になってもカウンターがあかないので尋ねたら、荷物のチェックインはセルフチェックインシステムだった。

マレーシアのAir Asiaで一回経験したことはある。あれと同じ感じのもの。

ボンバルディアでクラクフへ

1時間程度であっという間に到着。

クラクフ空港では空港WIFIが弱く、外に出るとすぐに切れてしまい、Uberとの合流にちょっと苦労した。

ズロチをATMでキャッシング。ATMを5台試してようやく通信がつながったのか、引き出しに成功。

クラクフ空港発、Uberでホテルへ

道中は片道一車線の一般道。素朴な町をいくつか抜けていく。街灯も少なく途上国感あり。

ホテルは旧市街の中に位置していたが、Uberは旧市街に侵入できず、旧市街のすぐ外のラディソンで降ろされた。

そこから道がわからず重い荷物を1キロくらい引きずる羽目に。

SIMがあればよかったのに、とここではかなり不便を味わう。

道が石畳なのでスーツケースを引きずるのに相当苦労した。結局随分遠回りしてホテル着。

空港から旧市街のホテルに行く場合は、Uberでなく、タクシーを利用すべきかも。

ポーランドもユーロ使えるようになるといいのですが。
 

眺めはいい

 

インペリアルホテル

入り口が超狭くて、変わった作りだった。

窓から織物会館などが一望できる、結構広い部屋。

ウイーンの部屋の倍以上はある。

暖房は、温水パイプシステムで、まだ稼働してなかった。

寒いので、言ったら電気ストーブを貸してくれた。

しかしそいつが最大出力にするとすぐストッパーがかかっちゃう仕様で、低出力運転でしか動かない。そうするとあまり暖かくならないという・・・

仕方ないので部屋の中でも少し着込む。

あと、アダプターがホテルに備え付けのが中途半端なのしかなくてちょっと困った。

途上国感あり。

 

旅行期間中ではあるが、ハノイとは5時間ほど時差があるので、ちょっと早めに起き、仕事もした。
大体完全に仕事からは離れることは難しい。

 


8日:アウシュビッツ見学の日

ホテル目の前のスタバで朝食。パンケーキなど。家族3人ともほぼおんなじメニューを食っていた。

朝のクラクフは寒いです。

ホテルにいったん戻り準備して、頑張って歩いてバスターミナルへ(WIFIつながる)。

チケットはその場で無事購入でき、公共バスでアウシュビッツへ(ここがWIFI状況悪くつながらない)。

事前情報では、アウシュビッツと言っても通じないとか、ポーランド人の心情にかんがみそれを言わないで、オシフィエンチムというべきとか、あったので、Museumに行きたいです、といってみたら、アウシュビッツね、といわれた。

 

中谷さんのガイドで3-4時間。事前学習を十分していったので、見たことある風景を確認している感覚に。

 

中谷さんも毎日おんなじことの解説で大変だなぁ、と思ったが、そもそも3時間程度で語りつくせないし、

世の中が変われば、アウシュビッツの意味合い、価値も変化するため、

世界で今起きていることと関連させながら、この場所で起きたこと、展示の内容や、保存施設の意味について語っていた。

表現の不自由展と絡めておはなしされる場面も。

 

娘はまだ若いが、いつかまた思い出してくれればいいと思いました。

外見的には見わけもつきにくいことも多いユダヤ人という仮想カテゴリーに分類された人間や、

ユダヤではないが身体障碍者などを、いとも簡単に殺していくことに、なんで殺さなきゃいかんの!と強く疑念を抱きつつも、

その理由については、戦争、賠償負担、優生思想、傍観者としての大衆、などと言われてもまだ完全には理解できていない感じだった。

おとなでも、どうすりゃ防げたのか、似たようなことの再発をどうすれば回避できるのか、について答えはなかなか出せない。

例えばBrexitも、経済の低迷から、移民への不満の高まりが背景にあるが、そこだけ取れば、ナチ時代のドイツにも似た社会精神構造だ。

ホロコストの印象がまだ残っているうちは大事には至らないだろうが、また記憶が薄れれば人間のやることが過激化する局面もあるんでしょうね。

 

 

一緒に回った人の中に、本当にたまたまですが、「戦場のピアニスト」を救ったドイツ国防軍将校:ヴィルム・ホーゼンフェルトの生涯 、という本の翻訳者の方もいました。

 

