大日本スクリーン製造幻のデジタルカメラ① | 四畳半カメラ大系

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大日本スクリーン製造幻のデジタルカメラ

-90年代のミラーレス!?-

 

1.はじめに

 

 大抵のフィルムカメラユーザーが一度は考える、フィルムカメラをデジタルで気軽に撮りたい願いは時に難問だ。オールドレンズや大判レンズなどはマウントが共通だったりアダプターがあればデジタルカメラで意外と簡単に撮影は臨める。ところがフィルムカメラ自体をデジタル化することはまだ難しい時代にあるように思う。大袈裟な装置が必要だったり金がかかったりと実用化は程遠いだろう。

 

ハーセルブラッドなど一部の中判一眼レフはデジタルバックと融和性が高いのは羨ましいことだ。筆者は基本二眼レフカメラユーザーなのでデジタル化はとうに諦めている。しかし国産二眼レフの一部の機種は恐ろしく脆く、実用に厳しいカメラが多い。フィルムを通すだけで一苦労なのだ。そんな時、デジタルで気軽に撮れたらなぁ…と思う時があるものの、キチンと整備&工夫すればより良い結果はフィルムで出力出来る。

 

2.FOTEX F10

 

↓前回の記事参考


 アンソニー型カメラを中判フィルムで運用しているが、デジタルでも気軽に撮れるように改造したいと考えてデジタルカメラを探し回った。NikonD200でも撮れるが今のレンズでDXフォーマットではいくらなんでも狭すぎだろう。なので「フェーズワン」「リーフ」「マミヤ」「ハーセルブラッド」「GFX」辺りの購入を算段した。そんなことを考えて道すがら散歩していると公園をハイキング中のカメラマンから道こんなものを頂く。



FOTEX F10

なんとNikonFマウントのデジタルカメラ!レフも無いミラーレス一眼として使えるようだ。センサーはスクエアでそこそこ広い。形がヘンテコかつ巨大なのが気になるが良さげなデジタルカメラだろう。

 

3.謎のデジタルカメラ

 

 それでFOTEX F10はどこのカメラでどういった代物なのか?


いや全然知らないんだが…


②に続く