どうしたらハリーポッターが読めますか? | 船津徹の「世界標準の子育て」

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ハワイ・ロサンゼルス・上海で国際人育成を行う船津徹の「世界標準の子育て」ブログです!

こんにちは。
ハワイ、LA、上海のTLC for Kids代表、船津です。

英語学習のゴールは英語の本が読めること。

これは子どもから大人まで共通です。

目指す英語レベルはアメリカの小学4年生レベルの本が「スラスラ」読めること。

具体的には「ハリーポッター」が読めて理解できるレベル。

これも子どもから大人まで共通です。

目指す読書スピードは1分間に120単語。これはアメリカの小学4年生の平均音読スピードです。

*ちなみにHarry Potter and Secreter's Stoneの総単語数は76944語です。1分間に120単語で音読すると…10時間41分で読破です!



でもいきなりハリーポッターを読ませるのは無茶ですね。

そんなことをしたら「自分には無理!」と子どもを英語嫌いにしてしまいます。

英語の読書力を身につけるには「正しい順序」が大切です。

正しい順序とは…

1)フォニックスで正しい発音を身につける

2)サイトワーズで頻出単語を一目で読めるようにする

3)簡単な本を多読してフルエンシーを身につける


上の順序で教えれば、誰でも英語の本が読めるようになります。

英語教育を成功させるポイントは「できる!」「よめる!」という成功体験を積み重ねること。

*「分かる!」は後からついてきます!

小学生になると、どの子も日本で英語はさほど必要ないことを理解します。

必要ないことをやるには「やる気」が必要です。

「やる気」の源は「できる」という自信です。

「自分はできる!」だから「やろう」という気持ちになるのです。



小学1〜2年生の子どもに「英語は将来必要だから!」と言ってもムダです。

その年齢の子ども(特に男の子)は明日のことすら予測できません。

「将来」なんていうあいまいな目標では動いてくれません。

それよりも英語が「できる」「よめる」という喜びを実感させる方が効果的なのです。

また1冊読んだらスタンプ1個。スタンプ10個ためたら2000円のおもちゃが買える!みたいなご褒美制度を導入するのも良いでしょう。

動機は何にせよ英語を読んでくれさえすれば、必ず上達するのですから。

英語が読めれば、「Super Diaper Baby」や「Captain Underpants」など、アメリカ版「くれよんしんちゃん」みたいな本だって楽しめます!



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