売店で、写真集や、アンネの日記などを買い、併設のカフェで雨宿り。歩いてへとへと気味。

また公共バスでバスターミナル帰着。駅前のぼったくりタクシーを利用しホテルへもどり、ホテル併設のイタリアンで夕食(まあまあかな)。


9日 舐めれる世界遺産、ヴィエリチカ岩塩坑世界遺産1978年登録)などの日

スタバに妻子のために買い出しに行き朝食調達。

ホテル発、徒歩にてツアー集合場所のラディソンへ(WIFIつながる)。
ツアーバスで岩塩抗へ。
 

何百段もある木製の階段を下りていく。相当歩きますよ。

妻はすき間のある階段が苦手。

英語のツアーガイドについて回る。

地下にこんなにいろいろあるとは地上の閑散とした感じからは想像つかない。

なめてよいと言われたが、遠慮していた。




商業製塩はしてないが、地下水が出るので、副産物として塩が取れたりする。

娘と地下水をおっかなびっくり、ついに少し舐めてみたりした。

普通の塩水。おなかもこわしてない。

 

帰りは窮屈なエレベーターで40秒。
妻はあまり体力ある方ではないが、さすがに歩き疲れてグロッキー。

最後は、やっぱり塩をお土産に買いました。
 

ホテルへ戻る

ツアーバスでラディソン帰着。徒歩でいったんホテルへ。ホテル前のケバブ屋で昼食ゲット。(これはハズレだった・・・。)

 

午後からあちこちへ

休憩後またラディソンへいってUber捕まえ、シンドラーの工場へ。

しかし売り切れで入れず、周りを撮影しただけでおわった。

Uberで駅のショッピングセンターにもどって小休止。

バッグとか、またスワロフスキーとか、物色。

 

WIFIがショッピングセンターの中だけしか届かず、Uberとの合流に苦労しつつ、でラディソンへ戻る。

徒歩で旧市街入り口の雰囲気あるイタリアンへ。

予約なしだったが、開店直後だったためOKだった。

ウエイターが観光客慣れした感じでフレンドリーだった。

食事は、チキンサラダはGood。メインにすすめられた肉はまあまあだった。日本人が贅沢なのか・・・?

徒歩でホテル帰着。


10日 クラクフ半日ツアーへ。

ホテルチェックアウト。荷物預けて昨日と同じラディソンへ。

ツアーガイドと合流して市内一周観光へ。

映画のロケ地にもなったシナゴーグから出発。ガイドの説明がなかなかよい。客は我々だけ。

ホントのローカル料理を食いたいならこのへんだなーなどと解説を受ける。

 

シンドラーのリストで出て来たなぁ、などと思いながら歩く。

この一角にヘレナルービンシュタインの生家がある。

 

ヴァヴェル城へ移動。(クラクフ旧市街全体が世界遺産 1978年登録)

レンガが、冬の暖房用の石炭で黒くなっちゃうんだよー

マンガ博物館が見えるよー 磯崎新が設計したー

ヴァヴェルの竜が火を噴くよー

 

などと解説を受けながらあるく。

 

 


内部をじっくり見学。

土産物屋ですすめられたチョコや、クラクフガイドなどを買ってみる。

 

城を出て、聖アンドリューズ教会

を経由して

街歩きをしながら

聖マリア聖堂

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E6%95%99%E4%BC%9A_(%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%95)

 

トランペットの時報をきき

中を見学

やっぱガイドツアーはチケット買うてまとか、写真撮影許可とかいちいちとらなくていいので楽だ。

 

 

旧市街中心部で解散。

 

付近のポーランド料理屋でランチ。徒歩でホテルに戻る。

電車でワルシャワへ
ホテルでタクシー呼んでもらい駅まで行き、1等車を家族割りで購入。

インターネットの事前購入ができなかった。窓口で買うと少し高い。

電車でワルシャワへ(電車内はWIFIつながったと思う)。

 

田園風景を楽しむ。

 

途中虹が出た。うまいことで来ているなぁ。

旅の思い出。

 

駅からは地下道を通って徒歩でホテルへ(マリオットです)

日本語話せるポーランド人が少し助けてくれた。

結構眺めが良い。

ホテル内で夕食。こいつはたいしたことなかった。


11日 ワルシャワ街歩き+ピアノの日

ホテル内で朝食。夕食と同じ場所だが、うまかった。特にクロワッサンがすばらしい。
Uberで聖十字教会へ。葬式をやる人がいるようで、その関係者、旅行者と入り混じって中に入る。

「ショパンの心臓」なんかを見ていると、前の方で葬式が始まり、しばらく中で座っていたが、静かに退席。

 

