この道は、どこへつづいているのか。それは、伸びて行く植物の蔓(つる)に聞いたほうがよい。蔓は答えるだろう。
「私はなんにも知りません。しかし、伸びて行く方向に陽が当るようです。」 -太宰治 パンドラの匣よりー
深い!
それと、無茶苦茶だけど自分の正義のみをやたら繰り返し主張するような人、こんなやついるよねあるあるってとこも深い!
「おれは、生れてから、こんな赤恥をかいた事はねえのだ。育ちが、悪くねえのです。おれは、おやじにだって殴られた事はねえのだ。それなのに、豚のしっぽ同然にあしらわれて、はらわたが煮えくりかえって、おれは、すじみちの立った
だんだん同じ様な事ばかり繰り返して言うようになった。
越後は、かっぽれをそっとベッドに寝かせてやった。かっぽれは、固パンのほうに背を向けて寝て、顔を両手で
実に妙な喧嘩であった。けれども、昼食の頃にはもう、もとの通りのかっぽれさんにかえっていて、固パンが、れいのらっきょうの空瓶を綺麗に洗って来て、どうぞ、と言って
まさかこの歳で太宰治に触れると思わなかったな。これもまた盲亀浮木。で、今の環境はまさしくパンドラの箱を開けてしまったみたいにろくでもないことだらけ。でも、俺のパンドラの匣にもまだ自分の知らない何かが残っているんだろうな。やっぱりなにかしら、希望ってものは残っている。
今回パンドラの匣を知るきっかけのユーチューブ超くだらないネットラジオ