vol.1403
こんにちは!
国立市で
美と健康を
美療という
視点でケアし
健康美容長寿の
実現を目指す
美療室ricoを経営しています
三島忠です
「髪はなぜ
永遠に伸び続けないのか?」
普段あまり考えもしない事ですが
この話を聞くと
「髪は生きている」
「身体の一部として
生命活動の一端を担っている」
そんな事が理解できると思います
ricoが美療を通じて髪を大切に扱う
理由のひとつでもあるのです
髪には
ヘアサイクルというものがあります
発毛期→活動期→退化期→休止期
そして
寿命を終えて
自然に抜け落ちていきます
サイクルには
性別や個人差がありますが
大体
4年から6年
髪が伸びるのが
1ヶ月で約1.5cm
6年間伸ばしたとしても
1メートルと少し
髪に寿命があるのは
神秘的というか
神様が考えてくれているというか
そんな
理由があるのを
ご存知ですか?
その昔
人類が自然の中で生きていたころ
人々は今のように
服を着ていませんでした
その頃の
人の髪は
「脳を守る」
だけではなく
「背後に長く伸び
人体を保温する役割」
を担っていたと言われています
と同時に
「背後からの衝撃を和らげ
心臓や肺臓などの
器官を保護する」
役割も兼ねていたそうです
これらの役割ゆえに
髪の毛は腰の下まで
伸びる必要があったのです
お尻から下にまで伸びてしまうと
歩行の妨げになるので
それ以上伸びないように
ヘアサイクルによって
調節されているんです
髪に寿命があるのは
お尻の下には内臓器官がない上
歩行の邪魔になるので
伸びる必要がない
という意味合いなんです
万物の創造主の
大いなる知恵とも言える
神秘的な現象ですね
そんな神秘的な髪を
私たちの体の一部として認識して
肌と同じように
優しく大切に扱って欲しい
髪を物質視する
傾向が強い現代
髪を飾り物のように
色をつけたり
曲げてみたり
ピカピカにコーテイングしてみたり
しかし
そのために使われる薬剤は
刺激が強く
髪そのものの
生命力を奪っているようです
髪を身体の一部
として見たとき
神経が通っていなくても
死細胞で形成されていても
髪は生きているんです
歳をとるということは
生命力が弱っていくこと
とも言えます
髪の生命力を奪うことは
人を老化させること
とも言えます
40代も過ぎるとなると
あちこちで老化を実感します
髪と肌も衰えてきます
そんなときに大切なことは
生命力を意識した
ケアをしてあげること
しかし
ほとんどのケアが逆に生命力を奪う
表面上のケアであることが多いのです
その代表が
白髪染め
綺麗に白髪を染めるために
使用する薬剤は
強烈に刺激が強く
アレルギーを起こす可能性が高い
成分が配合されています
髪を生き物と考えるなら
使用することはできません
当店が
一般的なアルカリ性の白髪染めを
取り扱わない理由です
美しさの価値観は人それぞれ
でも
綺麗にしようとおもって
美容室に行くのに
美容室の中で
行われていることが
まさか
老化を促進していることだなんて
40代以上のあなたには
少し考えていただきたい
そんなお話でした
それでは
また明日
rico
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