徒歩でショパン博物館へ。

開館数分前に並んで一番に入る。いきなり不機嫌そうな姉ちゃんからチケット買ってはいる。

ショパンのおそらく全楽曲がきけるスペースがあり、長居しちゃいますね。

ピアノとか、デスマスクが印象に残った展示。

ショパンの手は見つけられなかった。妻子は音楽関係は得意分野なので、ショパンの恋人の展示なんかにも興味をそそられた様子。

ショップに立ち寄り、CDなど購入。こちらの店員はとっても感じのいい人だった。

観光客にとっては、こうした、売店の店員が旅の印象に大きく影響するよねぇ。

 

 

徒歩で近くのマックへ行き、昼食。マック内でUber呼び、ワルシャワ蜂起博物館へいってみることに。

 

展示物は重々しい。

 

 

社会見学の観光バスが並んでいる。

ナチスに抵抗して蜂起したが、失敗に終わった事件の展示で、事前知識ないと厳しいが、映像資料は、結構ショッキング、もろ死体の映像などが随所にあって、とにかくなんかすごいことが起きたんだなということは強烈に残る。

映像の力はアウシュビッツ以上かもしれないな。

心身ともに疲れ、カフェでまったり。

 

近くのコーヒー屋のWIFIをつかまえてUber呼びホテルへもどる。

夜はピアノコンサートへ
Uberで旧市街のピアノコンサート会場付近まで。少し迷って、あるいてギリギリコンサート時間に間に合う。

やっぱり旧市街はUberお断りなので、注意しないといけない。Googleマップ通りにはいかず、大回りになる。
こじんまりとした会場で、小さいKAWAIのグランドピアノで、欧州のいろんな大会で入賞歴多数のピアニストがショパンを、ときに丁寧に、ときにエネルギッシュに弾ききる。
途中の休憩では飲み物が別室で提供され、妻は迷わずアルコール。私は迷わずアップルジュース。
おわったら、娘がトイレに閉じ込められたりして、ハプニングあったが、娘は演者のCDを買って、記念撮影して、いい刺激になったようです。

旧市街 ワルシャワ蜂起の失敗で完全に破壊されたものを復興したということです

感慨深い

そういえば今回の旅で出会ったポーランドの方々は、自国がなくなった歴史や、共産化された時期について

事実として語ることが多かったようなきがします。


付近のポーランド料理屋にはいって夕食。

これはうまかった。

昨日のホテルの料理は何だったんだ?みたいな。段違いです。

 

食事終わって、旧市街の外でUberを捕まえるべく歩き、一台出会えずキャンセルしつつ、Sofitelまで歩き、ようやくゲット、ホテル帰着。


12日 最終日 公園散策など

 

ホテルでうまい朝食。
Uberで最後の観光地、ワジェンキ公園へ。
ここは行って大正解だ。

気候が大変良くて、紅葉の黄色が鮮やかで、かわいいリス、ネズミ感のない茶色いふさふさしたしっぽのリスがいて気持ちよく散歩できる。

ハノイにはないよねぇー。毎週末ここで散歩できたらいいでしょうね。

このリスはキタリスというらしく、冬眠はしない。

 


 

ショパン像(この周辺は公共WIFIがつながる)の周りで記念撮影して、Uberでホテルへ。

 

チェックアウト

マリオットはWIFI代金が請求されるうわさもあったが、請求されず。

無料ではないが、サービスでチャージしないようにするっていっていた。


Uberでワルシャワ空港へ

空港では免税手続きをミスってしまい、免税書類にスタンプを押してくれなかった。

出国審査後、昼飯にバーガー食ったり、妻子は免税店行ったりで時間つぶす。

余裕含みの日程が良いね。慌てずゆったり。

 

また、ドバイ経由でハノイへ。

イラク上空では高度が11000mから12000mに上昇していた。

撃ち落されたら怖いしな。

 

ドバイでは長椅子に陣取って仮眠。妻はまたちょっと買い物。

喫煙所の真横のPaulでクロワッサンなど6-7個買ってみた。

価格はバカ高い4000円くらい也。

 

ルーマニアのコンスタンツァから黒海へ

 

帰りは、膨らますオットマンのおかげと、防寒対策していったので、病気にならずに帰ってこれた。
イラク上空はほんと撃ち落されたりしないか緊張します。

 

 

自宅に帰着

ハノイに到着して、道々、なんとなく「途上国に戻ってきてしまったよー」というがっかり感を抱きつつ帰宅。

買って来たお土産を眺めながら気を紛らす。

 


