超音波ガイド下生検
予約時間の5分前にクリニックへ到着。初診のため問診票を記載しました。受診理由に「健康診断で要検査となった」ことを記載したところ、「健康診断の際に受けたマンモグラフィーと超音波検査のデータがなければ本日どちらも改めて行うことになる」と言う説明がありました。マンモグラフィーは痛いし、またお金がかかるのか…と一瞬思いましたが、また通院のための時間をとるのは嫌だったこと。なんとなく最近胸への違和感(痛み)を感じることがあったため、検査を了承しました。上だけ検査着に着替えるよう案内を受け、まずはマンモグラフィーから。その後部屋を移動しての超音波検査を行い、診察室へ呼ばれました。多分同じ年位のかわいらしい女医さん(超音波はこの先生が診てくださいました)から丁寧に説明を受けました。マンモグラフィーでは異常は見られなかった。最近生理前のような胸の張り(痛み)を覚える箇所はお水が溜まっているとこ(?)なので問題はないが、左胸上部に超音波で少し気になるところがある。このまま様子見としても悪性となる可能性はほとんどなく、5年、10年経過観察でも良いと思うけれど、もし気になるようであれば組織検査をすればよい。組織検査をするならば、後日でもいいし、明日出張などが入っていないならば今日これからでも調整可能ですがどうしますか?と聞かれました。私がその時に受けた印象は「今の段階でそこまでやる必要はないけれど、安心を得たいならやりますか?」という雰囲気。組織検査をするには、局部麻酔を行いボールペンの芯の太さ位の針で通り道を作り、細い針を入れて3か所くらい細胞をとること。大きな音がでるが、一番痛いのは針の通り道を作るところであることの説明を聞くうちに「毎年不安に思ったり、何年か経ってやっぱり受けておけばよかったと後悔するのは嫌だから今受けてしまおうかな」と思い、「今日お願いできますか?」と言いました。検査は30分くらいで終わると言われ、夫にこれから検査を受けることを連絡しました。一度待合室に戻り夫にLINEで細胞をとって検査をすることになったことを連絡していると、診察室からばちん!ばちん!ばちん!と言う大きな音が聞こえてきました。怖い。。。この日は長男のお誕生日が近いため家族で焼き肉を食べに行くことになっていたため、やっぱりやめておけばよかったかなと一瞬思いましたが、今更やりませんとも言いづらい。覚悟を決めてやるしかないと思い直しました。再度超音波を受けた部屋に呼ばれ、ベッドに横になりました。先生から改めて説明を聞いてから塗る麻酔、麻酔注射を行い、超音波で場所を確認しながら太い針を刺し、細い針を刺してばちん!取れた細胞を先生がプレートに乗せて顕微鏡で確認。その後、さらに2回ばちん!細胞をとることを繰り返し、最後に看護師さんに圧迫止血をしていただき検査終了。怖くてずーっと目を閉じていたので針の太さも道具も見ていませんが、そんな様子に気が付いたのか次に何をするとか、どんな痛みがあるとかどれくらいで終わるなど細かく声をかけていただいたため、心が折れることはなく検査は終了しました。結果が出るまでに10日くらいかかるとのこと。次回予約を入れてお会計で提示された金額は26,000円でした。想定外の金額のため、カードでお支払い。受付の方に「日帰り手術になるので、保険に入っていれば請求できますよ」と正式な術式を教えていただきました。痛み止めとしてカロナールを処方してもらいその日は焼肉屋へ直行。夫と息子にはご飯を食べながら「一応安心するために検査しましょう、って言われたから検査した」「結果は2週間後に聞きに行く」「胸が揺れると痛い」と言ったようなことを伝えました。この時は本当に「安心のための検査」であり「問題ない」と言う結果がでると思っていましたので、母にも電話して検査を行ったことを話しました。母の反応は「〇〇(母の妹)も乳癌と言われたけれど、部分切除だったし大丈夫だよ」と言う軽いもの。私の保険は母経由で加入しているため、日帰り手術の請求手続きの書類を送ってもらえるよう依頼してその日は電話を切りました。