こんにちは。
ハワイ、LA、上海のTLC for Kids代表、船津です。
私が住むハワイは、メルティングポットやミックスプレートと呼ばれ、多様な人種や文化をルーツとする人たちが「混ざり合って」暮らしている場所です。
子どもの学校を見れば一目瞭然で、多様な人種、民族、文化を背景とする子どもたちが一つ屋根の下で仲良く席を並べて勉強しています。
そこにはマジョリティーやマイノリティーという上下優劣意識はなく、一人の人間としてお互いを認め、尊敬し合う態度がごく自然に育まれています。
ハワイといえば美しいビーチと太陽を想像する方が多いと思いますが、文化融合が世界で最も進んだ場所という顔があります。
そんなハワイの魅力を子どもたちが体験できるチャンスが夏休みです!
アメリカの夏休みである6月初旬〜8月初旬にかけて、ハワイでは子ども向けに様々なサマープログラムが実施されます。
多くのサマープログラムは外国人も参加できますから、子どもに生きた英語と異文化を体験させる絶好の機会です。
ハワイのサマープログラムは以下の3つに大別されます。
1)学校主催のサマースクール
2)YMCAなど非営利団体主催のサマーデイキャンプ
3)公的施設(動物園や美術館など)の教育プログラム
↓写真はPunahuoスクールのウェブサイトからお借りしました!
学校主催のサマースクール
プナホウスクール、イオラニスクール、ミッドパシフィックインスティテュートなど、私立学校のサマースクールは日本の子どもたちにも大人気です。
私立学校の美しく(広大な)キャンパスでアメリカの学校生活を体験することができます。
たとえばプナホウスクールのサマースクールは5歳から高校生を対象に、6月初旬から7月下旬まで実施されます。
外国人の子どもが夏休みを利用して参加することも可能です。プログラム期間は2週間〜5週間ですから、期間を通して参加できることが条件です。
学校主催のサマースクールは勉強系、スポーツ系、音楽系、芸術系など、あらゆるクラスから自分の好きなものを選ぶことができます。
ただし、参加するには、先生やクラスメートと簡単なコミュニケーションがとれるレベルの英語力を有していることが望ましいです。
↓こちらはイオラニスクールのミュージカルクラス
サマーファン・サマーデイキャンプ
YMCAやKamaaina Kidsなど非営利団体が主催するプログラムはサマーファンやサマーデイキャンプと呼ばれ、ローカルの子どもたちに大人気です。
名前の通り遊び中心のプログラムで、ビーチや水族館などを訪れてゲームやアクティビティをします。
もちろん遊んでいるだけでなく、動植物と触れ合ったり、ハワイの文化を体験したり、ウォータースポーツに挑戦したりと、盛りだくさんな内容です。
サマーファンはハワイだけでなく、世界中から子どもたちが参加します。
生きた英語に触れることはもちろん、世界中の子どもたちと交流できるのが素晴らしい点です。
参加できる年齢は5歳以上。参加期間は最低1週間からですので、短い休みしかとれない!という子どもでも参加できます。
サマーファンに参加するには高い英語力は必要ありません。最低限のサバイバル英会話(挨拶、トイレに行きたい、水が飲みたい)で十分です!
社交的でコミュニケーション能力が高い子どもにお勧めです!
↓Kamaaina Kidsのデイキャンプ!
市営・州営施設の教育プログラム
動物が好き!魚が好き!絵が好き!特定の分野へ関心があるお子さんには、ハワイの水族館、動物園、博物館、美術館などが主催するサマープログラムがお勧めです。
ホノルル動物園のサマープログラムは、動物にえさをあげたり、園舎の掃除をしたり、飼育員の仕事を体験することができます。
対象年齢は4歳〜11歳まで。期間は6月初旬〜8月中旬まで。参加は1週間から可能です。
プログラムの説明は全て英語なので、楽しむには、それなりの英語力が要求されます。
子どもの興味や関心を「英語で」伸ばしてあげたい!という方にお勧めです!
↓ホノルル動物のサマーキャンプ
ハワイで異文化体験!ご家族で考えてみてはいかがでしょうか!
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ハワイのサマープログラムに参加しても、すぐに友だちが作れて、異文化を楽しめる!そんなたくましい子どもを育てる本を書きました。ぜひご一読ください!