----------
ネット接続事情全般
空港内でのSIM販売所はぱっと見、よくわからなかった。真剣に探しもしなかったが。
マレーシア、シンガポールではすぐに旅行者用SIM販売店がわかったのだが事情が違うようだ。
なので、滞在中はPublic WIFIを捕まえてはネットに接続していた。たいてい公共WIFI、フリーWIFIで何とかなるが、
ちょっとやっぱり不便な面もあった。
クラクフ、ワルシャワでは旧市街にはUberの乗り入れができないというのが不便です。ウイーンもそうだが、ウイーンはカフェ、スタバなどが多く電波拾いやすい。
----------
 

以下は自分用のメモ

 

----------
機内対策ルーティーン確定版

 

事前準備

・エコノミー席では窓側予約。

・最後方の座席。(トイレが近く人気ないので空いている場合がある。前の人がリクライニングを最大限倒してきても、最後方なら自分も倒せる。)

・コンプレスタイプのスポーツウエア上下を中に着用。

・胸ポケあるシャツ着用(パスポート、搭乗券用)。

手荷物検査
・列に並んだら、バックパックからPC+スリーブ取り出しておく。
・代わりに、時計、ベルト、ポケット周りのもの(ハンカチ・マスク・鍵・携帯等)をバックパックに収納しておく。
・上の2個を別々にトレーへ。靴(脱ぐ必要がある場合)、ジャケット等上着(着ている場合)を脱いでトレーへ。

・通過後は、トレー1個にまとめてちょっと離れたところで支度。

・その後ペットボトル飲料(水)一個(必要に応じてスナック、軽食)買う。トイレを済ませる。


搭乗、席についたら
・お土産などあれば上の棚。
・バックパックはいったん前の座席下。
・枕は座席の腰部分。
・ブランケットはいったん床。
・ヘッドセット、座席前ポケットの雑誌などその他機内備え付けのもの全部レジ袋などに入れて前の座席下。(但しエチケット袋はゴミ箱代わりに使うのでとっておく。)
 

着席したら

・靴を脱いで、前の座席と壁の間に重ねて収納。
①パソコン+アダプタ(スリーブ入り)をバックパックから出して自席ないし前席と機体の壁の間の隙間に待機。

 

②ポーチ(中身=(1)ヘッドフォン+(2)二個口アダプタ(ヤザワの航空機内用変換プラグ)、(3)USBケーブル(長め)、(4)低周波治療器、(5)薬(睡眠薬、目薬、アレルギー薬、かゆみ止め他)、(6)マスク、(7)アイマスク、(8)充電池、(9)ボールペン、(10)ガム、(11)のど飴、(12)マウススプレー、(13)除菌スプレー、(14)ティッシュ、(15)カギ(SIMカード着脱用)、(16)現地用SIMカード)、

 耳栓はいろいろ試したが耳がいたくなります。ヘッドフォンで代用(でも、ほんとにうるさいときのために入れておく)、

 顔拭きシートもあればリラックスのためによい場合がある

③眼鏡ケース(ハードケース)、

④買ったペットボトル(スナック)をバックパックから出して、座席ポケットへ。

 

⑤膨らませてつかうオットマン、

⑥ダウンジャケット(モンベル)をバックパックから出して床に。
 

USBケーブル+携帯をセット。

ヘッドセット+二個口アダプターをセット。

水平飛行後

・オットマン膨らませてセット。ブランケット被せる。
・機内食などは基本食わない。

 

トラベルピローだけはいまだに試行錯誤中で未確定。

顎を支えて、頭ががっくり前に倒れないような仕組みが必要。枕というよりは、首サポーターが必要なのかも。

----------

----------
ホテルチェックイン時の会話(確認事項)

・カードキーは人数分もらう。

・WIFIパス(必要に応じて)

・バスタブ有無→ありに替えられないか(必要に応じて)

・追加ベッドの搬入を頼んでいた場合の確認。

・朝食、(フィットネス、SPA)の階数、時間、チェックアウト時間などさらさらっと確認しちゃう(部屋にある案内を読むのが面倒)。

・周辺地図もらう

・アダプター(忘れた場合)借りる

・エアコン、室温調整の状況確認(必要に応じて、これはあとでハウスキーピングに確認してもよい)

・荷物は自分で運ぶ(チップが面倒)
・(出張の場合は)アイロンか、プレッサー搬入お願いする
----------