vol.1313
こんにちは！
国立市で
美と健康を
美療という
視点でケアし
健康美容長寿の
実現を目指す
美療室ricoを経営しています
三島忠です
最近
ヘアカットを
褒められろ事が続きました
まだ顧客歴の浅い
お客様からなのですが
近頃は人に褒められることなんて
あんまりないので
なんだか照れ臭くて
特段変わった技術を
使っているわけではないのですが
その人のご要望と特徴を理解して
ライフスタイルにあったヘアデザインを
考えて施術をさせていただいているだけ
なのです
が
しかし
そのプロセスの中には
情報収集
カウンセリング
施術プラン
施術プロセス
フィニッシュワーク
それぞれの行程での
基本的なことがあるのです
そのことを少しでも外すと
良い仕事ができないと考えています
やっぱり
技術者として
「何事も基本が大切！」
改めて想うことです
これは
ヘアカットだけではありません
美と健康を実現するために
ricoが行う美療の基本的な
考え方があります
「髪はいったい
どうやって育つのか？」
これがわからないと
何か不調がでたとき
対策に何が必要なのかが
解りません
お客様に
何かご相談を受けたとき
心がけていることがあります
それは
「髪はあなたそのもの」
ということです
髪は切っても痛くないし
血も出ないので
知らぬ間に異物が
頭に生えているかのような
ケア法をとっている
場合がよくあります
「髪はあなたそのもの」
と言うことを
理解していただきたいと思います
食べたり飲んだりして
体内に取り込まれた食物は
胃腸で消化吸収され
栄養となり
血液に乗って
毛細血管を通じて
髪を作る組織にとりこまれます
取り込まれた栄養は
髪をつくる組織で
髪になります
そして細胞分裂を繰り返して
積み重なり成長していくのです
髪はあなたの
体内でつくられた
あなたの細胞
そのものなんです
今あなたの頭に
生えている髪は
あなたの過去の
頭皮と心身の状態で育った
過去の物です
過去の物を変えることはできません
変えることができるのは
未来に生え変わってくる
髪からです
もうこれ以上
白髪を増やしたくない
豊かな髪を維持したい
細くなった髪を元気にしたい
色んな悩みや不調を
改善していくには
あなたの頭皮と心身を
改善していかなければなりません
髪について考えるとき
とても参考になる見方があります
それは
「血余」と「血虚」
という
東洋医学的な見方です
東洋医学では髪は
血余＝血のあまり
と考えられていました
全身に十分に血が巡り
そのうちの余ったものが
髪になっていく
という考えです
全身の血流が良く
心身ともにエネルギーが満ち溢れ
元気いっぱいに活動できている状態で
はじめて元気な髪が育つということです
反対に
血虚
とは
文字どうり
血やエネルギーが
不足している状態です
この状態では
元気な髪を育てる事ができません
お客様の悩みや不調の
ご相談を受けたとき
髪だけを見るのではなく
身体の調子や生活習慣をお伺いして
改善への道を探っていきます
心身の状態を
いかに血余にしていくかが
とても重要です
美療ケアはここからスタートします
美容室では普通聞かれないような
お医者さんで聞かれるような
心身の状態をお伺いするのは
こんな理由があるんですね
ricoが目指す
美療とは
「その人自身が輝くこと」
それは
ヘアスタイルが決まっていたり
化粧が上手だったり
ということだけではなく
生命力を感じる美しさ
ヒト本来の内側から
溢れ出るエネルギーが
美しい髪と肌を創るということ
そんなふうに考えています
それでは
また明日
rico